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炎蛹 新宿鮫V
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炎蛹 新宿鮫Vの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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新宿鮫シリーズの第5弾 この作品は、シリーズ中で少し趣が異なる作品といってよいかもしれない。本編は、売春婦連続殺人とラブホテルの連続放火をサブの事件とし、メインは、外国から偶然持ち込まれた「炎蛹」の行方を追うというものである。 「炎蛹」が孵化することによって国内の稲が全滅するという設定なので、確かに重大な案件なのだが、過去の4作で鮫島が追った事件のイメージとも異なり、犯罪のスケールが小さく感じた。面白い作品で十分に楽しめるのだが、このミスなどの一般的な評価が、他のシリーズ作品と比較して低いのは、このあたりに理由があるのかもしれない。 | ||||
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読んでる間は、こんなに複雑にしなくてもいいのに...なんて思ってしまいました。いろんな要素からみ過ぎかなと。あまりに複雑なプロット...言い方を変えれば練りに練られたプロットなんでしょうけど。一気に読まないと登場人物がわからなくなってしまうような... ラストに向かってはいろんな要素が一気に収束するようなプロットなので、ぐんぐん加速して読みました。ちょっと出来すぎの結末ってカンジはしましたけど。個人的には「毒猿」、「無間人形」の方が好きかなぁ。 | ||||
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本来は二人一組で捜査するのが刑事という仕事の原則であるが、鮫島だけは事情があって一匹狼で捜査する。しかし今回は、いっとき二人一組になる。相手は刑事ではない。農水省植物防疫官、甲屋公典である。この奇妙な組み合わせが、今回の作品をユニークなものにしている。そして、鮫島の存在意義を改めて説明している。それは「組織の中での位置などに関心を持たず、自分の仕事に誇りを持つ」ということである。言葉では簡単だが、なかなか簡単な事ではない。その証拠に、その事を描くとこんな長編になる。最終版、三つの事件がたたんでいく様子はどきどきする。終り方は気にいっている。 | ||||
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大沢氏はどの作品においてもストーリー構成が面白いのだが、今作はシリーズ上最高である。登場人物の多さもさることながら、色々な出来事が複雑に絡み合い、最後にはそれらが一つになっていく。しかも、今までに無いくらいのスピード感!!それは時間に追つき追いかけ鮫と彼を取り巻く様々な人物が生み出していく事象が作り出す空間の妙だと感じた。一番のお勧め!! | ||||
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読み始めたら止まらない、という面白さである。これは、複数の犯罪が縺れ合い、一つの糸を解くとそれまで絡み合っていた糸がきれいにほどけて行く爽快感を醸し出している。同じシリーズでも一作毎にプロットを変え読者をあきさせない工夫がされている。何作読んでも飽きが来ないのである。 | ||||
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