君が悪い



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初公開日(参考)2009年02月
分類

長編小説

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君が悪い

2009年02月20日 君が悪い

竹林英太(たけばやしえいた)は中学教師。真面目な性格でなにごとにも一生懸命、自分ではお人好しだと思っている。そんな彼が恋をした。離婚してから初めての、本気の恋だ。しかし、スナックのホステス・桃華(ももか)との恋路には、粗暴な常連客が立ち塞がっていた。彼女を、そして二人の未来をまもるために、竹林は行動に出る。…それが、延々と続く地獄絵図の始まりだった。世間を震撼させるような殺人犯も、一皮剥けば、きっとこんなもの。圧倒的なリアリティで迫る、純犯罪小説の白眉。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

君が悪いの総合評価:4.92/10点レビュー 25件。Fランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

君が悪いの感想

こういう設定(キャバクラ通いの勘違い野郎)は結構好きなんだけどな。
ちょっと、前半(始めの殺人まで)を引っ張ってほしかったな。

いきなり殺人で、その後も身勝手な殺し、殺しのオンパレード。疲れるわ…

のきま
PLEETMYE
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.24:
(4pt)

人間の転落する様を明快に表現した意欲作。

批判的なレビューが多いが、純粋に楽しめた。ごく普通の男がいとも簡単に殺人者に落ちていく様がジェットコースターのようなスピード感で描かれた本作。人間誰しも持っている、責任転嫁の極致を巧みな心模様で描写。また非常に読みやすく仕立ててあることで、人間の転落する姿を如実に表現している作者の力量に敬意を覚えてしまいます。ミステリー性は希薄だが、十分に読み応えあり。
君が悪い (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:君が悪い (光文社文庫)より
4334749801
No.23:
(1pt)

君が悪いというより『気味が悪い』そして世の中が悪い。

新堂冬樹の作品を 初めて読んだ。君が悪いというより『気味が悪い』
最初に殺される 鉄 も 駄洒落が好きだった。
たぶん 明らかに 駄洒落として 題名がつけられたのだろう。
竹林の 他人のせいにすることで、人を 次々に殺していくさまは すざまじいばかり。
最初の殺人は 故意ではなく起こしてしまった。そこで とどまればいいが。
遺体を解体してしまうまでの狂気が なんとも言えずおそろしい。明らかに 狂っている。
狂気を爆発させながら 教師をつづけ、新たな恋をする。はぁ。どうしようもない。

新堂冬樹はこのような物語をつむぐことで自分自身の精神的な安定はどこにあるのだろうか。
ホラー小説を書く人は しんどい生活をしているのだろうな。
と 想像以上の 生活苦 ですね。
ここまで苦しんで書いて いったい どんなことが報いられるのだろう。
こんな本を書くのも 『君が悪い。世の中が悪い。』と 新堂冬樹はいいたいのだろうか。
君が悪い (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:君が悪い (光文社文庫)より
4334749801
No.22:
(4pt)

あっさり読める黒新堂

グロテスクな場面もありますが、全体としてあっさり読めます。
ひねくれた主人公が自己中な理屈で犯罪を重ねる様が面白かった。
黒新堂をサラッと楽しみたい方にお勧めです。
君が悪い (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:君が悪い (光文社文庫)より
4334749801
No.21:
(2pt)

一番最悪なのはお前だよ

身勝手な論理で人を殺しまくる男。
とにかく殺す、バラバラに切り刻む、死体を処理する……それの繰り返しです。

自分勝手で人を殺しまくる設定は「半蔵の黒子」と共通しますが、
半蔵のイカれっぷりはウジ虫食べたり、妄想に取り憑かれていたりと比べ物になりません。

新堂冬樹は「無限地獄」と「カリスマ」がピークだったんですかね。

もう、あれ以上のものは書けない。
君が悪い (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:君が悪い (光文社文庫)より
4334749801
No.20:
(1pt)

新刊☆文庫小説レビュー

とあるライターさんがインタビューで文章が上手くなる方法を聞かれ、「とにかく文字数を書くこと。そして一人でも多くの人に見てもらうこと。」と答えていました。その言葉に心を打たれ、私はこのブログを始めたのですが本書と出会ってから早くもその心が揺らいでしまいました。

断っておきますが、私は作者の著書を10冊以上読んでいるそこそこのファンです。お得意の残酷描写やブラックな展開も基本的には好きです。ですから、生理的に合わないとか嫌悪感から★をつけたわけではありませんのであしからず。

ストーリーは中学教師の竹林という男が些細な諍いから殺人を犯してしまい、その殺人を隠すためにさらに殺人を重ねてしまうという話です。特にサスペンス的な要素もなく、文字通り取って付けたように次から次へと竹林に殺されるだけの脇役が登場し、残酷な殺され方をしていきます。報復や脅迫の意味を持たない残酷な行為は単に気持ちが悪いだけです。長編としては短めの小説ですが、単調な展開が続くので驚くほど長く感じました。ラストの展開も意外性のかけらもなく、今さらそれがどうしたというようなオチでした。

他の方のレビュ-でどこまでも手前勝手な竹林が作者の過去作『吐きたいほど愛してる。』に収録されている「半蔵の黒子」という短編の主人公の毒島半蔵を彷彿とさせるキャラクターだと言われています。しかし、半蔵は本作の竹林が足元に及ばない程に狂っています。半蔵より平凡な竹林で長編を作るのだからよほどストーリーに工夫がないと退屈な作品となるのは自明の理です。終盤にかけて思い出したように狂った人物として描かれる竹林と違い、序盤から全開(壊)の半蔵は一見の価値有りです。

書評ブログ書いています→http://bunko365.blog.fc2.com/
君が悪い (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:君が悪い (光文社文庫)より
4334749801



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