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国銅
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国銅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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テンポが合いませんでした。 奈良へ行くまでが長すぎると感じました。 すいません、諦めました。 | ||||
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何の感情も湧かない。読むのは時間の無駄。ただただ長いだけの文章を書き続けた著者と、出版した担当者には憤りを超えて心の底からの軽蔑を憶えるばかり。 | ||||
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著者の作品は「三たびの海峡」「閉鎖病棟」「ヒトラーの防具」など独特のヒューマニズムが感じられて好きで読んできたし、本作品もそういう意味での「エンタテインメント」(とオビにもある)を期待したのですがちょっと、というか大分期待ハズレでした。本作品で著者は大仏建立という稀有壮大なプロジェクトの裏側の名もない(数え切れない)使い捨て人足を描きたかったといいます。その通り描かれています、救いようのない幾人もの人足たちが。しかしそれ(人足の目線からみた古代日本)以外の場面展開が全くと言っていいほどなく、食うや食わずの時代、人間の現代の千分万分の一の重みしかなかった時代に国家を総動員して大仏建立が進められた背景や都の民・貴人の生活の描写もない。だから次は何かが起こる何かが起こるとずうっと期待しながら読み進めても結局何も起こりません。救われない話だな、という最初の印象が何度も反復され、途中いくつか「箴言」があって、終わり。過酷な環境のなか、一人また一人と周囲の愛する人を失う主人公が慰めを見出すのは・・・。この部分はけっこう肝の部分でもあり内容は書きませんが読んでいて私にはどうにもリアリティを欠く印象。「愛する人を失うのはつらいので最初から愛さないほうがよい」という教えを容れるべきか迷う主人公の心情も含めて感情移入しがたいのは、本書中の描写から得られる主人公の人物・背景情報がどうにも少なすぎる(その反面、大仏建立のテクニカルなプロセスはやけに細かい)からなのでは。すごく面白そうなテーマと思ってたのに、残念です。 | ||||
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