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もう君を探さない



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【この小説が収録されている参考書籍】
もう君を探さない
もう君を探さない (講談社文庫)

もう君を探さないの評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

とてもバランスの良い作品。

主人公・高梨龍平は高校教師。彼が勤める高校の女子生徒が家出し、
彼女を探すうちに暴力団幹部の友人が殺され、
その繋がりを追っていくと、彼の過去−教え子の自殺や殺された友人との関係−に複雑に絡んでくる。
そんなサスペンスフルなストーリーです。
タイトルも中身もちょっとだけ感傷的過ぎるかなって気もしましたが、
主人公の描き方が秀逸。かっこいい。
女子高でこんな先生がいたら間違いなく憧れちゃいます。
教えることが本当に好きで、内面に熱いものを持っていながらも、
過去に教え子を救えなかった呪縛から逃れられず、
生徒と距離を置いてクールに接している。
でも生徒の窮地を身体をはって助けに行くことができる。
男性としてすごく魅力的だなと思いました。
ラストで自殺した教え子から最期にもらった手紙を読む場面では、
涙腺がゆるゆるになってしまいました。
もう君を探さないAmazon書評・レビュー:もう君を探さないより
4062101904

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