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銀行篭城
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銀行篭城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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最後に殺されてよかったと思いますが、内容はいまいちかなー。 うーん。 変な感じ。 | ||||
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銀行に凶器を持った犯人が押し入り、籠城するというストーリー。 銀行内で行われる理不尽な暴力の連続。そういった描写が苦手な自分は途中で読むのを止めてしまおうかと思ったほどです。 でも、最後まで読み切った理由は『ここまで計画的にやりたい放題やっている犯人の目的は何なんだ?』と思ったから。 ただ、読み終えた感想としては『はぁ??』です。 射殺された父親の復讐?? いや、その父親は3人も人を殺して4人目に手をかける寸前での射殺でしょ?それの復讐て。 自分をバッシングしてきた世間への復讐?? 気持ちはわかる。でも、復讐するなら自分をバッシングしてきた人たちへの復讐では?まったく関係ない銀行員や一般人を殺しまくって復讐て。 自分を捨てた母親への復讐?? 自分から離れておいて?当時の心の葛藤から親と距離ができてしまうのはしょうがないと思う。でも、ここまで冷静に警察相手に立ち回れるくらい気持ちの整理がついているなら、犯罪を考え付く前に母親に会いに行って話し合えば終わった話でしょ。 など納得できない点が多々あります。 また、最後に犯人は母親からの愛を確認して満足げに一人死んでいきますが、残された母親や現在の母親の家族は結局『加害者の家族』という事でバッシングされるのでは? そこまで含めて「母親への復讐」という事なのか。その割には母の愛に満足して少し感動的な感じで一人死んでいくけど。自分と母親が受けてきた仕打ちを今度は母親にだけ押し付けるという最悪の結果。 旦那が殺人を犯しバッシングされ、今度は息子が無差別殺人を行いバッシングされる。 母親が一番かわいそう。。。 結局の所、事件を起こすには目的は弱いし本当にただの一人よがりに世間は巻き込まれ殺された人が多数いたという感動するポイントも無い話でした。 読書から遠ざかっていた自分でも一気読みできる面白さはありましたが、読み終えた今の心境としては再読はないだろうと思います。 | ||||
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あの実際の事件が 緊迫感あり 引き寄せる魅力があるのであって この小説そのものには あまり魅力無いように思います 単に死体の数を多くしただけで 現実の事件より 面白味 激減アレンジですね。 もし 僕が この籠城犯人だったら 人質1人分の命を天秤して、新堂氏を呼び出して 小説家廃業を要求します | ||||
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内容がなさすぎ。全くつまらない。読む価値がない。時間の無駄です。 | ||||
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小説が非現実的な世界を醸し出すとしたらこんな作品もあるのか。一切の妥協を許さない冷徹に徹する銀行籠城を主題にしているが、最終的には語りつくされた親との面会、あっけない幕切れには期待を裏切られた。なぜここまで徹底して犯人を持ち上げて起きながら尻つぼみになってしまったのか。単に人質を祭り上げただけなのか?。一般文学通算469作品目の感想。2012/11/06 | ||||
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銀行に籠城し、残虐な限りを繰り返す。 その目的が・・・あまりにも強引過ぎます。 どう考えても、結びつかないように思えます。 今まで読んだ新堂さんの作品では一番良くなかったです。 | ||||
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銀行に籠城する犯人の鬼畜ともいえる所業はさすが新堂氏。 後半は犯人の動機が焦点となる中、B級ドラマのような結果で残念。 全体的に盛り上がらない作品であった。 | ||||
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04年03月刊行の単行本を文庫化した作品です. 銀行籠城の臨場感を出すためか,章ごとに日時が添えられており, 犯人側と刑事側,それぞれをこまかく切り替えながら進むのですが, どうも効果的とは思えず,時間に追われる緊張感が伝わってきません. また,必要とは思えない説明的な文章や回想の多さはかなり退屈で, 物語に絡むものもあるのですが,ほかの多くに埋もれてしまっていて, それらが終盤になり繋がったときの印象がほとんどないように思います. ほかにも,現場の刑事とお偉いさんとのやり取りも型どおり過ぎるようで. 終盤も,物語の真相が見えだしてからちょっとあっさりと急ぎ足の印象で, いくつかの重いテーマを投げかけておきながら,あまりに物足らない締め方. 関わった人たちの思いなども,もう少し掘りさげてもらいたかったところです. いろいろとあった割にはどれも中途半端で,伝わってきませんでした. | ||||
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初めて、この作品で新堂作品と出会いました。 通常の立て篭もり犯は、自分の「生」を守る為に立て篭もる。 けれど、この犯人は「あること」の為に立て篭もる。命なんて その「あること」の前では、何の価値も持たない。 銀行内での冷静沈着な悪魔のような犯人が人質からひきだして いく、人間誰しも持っているドロドロした部分に自問自答しながら 読み進めていきました。そして読み終わった後、そのドロドロした 気分だけが残りました。結末に消化不良を覚えた結果のことだと 思います。 他の作品も読んでみようと思いつつ、少し時間をおいてしまうかも。 | ||||
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まずはじめに、一言。これは、今までの新堂氏の作品とはかなり違います。この作品がいまいちだった人は、他の作品も読んでほしいです。さて、なぜ私はこの作品を評価しないか。それは、1動機の薄弱さ2重い問題を提示したのにも関わらす、新堂氏なりの解答もないまま尻切れトンボで終わってしまう、この二点です。1について。あまり書きすぎるとネタバレになってしまうので、詳しく書けませんが、なぜ、全員の服を犯人は脱がせたのか?プロットを組み立てる上で、明らかに作者の都合としか思えません。 そもそも、銀行に籠城するという行為に走った理由は?これもよくわかりません。2について。そのままです。犯罪は誰も幸せにしない、というのはよくわかります。だから何?という感じです。重いテーマと二時間ドラマのような軽いタッチ、少なくともわたしには受け入れられませんでした。軽い作品を読みたい人向けの本です。 | ||||
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新堂冬樹を読んだことない初心者には、夢中で読める。 人間としての尊厳を人質に失わす展開に、恐怖心を掻き立てられる。 量的にも薄いので、程ほどに恐怖心を堪能出来る。 反対に新堂ファンになると、拍子抜けする。 「新堂作品はこんな程度じゃない」と、力説してしまいそう。 | ||||
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新堂冬樹の描く銀行篭城劇!新堂ファンは銀行篭城と聞くだけで 胸が躍らずにはいられないだろう。それぐらい彼が描く題材としては ビッタシである。だけれどもこの作品、ちょっとファンにはつらい。 この作品の一番の弱点、それはボリュームである。 新堂濃度が他の作品に比べて圧倒的に薄いのである。気分は関東から関西に転校して、うどんの汁の薄さに味気なさを 感じる小学生である。なぜか。 彼の小説の醍醐味の執拗な醜い内面描写が全然爆発しないのだ。 いや、爆発はしているんだけど新堂汁をすすってきた僕には 花火程度にしか感じられないのだ。 この爆発がないため消化不良を起こしたファンは 僕だけじゃないはずだ。次に銀行篭城に向かうまでの過程がすべてカットされていること。 銀行篭城のための下準備、主人公のそこに至るまでの心情は絶対に 描くべきだったと思う。 でも新堂冬樹初心者には入門書としておすすめしたい。 前菜ぐらいの感じで軽く読んでみてほしい。 多分もう新堂冬樹はもういいやーとはならないと思う。この作品は新堂濃度20パーセントぐらいしかないけれど、 それでも20パーセントは入っているのだ。 麻薬のように体にこびり付き次の作品を読みたくなる。 そんな罪な作品だと思います。 | ||||
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特に感想はありません。 幻冬舎の10周年記念作品・・・。 期待したんだけどなぁ。 とりあえず、熱くなれなかったです。 新堂冬樹さんは大当たりか大外れかって感じが僕は多いのですが、 今回は何かダメでした。下らなかったです。 | ||||
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