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君が悪い
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君が悪いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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批判的なレビューが多いが、純粋に楽しめた。ごく普通の男がいとも簡単に殺人者に落ちていく様がジェットコースターのようなスピード感で描かれた本作。人間誰しも持っている、責任転嫁の極致を巧みな心模様で描写。また非常に読みやすく仕立ててあることで、人間の転落する姿を如実に表現している作者の力量に敬意を覚えてしまいます。ミステリー性は希薄だが、十分に読み応えあり。 | ||||
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新堂冬樹の作品を 初めて読んだ。君が悪いというより『気味が悪い』 最初に殺される 鉄 も 駄洒落が好きだった。 たぶん 明らかに 駄洒落として 題名がつけられたのだろう。 竹林の 他人のせいにすることで、人を 次々に殺していくさまは すざまじいばかり。 最初の殺人は 故意ではなく起こしてしまった。そこで とどまればいいが。 遺体を解体してしまうまでの狂気が なんとも言えずおそろしい。明らかに 狂っている。 狂気を爆発させながら 教師をつづけ、新たな恋をする。はぁ。どうしようもない。 新堂冬樹はこのような物語をつむぐことで自分自身の精神的な安定はどこにあるのだろうか。 ホラー小説を書く人は しんどい生活をしているのだろうな。 と 想像以上の 生活苦 ですね。 ここまで苦しんで書いて いったい どんなことが報いられるのだろう。 こんな本を書くのも 『君が悪い。世の中が悪い。』と 新堂冬樹はいいたいのだろうか。 | ||||
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グロテスクな場面もありますが、全体としてあっさり読めます。 ひねくれた主人公が自己中な理屈で犯罪を重ねる様が面白かった。 黒新堂をサラッと楽しみたい方にお勧めです。 | ||||
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身勝手な論理で人を殺しまくる男。とにかく殺す、バラバラに切り刻む、死体を処理する……それの繰り返しです。 自分勝手で人を殺しまくる設定は「半蔵の黒子」と共通しますが、半蔵のイカれっぷりはウジ虫食べたり、妄想に取り憑かれていたりと比べ物になりません。 新堂冬樹は「無限地獄」と「カリスマ」がピークだったんですかね。 もう、あれ以上のものは書けない。 | ||||
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とあるライターさんがインタビューで文章が上手くなる方法を聞かれ、「とにかく文字数を書くこと。そして一人でも多くの人に見てもらうこと。」と答えていました。その言葉に心を打たれ、私はこのブログを始めたのですが本書と出会ってから早くもその心が揺らいでしまいました。 断っておきますが、私は作者の著書を10冊以上読んでいるそこそこのファンです。お得意の残酷描写やブラックな展開も基本的には好きです。ですから、生理的に合わないとか嫌悪感から★をつけたわけではありませんのであしからず。 ストーリーは中学教師の竹林という男が些細な諍いから殺人を犯してしまい、その殺人を隠すためにさらに殺人を重ねてしまうという話です。特にサスペンス的な要素もなく、文字通り取って付けたように次から次へと竹林に殺されるだけの脇役が登場し、残酷な殺され方をしていきます。報復や脅迫の意味を持たない残酷な行為は単に気持ちが悪いだけです。長編としては短めの小説ですが、単調な展開が続くので驚くほど長く感じました。ラストの展開も意外性のかけらもなく、今さらそれがどうしたというようなオチでした。 他の方のレビュ-でどこまでも手前勝手な竹林が作者の過去作『吐きたいほど愛してる。』に収録されている「半蔵の黒子」という短編の主人公の毒島半蔵を彷彿とさせるキャラクターだと言われています。しかし、半蔵は本作の竹林が足元に及ばない程に狂っています。半蔵より平凡な竹林で長編を作るのだからよほどストーリーに工夫がないと退屈な作品となるのは自明の理です。終盤にかけて思い出したように狂った人物として描かれる竹林と違い、序盤から全開(壊)の半蔵は一見の価値有りです。 書評ブログ書いています→http://bunko365.blog.fc2.com/ | ||||
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裏の解説文に「超身勝手な論理で」「黒い笑いに」とあったので、どれだけウィットに富んだ作品かと思い、購入。 結果は、星の数の通りである。 ワンパターンやご都合主義も、ここまで来るとわざとやっているのではないか、とすら思ってしまう。 そして、読了までに時間がほとんどかからなかった。自分でも驚いた。内容がスカスカだからだ。 「黒い笑い」という点も、確かに主人公の運の悪さ(自業自得?)も確かに冗談のようだが、それらを見ても行きすぎたご都合主義が鼻につくばかりで、笑いにはならない。 そして、読み始めたからすぐ、私の頭の中に浮かんだもの。それは「これ、何かに似ている」という思い。 それもそのはずである。主人公の「自分が絶対的に正しく、向こうが絶対的に間違っている」というショートしっぱなしの思考回路や、そのオチといい、 同じ作者の傑作短編集「吐きたいほど愛してる」(こちらはオススメである)に収録されている「半蔵の黒子」とほとんど同じなのだ。 そう。まったくそれを引き延ばしたかのような作品。 例えるなら、「一昨日のカレーがまだ余ってるな。薄めてカレーおでんにするか」といった感じか。それも不味いの。 ともかく、こちらを買うくらいなら「吐きたいほど愛してる」を買い、「半蔵の黒子」を読んでウジ虫チャーハンにゲロを吐くことをオススメする。 | ||||
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自宅では死体をバラバラにするという猟奇的な行為を繰り返ししながら、職場や 世間では、気弱で臆病で、体裁ばかりを気にし、その場を取り繕うのに必死な 主人公を見て、全く自分とそっくりな性格の彼に、深い感情移入を感じました。 一般人の目から見れば、主人公は全く卑屈で卑劣ですが、主人公が責任の 『とりかた』というものを、世間とは全く違う認識をしているところが、 この作品の面白さ、怖さではないかと感じました。 自分の尻をぬぐうのではなく、あくまで、他人のせいで自分が泥をかぶり、 他人の尻をぬぐっていると考えてしまう主人公。社会に対する自分の過ちを 省みるのではなく、その過ちから自分の平穏な生活を守ることが、責任を 取ることだと、主人公は勘違いをしていると感じました。その感覚に、 ぞっとするような共感を覚えました。 憤激や狂気に駆られての衝動的な犯罪なら、冷静さを取り戻せば、反省できます。 しかしこの主人公には、最初から自分が正しいと思って過ちを繰り返しているので、 反省する余地がありません。でも私は主人公を責められません。自分の名誉や、 地位を守るために、自分の責任を他人に押し付けている、私自身の醜い心の内面を 見ているような気がしたのです。 小説のように極端でなくても、誰にでもこういう負の部分はあると思います。 その負の部分を覗き込んでいるようで、それが読後感を悪くするのではないかと 感じます。 主人公の感覚に、強くシンクロする自分自身への自戒もこめて、 星5つを進呈したいと思います。 | ||||
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自宅では死体をバラバラにするという猟奇的な行為を繰り返ししながら、職場や 世間では、気弱で臆病で、体裁ばかりを気にし、その場を取り繕うのに必死な 主人公を見て、全く自分とそっくりな性格の彼に、深い感情移入を感じました。 一般人の目から見れば、主人公は全く卑屈で卑劣ですが、主人公が責任の 『とりかた』というものを、世間とは全く違う認識をしているところが、 この作品の面白さ、怖さではないかと感じました。 自分の尻をぬぐうのではなく、あくまで、他人のせいで自分が泥をかぶり、 他人の尻をぬぐっていると考えてしまう主人公。社会に対する自分の過ちを 省みるのではなく、その過ちから自分の平穏な生活を守ることが、責任を 取ることだと、主人公は勘違いをしていると感じました。その感覚に、 ぞっとするような共感を覚えました。 憤激や狂気に駆られての衝動的な犯罪なら、冷静さを取り戻せば、反省できます。 しかしこの主人公には、最初から自分が正しいと思って過ちを繰り返しているので、 反省する余地がありません。でも私は主人公を責められません。自分の名誉や、 地位を守るために、自分の責任を他人に押し付けている、私自身の醜い心の内面を 見ているような気がしたのです。 小説のように極端でなくても、誰にでもこういう負の部分はあると思います。 その負の部分を覗き込んでいるようで、それが読後感を悪くするのではないかと 感じます。 主人公の感覚に、強くシンクロする自分自身への自戒もこめて、 星5つを進呈したいと思います。 | ||||
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いかにも作り話といった感じのわざとらしい都合の良すぎる展開。 作者自ら書いているように、「できの悪い三流小説を読まされているような気分」。 見え透いたストーリーで、半分も読めば結末の見当がついてしまいます。 グロさをサスペンスと取り違えている? 気持ち悪いだけで緊迫感無し。 内容が薄っぺら。ただ身勝手な殺人犯を、裏腹な軽いノリで描いているだけ。 主人公に共感しているわけでもなければ警鐘とか社会批判というわけでもない。 単なる悪趣味に終わっている感じ。 | ||||
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いかにも作り話といった感じのわざとらしい都合の良すぎる展開。 作者自ら書いているように、「できの悪い三流小説を読まされているような気分」。 見え透いたストーリーで、半分も読めば結末の見当がついてしまいます。 グロさをサスペンスと取り違えている? 気持ち悪いだけで緊迫感無し。 内容が薄っぺら。ただ身勝手な殺人犯を、裏腹な軽いノリで描いているだけ。 主人公に共感しているわけでもなければ警鐘とか社会批判というわけでもない。 単なる悪趣味に終わっている感じ。 | ||||
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あくまでも自己中心的な主人公が毎回「君が悪い」と言いながら次々と殺人を犯して行く。 読み手の予想通りの展開で話が進み最後の最後まで予想通りの結果に至るわけだが、軽快な文章でラストまで一気に読める。 こんな主人公が存在したら恐ろしくて町も歩けなくなるだろう。 でも意外と近くにいたりして… | ||||
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あくまでも自己中心的な主人公が毎回「君が悪い」と言いながら次々と殺人を犯して行く。 読み手の予想通りの展開で話が進み最後の最後まで予想通りの結果に至るわけだが、軽快な文章でラストまで一気に読める。 こんな主人公が存在したら恐ろしくて町も歩けなくなるだろう。 でも意外と近くにいたりして… | ||||
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常に失敗を他人の責任にする主人公が殺人を繰り返すストーリー。 その描写はこれまでの黒い作品同様、かなりエグイ。 このため、他のレビューにあるように気分が悪くなる読者も少なくないと思う。 しかしながら、いつもの通り終盤にきっちりサプライズを含み、つまらない作品ではなかった。 主人公の性格は極端に偏狂にに描かれているが、最近「私が〜なのは〜のせいだ」と他人や政府、景気情勢の責任に転嫁する人間が増えているような気がするため、自己を客観視する責任感を持たない人間が主人公のような過ちを犯すかもしれないという教訓を含んでいる。 新堂氏のファンにはお薦め。 | ||||
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常に失敗を他人の責任にする主人公が殺人を繰り返すストーリー。 その描写はこれまでの黒い作品同様、かなりエグイ。 このため、他のレビューにあるように気分が悪くなる読者も少なくないと思う。 しかしながら、いつもの通り終盤にきっちりサプライズを含み、つまらない作品ではなかった。 主人公の性格は極端に偏狂にに描かれているが、最近「私が〜なのは〜のせいだ」と他人や政府、景気情勢の責任に転嫁する人間が増えているような気がするため、自己を客観視する責任感を持たない人間が主人公のような過ちを犯すかもしれないという教訓を含んでいる。 新堂氏のファンにはお薦め。 | ||||
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自分勝手な主人公によるグロい殺人話のオンパレード。 小説の醍醐味などお構いなし、目先の変わった構想が沸いたら書いてしまえという安易な感じがプンプンします。 自分は、この話は好きでなないです。 | ||||
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自分勝手な主人公によるグロい殺人話のオンパレード。 小説の醍醐味などお構いなし、目先の変わった構想が沸いたら書いてしまえという安易な感じがプンプンします。 自分は、この話は好きでなないです。 | ||||
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キャラクターは単純、ストーリーはご都合主義、結末は陳腐。殺人・解体の描写は見事だが、他が薄っぺらいのでまったく物語に入りこめない。 はっきり言って、10ページ程度で終われる話をだらだら引き延ばしているだけで、「安っぽい三文小説〜」という作中の台詞が自虐ネタかと思えてしまう。 これでは“君が悪い”では無く、買った“私が悪い”だ。 | ||||
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キャラクターは単純、ストーリーはご都合主義、結末は陳腐。殺人・解体の描写は見事だが、他が薄っぺらいのでまったく物語に入りこめない。 はっきり言って、10ページ程度で終われる話をだらだら引き延ばしているだけで、「安っぽい三文小説〜」という作中の台詞が自虐ネタかと思えてしまう。 これでは“君が悪い”では無く、買った“私が悪い”だ。 | ||||
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本作品を読み進めていくうちになんとなくストーリー の内容が読めてしまいました。 それに描写がグロテスクなせいもあり、読んでて少し 気持ち悪くなりました。 「君が悪い」じゃなくて「気持ち悪い」です。 | ||||
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本作品を読み進めていくうちになんとなくストーリー の内容が読めてしまいました。 それに描写がグロテスクなせいもあり、読んでて少し 気持ち悪くなりました。 「君が悪い」じゃなくて「気持ち悪い」です。 | ||||
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