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無間地獄



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無間地獄の評価: 4.13/5点 レビュー 30件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

純愛小説作家だから?

上巻から予感はしていたのですが、下巻はBLまっしぐらでした。
カネの亡者と獄卒的な展開を期待していたので少し残念です。
無間地獄 下  幻冬舎文庫 し 13-2Amazon書評・レビュー:無間地獄 下 幻冬舎文庫 し 13-2より
4344402685
No.3:
(3pt)

これぞノワール。

ダークな世界を書かせたらトップクラスの作家・新堂冬樹の金融悪徳小説。

新堂冬樹の作品はよくピカレスク(悪漢)ロマンと評されるが、そうではないと僕は思う。
「麻雀放浪記」をはじめとするピカレスク・ロマンには男気、あるいはそこにいることの切なさが詰め込まれていて、それこそが最大の魅力になっているが、新堂作品にはそういう要素はほとんどない。あるのはただ、人間の汚さであり、心の闇である。
ピカレスクではなく、ノワール、それも純粋なノワール小説。

新堂作品は悪である。
いい悪いではなく、そこが面白い。
無間地獄 上  幻冬舎文庫 し 13-1Amazon書評・レビュー:無間地獄 上 幻冬舎文庫 し 13-1より
4344402677
No.2:
(3pt)

新堂冬樹の黒さ全開。

真っ黒な作家・新堂冬樹の金融悪徳小説・下巻。

読んでて思ったのですが、こういうのが好きな女の子ってのはいるんでしょうか。いたら会って話してみたいなぁ。そんなことつくづく思わされる小説です。

とにかく、出てくる人の心が醜い、やり方が汚い、おかしなくらいにあくどい。下手に書いたらギャグになってしまうくらいのものを、上手に汚く描く新堂冬樹。すごいです。
僕は好きです。

最近、白の新堂とか言いながら、純愛小説なんかを書いていますが、新堂冬樹の魅力はこっちの黒にあると断言します。
無間地獄 下  幻冬舎文庫 し 13-2Amazon書評・レビュー:無間地獄 下 幻冬舎文庫 し 13-2より
4344402685
No.1:
(3pt)

何かが足りない

冷酷非情な取立てを行う、闇金融を営む主人公の桐生。
彼には、思わず目を背けたくなるような悲惨な過去があった。
そんな過去に、アクセントとなる祖母の存在。
そして下品な描写。
人によっては嫌悪感を催す内容だろうが、暗黒小説と呼ばれるジャンルに
必要な要素を網羅した作品である。
しかし、この主人公、もしくはこの小説自体には何かが足りないと感じた。
下巻になると、もう一人の主役であるエステサロンのトップセールスマン、
玉城のキャラが立ってきて、それなりに読ませるのだが。
無間地獄 上  幻冬舎文庫 し 13-1Amazon書評・レビュー:無間地獄 上 幻冬舎文庫 し 13-1より
4344402677

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