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三億を護れ!



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三億を護れ!の評価: 3.46/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

宝くじが当たった主人公の末路が面白い

以前読んでた本なのですが、また読みたくなり買いました。
三億を護れ!〈上〉 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:三億を護れ!〈上〉 (徳間文庫)より
4198927057
No.12:
(5pt)

宝くじが当たった主人公の末路が面白いです

以前読んでた本なのですが、また読みたくなり買いました。
三億を護れ!〈下〉 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:三億を護れ!〈下〉 (徳間文庫)より
4198927065
No.11:
(4pt)

ドタバタ劇

初め、ノワールかと思って読み始めましたが、最悪にイケていない主人公と、
三億円を巡る個性豊かな登場人物達が繰り広げる「奪還・強奪ドタバタ劇」
でした。
作者が得意とする残酷な描写などは無く、安心して読み進められます。逆に
「カリスマ」や「溝鼠」「ろくでなし」のような作風を期待すると肩すかし
を食らいますが、内容的には非常に面白く、一気に読破できました。
結構お勧めです。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
4198507171
No.10:
(4pt)

昔は面白かった

やはりこの人は昔は面白い。
始まりが、学習教材のセット物の販売会社の朝礼で始まる。
しがない中年のセールスマンが全然売れずに、しかし給料が必要で毎日の朝礼で虐げられてもじっと耐えている中で3億円の宝くじに当たってしまった…というところから急展開。
普通考え付くストーリーというのは、その3億を求めて、家族親族友人知り合いがどろどろなやり取りを…という感じだが、これはまた少し違って、3 億を騙し取ろうとする詐欺のグループに狙われた主人公を助けようとする会社の同僚と、その友人の出版社の編集長、その上を行く詐欺グループを詐欺しようとするグループの駆け引きがものすごい事になっていて、一気に読んでしまった。
しかも最後は自分が一番予想しなかった終わり方で、もう作者の発想に「あっぱれ」というしかない。
特に3億に寄って来ている女性を勘違いして、3億がなくなっても愛さえあれば…という主人公の浅はかさが、もう我慢できないくらい歯がゆい。
自分がこんな状況に置かれたらどんな事になるのか、また自分はどういう風に振舞うか、全く想像だに出来ないというのは、3億が当たらないからだろう(笑)
しかし新堂さんは昔は本当に面白かった。やはり本が売れて儲かったら書く熱意も減っていくのだろう…。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.9:
(5pt)

ここまで笑わせてくれるとは!

読後も思い出し笑いが止まらない。
新堂冬樹は天才だ!
超ド級のお笑い本。グフッ。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.8:
(4pt)

笑い終えると、わが身が・・・

初めて読む新堂作品ですが、ブラックコメディーとは想像していませんでした。今流行の“ワル”の手引書でもあり、コンゲームの楽しさもあり、最後のオチは、「ああ、やっぱり」になってしまいますが、途中の河内の争奪の様子は、先日NHKのBSでやっていたデ・ニーロの「ミッドナイトラン」を彷彿とさせ、ドタバタさ加減がとてもよかったです。はじめは、見下して笑っていただけの主人公、河内も笑い終えると、わが身にダブり、涙がにじんでいました。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.7:
(4pt)

究極のコメディ

読んでいていいの?本当にこんなに笑っていいの?と思えるくらい珍しく正真正銘の喜劇でした。新堂作品と言えば、シリアス作品であってもどこか笑える形容・表現があるのでどんなにドロドロだろうが残酷だろうが最後まで読み切れてしまうのですがその『お笑い』の部分だけが抽出された集大成だと思います。この作品のまず最初の見どころ、主人公ダメ男(=我々一般人)が3億円当たったときのリアクションでしょうか?とる行動も思わず『ああ、あるある』とうなってしまいました。その後の展開、3億を狙う、金のためならなりふりかまわずしまいにはプライドさえもかなぐり捨てて奪い合う者たちの人間模様、とっぴなキャラクター達。ある意味ハッピーエンドなのかもしれないと思われる結末もまたありなのでしょう。嫌いじゃないっす。ぜひ、すぎむらしんいち氏で漫画化して欲しいドタバタな一作です。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.6:
(4pt)

登場人物最高!

日常の生活が宝くじにより一変!とにかくスピード感あふれる作品で一気に読破してしまうかも。登場人物も様々で。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.5:
(4pt)

俗っぽいお笑い小説

非常にバカバカしいお話です。古典小説を読む人にはあまりに薄っぺらくストリー性も短絡な話ですが、笑えます。話の展開もだいたい想像できますが、無理があるというのでもありません。あえてかなり無理があると思われるのは双子の兄弟のキャラクターです。そんな人間はいません。さらっとこんなキャラクターが出てくるのなら許せますが、結構重要な登場人物になっているのでいただけません。間違いなく古典にはならないでしょう。文庫本になればまたそれなりにベストセラーに入ってくると思います。でも、この小説は笑えます。主人公の河内の言動、行動を見ていると悲しくもなり、滑稽でもあり、可愛らしくもあります。馬鹿馬鹿しい小説であることは変わりありませんが、こんな小説があっても良いし、この小説を読んで笑うユーモアも不景気の日本には必要ではないでしょうか?
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.4:
(4pt)

新堂ワールド全快!

 なんの取り得もない中年サラリーマンが宝くじで3億円に当選する。これでこのしがない中年男が幸せを掴んだことになるはずもなく、ここからドロドロ、ぐちゃぐちゃの新堂ワールドが幕を開ける。 3億円が当たった河内は、それまで営業成績が最下位であることをなじられ罵倒されつづけてもひたすら耐えていた会社を辞めてしまう。辞めた会社からの帰途に偶然出会った美女、みちるの落し物を探しあてたことからみちるとつきあうようになるが、みちるは河内の3億円を騙し取る為に周到な計画を練る詐欺師一味の仲間であった。河内を詐欺師から守ろうとかつての同僚大矢とその仲間が繰り広げる詐欺師一味との壮絶な攻防戦。しかし最後に3億円を手にするのは意外な人物であった・・・。 「銀行篭城」が薄味でらしくない感じであったが、これは新堂冬樹らしい内容になっている。(良し悪しは別にして・・・。)この世の中に救いなんてないのだということをとことんまで思い知らせていただけます。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.3:
(4pt)

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら・・・

ベタな設定、エンターテインメント性十分のベタな展開、ここまで馬鹿な人間っているか?と思ってしまうベタな心理描写などが、いつにも増してかなり徹底された作品のように思う。いつも通り「ありえねー(笑)」と思いながらも引き込まれてしまった。そして、最後には「やっぱ人間なんてこんなもんかもな」と他人事ではなくなり、性悪説や性馬鹿説論者になってしまいそうだ。また、この作家の十八番と言ってもいい見下しキャラと見下されキャラの、本心を隠し、心の中で毒ずくといったようなやり取りも多くあり、かなり笑える作品だと思う。女性への罵り言葉を書かせたらこの作家の右に出るものはいないだろう。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.2:
(4pt)

主人公も阿呆なら、読む私も阿呆な面白さ

久々の新堂節の連発に最近の中ではおもわずよだれがたれる内容と展開にうっとり。人物描写の巧みさはもちろん、その形容も新堂節炸裂「小首を傾げ舌を出すおやじ殺しのプリティフェイス」「廃墟の庭の伸び放題の雑草のように鼻腔から飛び出す鼻毛」もうこれだけでも新堂マニアにゃ充分です。3億が当たったことではじまった争奪戦。詐欺師たちの戦争とラストのどんでん返し、さらには書いている作者が「こんな役たたずでまぬけな主人公はどんな映画や小説にもでてきませんよ」と書かれてしまう主人公。最後にどろどろにならないところが新しい部分だが中身はこれまでの新堂氏著作のベスト盤的要素たっぷり。ラストにでてくる「ナッキー」「フネ」というキャラは是非堪能してほしい。残念なのは連載だったため、多少つぎはぎと無理な展開をつけすぎ、もっとすっきりはできたはず、僕はこの展開は好きなんですが、賛否あるかもしれないですね。でも読後には早速宝くじを買いにでかけますよ!悪夢も求めて。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
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No.1:
(4pt)

まずまず

 新堂冬樹は長さのある小説で力を出す。 描写が具体的で、伏線もじっくり張るタイプなので、短すぎると展開に無理を感じてしまう。 この本は、そこそこの量があるので、楽しめる。 2転3転するストーリー、登場人物の几帳面な表現。満足できる。 真犯人は、しかし、どうだろうか? ネタばれになるのでそれが誰かは書かないし、途中で予想した人物もここでは挙げないが(渋谷駅あたりで「あ」と思う?)、う~む。そう来たかという感じだ。 その点、『カリスマ』に通じるかな、少し。 新堂のよさを久々堪能できたとは思う。
三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三億を護れ! (トクマ・ノベルズ)より
4198507171

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