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不倫純愛
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不倫純愛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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この作家の作品は初めて読みました。 官能小説が読みたくて買いました。 あっと言う間に読めて、想像しやすくて分かりやすかったのですが、 何だか読み終わった後に物足りなさが残りました。 それが何かというと、胸がキュンとするような切なさが無かったということだと分かりました。 この作品が悪いわけではありません。 私が求めているものとズレていただけです。 | ||||
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新堂冬樹である。「不倫純愛」、このタイトルだけみるならば氏を知っている人以外は昼ドラよろしくどろどろの愛憎劇、お涙ありと思うだろう。そこが新堂冬樹の仕掛けたトラップなように思えてしようがない。「白新堂」作品と思って読み進むと「黒新堂」が舌をだしてこういうのだ「だ〜まされた!そんなに甘くはね〜んだよ」と。純愛文章好きが文章の豹変にPTSDになるくらいのトラップを用意したのではないか。「黒新堂」派ではなくあきらかに「白新堂」派の方にオススメしたい。 舞台は非常に少ない、登場人物も少ない。ブスもブオトコも登場しない。自分勝手な男と平凡ながらも献身な妻、羨む作家と美人秘書。内容は、ありがちな設定ながらも新堂氏得意の展開ゆえに期待を裏切ることはない。「おらっおらっおらっ」とたたみかけてくれる。この「羨む作家」の風貌がテレビ番組に出演する氏を思い浮かべるさせるのもまたニヤリだ。 とはいえ「不倫純愛」に物足りなさを感じるのは、狂気と巧妙な仕掛けだろう。悲しいかな、下半身描写に眼が吸い込まれていってしまうのが男の性である。 | ||||
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この本は、普通に新堂さんの作品コーナーに置かれてました。「いいのかしら?こんなに過激な本なのにR指定じゃなくても・・・?」っていうのが、まず正直な感想です。 でも、読み方によっては、結構深いかも。人は常に自分の存在価値を見出したいと願っています。それが、男女の関係という形として表れただけで、会社での自分の居場所や肩書きを取っ払ったときの自分のアイデンティティーを求める、その変形パターンといえるでしょう。 あくまでもこの小説だけを例に挙げると「不倫って、自信のない人同士がやるものなのかなぁ」と感じてしまいました。正に二人の関係は共依存というべきで、主人公の京介は、女にモテたいというより、自分の男、もっというと「雄」としての存在価値を取り戻したいと強く願っています。 その京介の愛人は、恋人に一番愛されているという実感が無いゆえ、女としての自信が欲しい。そのくせ、既婚者に愛を求めるなんて、明らかに矛盾しているのですが、渦中にいれば、そんな理屈はどこかに飛んでいってしまうのでしょう。 京介は、自分の不貞に対して、とことん妻に罪悪感を持っており、そこが読んでいてどこか憎めません。「愛人がいて、何が悪い」という開き直りがあるわけではなく、愛人との性交中も常に妻のことが頭から離れない。「理性は欲望には勝てない」と言いつつ、罪悪感がどんどんエスカレートしていく。タイトルの「不倫純愛」は、完全に居直ったタチの悪い男には相応しくないのですが、京介なら何か許せそう(あくまでも他人事として)。バカな奴だな、と思わず笑っちゃいますが。 | ||||
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経験者が読んだら身につまされるけど…ただそれだけかな。最近は不倫を扱うとみんなこんな感じの作品になっちゃいますね。東野圭吾『夜明けの街で』も読んでみて。 | ||||
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