銀行篭城
- クライムノベル (72)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
銀行篭城の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半の冷酷な殺人鬼の繰り広げる殺戮と描写には凄味があって引き付けられましたが、後半はなんだか無理やり感が否めない。綺麗に終わらせすぎなのでは? | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1979年の梅川事件(三菱銀行人質事件)に影響されて書かれたものであろう。 その事件の犯人だった梅川氏よろしく、まさに冷徹な男そのもの、そう『悪魔』とすら呼べるような男が主人公である。梅川氏の名前や事件のことも作中に過去の事件として出てくる。 まぁ、こういうダークなものだからこそ、興奮してしまいスイスイ読み進められたのだが、そんな私の中にもまた人間の『原罪』的なものが宿っているのではと感じてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「銀行籠城」のアマゾンの読者レビューはあまりに低い。確かに新藤冬樹の名作ブラック小説「黒い太陽」三部作や「無間地獄」に比べればやや薄っぺらい感はある。しかし実際に起きた三菱銀行人質事件を考えれば、籠城状態の銀行の中がどんな地獄だったのかを想起させるには十分な小説であった。三菱銀行事件の犯人・梅川昭美は単なる残酷なだけの男だったが、本作品の犯人は警察より優れた知能の持ち主な所が小説を面白くしていた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後に殺されてよかったと思いますが、内容はいまいちかなー。 うーん。 変な感じ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
銀行に凶器を持った犯人が押し入り、籠城するというストーリー。 銀行内で行われる理不尽な暴力の連続。そういった描写が苦手な自分は途中で読むのを止めてしまおうかと思ったほどです。 でも、最後まで読み切った理由は『ここまで計画的にやりたい放題やっている犯人の目的は何なんだ?』と思ったから。 ただ、読み終えた感想としては『はぁ??』です。 射殺された父親の復讐?? いや、その父親は3人も人を殺して4人目に手をかける寸前での射殺でしょ?それの復讐て。 自分をバッシングしてきた世間への復讐?? 気持ちはわかる。でも、復讐するなら自分をバッシングしてきた人たちへの復讐では?まったく関係ない銀行員や一般人を殺しまくって復讐て。 自分を捨てた母親への復讐?? 自分から離れておいて?当時の心の葛藤から親と距離ができてしまうのはしょうがないと思う。でも、ここまで冷静に警察相手に立ち回れるくらい気持ちの整理がついているなら、犯罪を考え付く前に母親に会いに行って話し合えば終わった話でしょ。 など納得できない点が多々あります。 また、最後に犯人は母親からの愛を確認して満足げに一人死んでいきますが、残された母親や現在の母親の家族は結局『加害者の家族』という事でバッシングされるのでは? そこまで含めて「母親への復讐」という事なのか。その割には母の愛に満足して少し感動的な感じで一人死んでいくけど。自分と母親が受けてきた仕打ちを今度は母親にだけ押し付けるという最悪の結果。 旦那が殺人を犯しバッシングされ、今度は息子が無差別殺人を行いバッシングされる。 母親が一番かわいそう。。。 結局の所、事件を起こすには目的は弱いし本当にただの一人よがりに世間は巻き込まれ殺された人が多数いたという感動するポイントも無い話でした。 読書から遠ざかっていた自分でも一気読みできる面白さはありましたが、読み終えた今の心境としては再読はないだろうと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新堂作品の中では異色作。毎回スタンガンを駆使し、ひたすら殺しを楽しむかのような殺戮劇に目を覆いたくなるが、今回はスタンガン登場は一回だけ、動機を最後まで明かさず、最後の最後で一気に物語を締めくくるストーリーはハラハラ感が伝わり良かった。新堂作品は恋愛物と殺戮物の両極端だが、私は後者の方が、人間らしさがあり嫌気を感じながらもつい手に取ってしまう。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 32件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|