■スポンサードリンク


青の炎



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
青の炎
青の炎 (角川文庫)

青の炎の評価: 4.12/5点 レビュー 355件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全271件 201~220 11/14ページ
No.71:
(4pt)

厚みのわりには早読みできる、面白い本である

 貴志祐介の本は「黒い家」以来いくつか読んでいるが…
 謎解きより、主人公の少年の心理状態に読み手も引き込まれていく。
 最初からムリな完全犯罪の挑戦ではあるが、どんどん吸い込まれていく、
 構成が旨いなあ、くどくない表現で登場人物がイメージできる文章には
 感心する。完全犯罪を目指す登場人物が…するのが、前置きで書ききって
 いるのも映画の構成の世界である。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.70:
(5pt)

こんなに切ない殺人者みたことないです

貴志 祐介さんの作品の中でもすばらしく心に響きました。憎い父親、何もしてはくれない警察。愛する母と妹を守るために、一人で完全犯罪に挑む青年。孤独で一人で、普通に過ごすこともできたはずなのに。読み終わった後そう強く感じた。彼の狂気が彼を動かしていたのか、それとも彼自身の意思で行動していたのか。「そこまでして家族を守らなくてはいけないのか・・・・。」やはり犯罪者の末路は決まっていますが、彼にはそうしてほしくなかった。不器用でもいいから生きてほしかった。心にべっとり今でも張り付いる。なんでそっちを選ぶのか、なんでそっちを選んでしまうのか。彼の選択一つ一つにそう不安を抱きながら読んでいくうちに、本の世界に知らぬまに入っていく作品だと思う。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.69:
(4pt)

“守る”ということ

何かと物騒な世の中になったものだ。テレビの画面、新聞の文面に表れる「青少年の非行」の文字にも、慣れてしまっていて、そんな自分がイヤになることもしばしば。秀一も「青少年の非行」に該当してしまう訳だが、私は、何故かしら、同情に似た感情を抱いてしまう。勿論、彼は罪を犯したのだから、許されるべきではない。ただ、本書で描かれ続けた秀一の心の揺れ動きを見ている内に、「皮肉なものだなぁ」などと思ってしまう。家族という、守るべきもの。それを守るために、今の私にはなにが出来るのだろうか。間違ったことをしてまで、家族を守れるだろうか。そんなことを考えさせられた。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.68:
(5pt)

いつまでも残るざわめき・・・

主人公、高校生なの?と疑いたくなる精神年齢。こんな高校生いるのかな?でも、なぜかぐいぐい引き込まれ、あっという間に読み終えた。とても「痛い」感じがのこった。あれから、さびれた、有名でないコンビにを見かけたり・・・、高校生らしき青年がかっこよく、自転車で通り過ぎる姿をみたりすると、また、ざわざわと胸がさわぐ。爽快感はない内容。でも、ずしん、といつまでも残っている内容。久々に心に重くのこった作品。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.67:
(5pt)

切ない涙を流しました

読み進むにつれ、完全犯罪を遂げさせてあげたい、と主人公櫛森秀一に対する思い入れが大きくなっていきました。大人っぽい印象と、幼さをまだ残す彼・・・そんなアンバランスな少年が試みる完全犯罪。殺人を企て、実行するまでの彼の心情といい、全てにおいて、17歳という絶妙な年齢設定が大きな意味を持った作品だと思いました。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.66:
(5pt)

青春ミステリの金字塔

初読から3年以上経ちますが、はじめてこの作品を読んだ時の衝撃と感動は忘れられません。昨今各所で取り上げられる「切れる少年達」。しかし、本作の主人公である秀一は、高校生とは思えない豊富な知識と斬新な発想を持って完全犯罪を計画します。愛する家族を守る為に。全編を貫く切なさとやりきれなさは、彼の殺意が私利私欲のためではなくひたすらに大切な存在を守ろうとするためであったという一点に終始します。殺人が悪いことであることは重々承知しながら、それでも主人公に同情し、ともすれば共感さえ読んでしまうのは、ひとえに筆者の心理描写の巧みさに起因します。その共感性の高さゆえに「殺人を肯定するのでは?」という議論さえ読んだ問題作ですが、筆者自身の立場は、この作品のラストで秀一が辿った運命に端的に表現されています。犯罪の実現性や上記のような本作の主旨を取り違えた議論より、1人の少年の「心の軌跡」を追った「青春」ミステリとして、本作に触れて欲しいと思います。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.65:
(5pt)

心の底から涙が出た

泣いた。僕は二年ぶりに本を読んで泣いた。ホント、すごくいい本です。騙されたと思って読んでみてください。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.64:
(4pt)

青白く燃える炎

愛する家族を守るため、少年は完全犯罪を実行に移す。あまりにも切ない殺人の動機。冷静でクレバーなようでいて、自分の心の中に燃える熱い炎に抗しきれない主人公。「罪と罰」をベースとして、「山月記」や「こころ」など、教科書でおなじみの作品を引用しつつ、主人公の心情を描いていくのが面白い。また、物理・科学の数式や英語のイディオムなども効果的に使われており、主人公が高校生であることのリアリティを感じさせると同時に、読んでいてなんだか懐かしい気分にもさせてくれます。最初の殺人の後の展開はちょっと必然性に乏しく、また、動機も不純なものになっていくため、若干トーンダウンしますが、それでも、若く、純真な主人公の苦悩を描ききった本作は、ミステリーとしても、また、青春小説としてもハイレベルです。特に若い読者におすすめしたいです。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.63:
(5pt)

最高傑作!

 人を殺すこと。その辛さ苦しみ。それが丹念に書かれている。 救いを求めながらそれを受けとめることのできない痛み、悲しみ。怯え、嘘で塗り固められて言いたいことも言えない。悲しく切なく、嘘をつきながらもどこまでもピュアな主人公。 映画は明らかな駄作だが、小説は読むべき。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.62:
(5pt)

青春だぁ。汗と海が光る。

題名がいいですね。ぴったり。青春だなぁと感じさせる部分あり、その中に揺らめく炎。主人公の内で揺らめく青の炎が青春真っ只中の青年を冷酷な殺人鬼へと化していく。主人公の気持ちが痛い程伝わり、最後は泪が出ます。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.61:
(4pt)

映画よりはマシですね

なんとなく買って読んだんですがおもしろかったです。家族内のトラブルや主人公の心情はよく表れていると思います。主人公が殺人を犯す瞬間も見入りましたし、殺人の方法も主人公の頭の良さを使っていてどきどきしました。ただ念入りなために化学式や専門的(なのかな?)な道具が出てきているためちょっと難しめな展開だと感じたので、☆4つです。そしてどんな風に明らかにされてしまうのか、ヒロインのちょっとした感の良さも魅せました。終わり方も主人公の優しさが見えてじんときましたし。映画の方もDVDで観たんですが、やはり2時間しか無いため内容が小説より分かりにくかったです。私は小説を先に読んだためわかってましたが。なんだかんだでオススメです。私は数ヶ月おきに読んでますので(^^)
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.60:
(5pt)

報われぬ思い

まわりの話題はもっぱら映画にある中、小説から入った私ですが、読みがいのある作品でした。主人公と同い年であるだけに、“日常”をよりリアルに感じました。それだけに、主人公に対する感情移入はスムーズでした。この作品を読む前、殺人というのは、悪いものだと、一方的に決め付けている節がありました。確かに、そうではあるのですが、なぜか、ページをめくるうちに、私も曽根に対する憎悪を抱き、主人公に共感し、応援している自分の心があることに気づきました。「殺人を応援するなんて、どうかしている」と思いながら…。しかし、やはり間違いでした。主人公は自分の幸せのために、家族の幸せのために、犠牲を払ってでも行動する人物ですが、結局そのやさしさが、自分を追い込み、家族を別の意味で悲しませる皮肉な結果となってしまったのだと思います。人を殺すことは、たとえ悪でなかったとしても、報われることはないんだな、と痛感しました。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.59:
(4pt)

強さと弱さ

せつなくて、哀しかった。1度踏み込んだらもう2度と元には戻れない。誰かと触れ合っていても埋められない秀一の孤独が、読んでいて痛かった。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.58:
(5pt)

最高!!

ぼくがいままで読んだ小説、いや全てにおいてこれが一番です。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.57:
(4pt)

少年には、前しか見えなかったのか

家族を守る為に、殺人を犯そうとする主人公。人に気づかれずに、いかに実行するか。巧みな心理描写と緊迫した展開に、読者はひきこまれる。少年に肩入れしたくなる人は多いだろう。大義名分を掲げていた少年だったが、話が進むにつれて己の保身で頭がいっぱいになる。周りの事が見えなくなり、ひたすら前にだけ進もうとする。その様は恐ろしいとも、また痛々しいとも感じた。本当に殺人以外手段はないのか?助けてくれる人間はいないのだろうか?残念だったのは、文中で説明が不足している箇所が幾つかあった事。詳しい物語の背景がわかれば、もっと話を堪能できた事だろう。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.56:
(4pt)

救いのない結末…

現代日本版『罪と罰』とのことですが、それにしても、救いのない結末だったような気がします。暴走しすぎだろってツッコミをいれたくなりました。が、それを差し引いても、後半の刑事とのやりとりやラストのヒロインとの逢瀬は普通に面白いと感じました。サックリ軽ーく読めたのも良かったです。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.55:
(5pt)

儚く切ない主人公

主人公の措かれた状況がもし自分自身に降りかかったら・・・そう考えた時、私には彼の選択が本当に間違っていると言えませんでした。一人の高校生が起こさずにはいられなかった悲劇。ただ家族を守りたいという純粋な感情が故に追い詰められていく少年の物語ならば、この話は間違いなく傑作です。作品自体も既に映画化され、この作品を通してより多くの人が少年犯罪について考えさせられた事でしょう。本の厚みの分、その描写から痛いほどの切なさが胸を突く作品です。まだ未読の方はゆっくりと噛締めるように読まれる事をお勧めします。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.54:
(5pt)

ベストな終わり方

ハッピーエンドではないけれど、きれいにまとまり文句ない終わり方。とても印象に残るという点でも満足できるので、★5つ。世の芥の舞台を高校生が演じるということで、物語全体がとても効果的に脚色されている。が、設定の不自然な点や無理な点が多少気にはなる。また主人公以外の人物がぼやけていたのが残念だが、それでも充分引っ張られる。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.53:
(4pt)

舞台設定で半分決まり!

最近、みんな安易に「せつない」「泣ける」連発しすぎ!と反発している自分なのに。主人公、せつない。平凡な高校生の生活が一人の最悪の闖入者を発端として崩れていく、そして連鎖。別に泣ける本を期待していたわけではないのに、ラストは涙が出ました。頭脳明晰な作者がどんな読者にも浸透するように、伝わりやすいように練り上げた文章(そんな気がする)も読みやすく、誰にでもおすすめ出来るエンターテイメント作品。映画は未見ですが、読んでいる時点で映像が浮んでくるような視覚的な小説です。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.52:
(5pt)

面白い!

最初に映画のほうを見てから原作に興味を持ち、読んで見ました。映画のほうでは主人公の少年が原作よりもややエキセントリックに描かれていました。若干の違いはあるけれど、映画、原作、どちらも好きです。高校生とは思えないほどに、彼の心の中には他の同年代の子たちには無い何か、暗く思いモノが潜んでいる。そこに惹かれ、目が離せなくなりました。悲しいほど優しく、だからこそ余計に残酷な結末。愛するものを守るために彼が取った行動。自分を守るため取った行動。非現実的な感じもするのに、主人公に感情移入しすぎてすべてがとてもリアルに感じ取れます。読んだあと、何かを深く考えずにはいられない。そんな作品です。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!