■スポンサードリンク
無間人形 新宿鮫IV
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
無間人形 新宿鮫IVの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 21~40 2/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直木賞を受賞したから、この本がシリーズ最高かどうかはわかりません。 シリーズの中でベストの作品に直木賞が与えられるわけではなく、その半 年の間の他の作家の作品と比べてこの本がどうだったか?で選出されるの ですから、とボクははやる気持ちを抑えながら読みました。 やっぱり面白かったです。シリーズ4作目にして、どんどん面白くなって くるのですから、作者の力量は疑いようがありません。今回も敵役の魅力 は格別です。次第に自滅していく様子はドキドキしました。 晶がやばそうになってくる展開もハラハラでした。今で言う「危険ドラッ グ」を描いて、麻薬の怖さをまざまざと示してくれました。本当に見事な シリーズです。この先も楽しみでなりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
650ページにも及ぶ長編警察小説です。 新宿鮫と恐れられる刑事のシリーズものの4作目のようです。 初めてこのシリーズを読みましたが、なかなか面白かったです。 アイスキャンディという麻薬を題材に、鮫島が売人、組織、麻薬取締官などと渡り合っていきます。 しかし、読んでいて少しダレル部分もありましたので、 もう少しコンパクトにまとまっていたら、もっと良かったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ第四弾。直木賞受賞作というだけに読む前には大きな期待があった。 若者を毒牙にかける『アイスキャンディ』という麻薬を巡り、鮫島と麻薬取締が事件を取り合う。事件の黒幕は…鮫島の恋人の晶までも事件の渦に巻き込まれ… 少し厳しい意見かも知れないが、ストーリーに出来過ぎている感があり、迫真性に欠けるところが目に付く。直木賞を受賞するなら、前作の『屍蘭』か『毒猿』が妥当だったのではないだろうか。警察小説の面白さは、迫真性に裏付けられた警察組織の闇の描写とその中で繰り広げられる事件の真相を究明する過程ではないかと思う。 十分面白い作品であり、この先も楽しみなシリーズではある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新装版を20年ぶりに読む、シリーズベストか?、新装板5が待ちどーしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新宿鮫シリーズに凝ってしまい、読んでいます。 とても面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
問題なく、また、気にせずに読むことが出来ました。まあまあの管理状態です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もう5年以上前に1〜3を読んで久々にこのシリーズを読みました。 やはり初めて読んだ時の面白さを得る事はできませんでしたが それなりに楽しめて一気に読みました。 ただこのシリーズで私がちょっとあわないのは、恋人晶との関係がどうも・・・ 何か別次元での話のようで、今回の事件との関わらせ方も無理やり絡ませた感があります。 他の登場人物が割といい味でているので、もっと中心人物の背景を深く描いたほうが 重厚になったような気がします。 でもこれがシリーズものの面白さにもなるのかな? 5.6とあわせて購入したので続けて読んでみます! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズものですが、単発としても楽しめると思います。 これは第四弾(らしい)ですが、私自身、 このシリーズは過去に一冊しか読んでいませんが、十分に楽しめました。 警察や裏組織事情など、リアルな描写にぐんぐん引き込まれていきます。 また、今回はクスリ=覚せい剤をテーマにしたもので、 売る側がだんだんとクスリの被害者になっていく過程が、 「な〜る〜ほ〜ど〜」という感じで伝わってきて、 「ハマる」という感覚が分かりやすかったのも良いです。 ただ一点だけ、うーむ。となったのが、 とある兄弟の、兄のキャラがわかりづらい点。 結構大事なキーパーソンなのに、 彼に共感できなかったので感動が薄れてしまったような気がします。 どんな風に恋をしたの?なぜそこまで本家を恨むの? 弟への愛情がなぜあんなに深かったのか、もう少し描いてほしかった。 緻密に計算して冷静に物事を計画する男、 その意外な一面、みたいなのをもう少し掘り下げていたら 共感できたのに、と思うとちょっと残念です。 とはいえ、圧倒的な筆力?とでも申しましょうか、 ぐんぐんぐんと分厚いページを読み進めてしまうのは、 さすがだと思います。 週末、ハードボイルドに 思いっきり浸ることができて、満足の一冊でした! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「新宿鮫」シリーズは、カテゴリとしてはハードボイルド・サスペンス小説であり、私のようなミステリ小説ファンにとっては、その存在が気にはなりつつも、今一つ、手を出す気にはなれなかったのだが、意を決して?まず、日本推理作家協会賞の受賞作であるシリーズ第1作の「新宿鮫」と、直木賞受賞作のこの「無間人形」を読んでみることにした。 そのうち「新宿鮫」の方は、終盤まで犯人が明らかにされていないので、一応はミステリ小説ファンでも読める体裁にはなっているのだが、この「無間人形」は、刑事・鮫島と相対する覚せい剤の卸売り組織と密造者の素性が最初から明らかにされてしまっているので、ミステリ的な要素は皆無といっていい。 その物語は、鮫島と彼らが交差する場面から、ようやくサスペンス小説らしく白熱してくるのだが、そこまでで400ページ以上掛けており、とにかく長いのだ。大沢在昌は筆力のある作家なので、読んでいて決してだれるということはないのだが、「この作品のどこが直木賞なのだろうか?」とは思ってしまう。 それでも、一定の結末の果てに、密造者たちの人間ドラマが明らかにされるくだりでは、直木賞の理由の一端が垣間見えてくる。本筋の物語はこの段階で終わっているので、私は、感慨と余韻を残したまま、ここで物語を終わらせた方が良かったと思う。しかし、作者は、本来は付け足しのエピソードであり、しかも、どう考えても合理的な説得力に乏しい無理筋の感が否めない鮫島の恋人・晶が誘拐され、ピンチに陥る設定で、さらに物語を70ページ以上も引っ張っていくのだが、読む方としては、今一つ納得できない無理矢理のサスペンスに、素直に没入する気にはなれない。 私は、この2作品を読んで、読者を飽きさせず、それなりに読ませてしまう大沢在昌の筆力の高さは認めるものの、このシリーズにはそれほどの魅力を感じなかった。最終話ないしは鮫島と晶の関係に劇的な変化でもない限り、今後、このシリーズの作品を読むことはないと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「新宿鮫」シリーズは、カテゴリとしてはハードボイルド・サスペンス小説であり、私のようなミステリ小説ファンにとっては、その存在が気にはなりつつも、今一つ、手を出す気にはなれなかったのだが、意を決して?まず、日本推理作家協会賞の受賞作であるシリーズ第1作の「新宿鮫」と、直木賞受賞作のこの「無間人形」を読んでみることにした。 そのうち「新宿鮫」の方は、終盤まで犯人が明らかにされていないので、一応はミステリ小説ファンでも読める体裁にはなっているのだが、この「無間人形」は、刑事・鮫島と相対する覚せい剤の卸売り組織と密造者の素性が最初から明らかにされてしまっているので、ミステリ的な要素は皆無といっていい。 その物語は、鮫島と彼らが交差する場面から、ようやくサスペンス小説らしく白熱してくるのだが、そこまでで400ページ以上掛けており、とにかく長いのだ。大沢在昌は筆力のある作家なので、読んでいて決してだれるということはないのだが、「この作品のどこが直木賞なのだろうか?」とは思ってしまう。 それでも、一定の結末の果てに、密造者たちの人間ドラマが明らかにされるくだりでは、直木賞の理由の一端が垣間見えてくる。本筋の物語はこの段階で終わっているので、私は、感慨と余韻を残したまま、ここで物語を終わらせた方が良かったと思う。しかし、作者は、本来は付け足しのエピソードであり、しかも、どう考えても合理的な説得力に乏しい無理筋の感が否めない鮫島の恋人・晶が誘拐され、ピンチに陥る設定で、さらに物語を70ページ以上も引っ張っていくのだが、読む方としては、今一つ納得できない無理矢理のサスペンスに、素直に没入する気にはなれない。 私は、この2作品を読んで、読者を飽きさせず、それなりに読ませてしまう大沢在昌の筆力の高さは認めるものの、このシリーズにはそれほどの魅力を感じなかった。最終話ないしは鮫島と晶の関係に劇的な変化でもない限り、今後、このシリーズの作品を読むことはないと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待して読んだんですが、正直いまいちでした。 ハードボイルドって言うらしいけど、この手の色気のない文章は個人的に駄目です。 ひねりもなければエロさもない、涙も納得も笑いもオチもどんでん返しも裏切りもなし。 女の人の書き方もつまらないですね。乱暴な言葉遣いに合わないさっぱりした優しい性格の女。そんなのどこが面白いんですかね。 唯一の魅力は、香川の兄弟ですかね。特にお兄さんがシブい。 あと、もう一人の悪役も、想像を裏切って魅せてくれました。 悪役を書くのは上手いですね。 あと、薬の作用の描写もとても上手だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待して読んだんですが、正直いまいちでした。 ハードボイルドって言うらしいけど、この手の色気のない文章は個人的に駄目です。 ひねりもなければエロさもない、涙も納得も笑いもオチもどんでん返しも裏切りもなし。 女の人の書き方もつまらないですね。乱暴な言葉遣いに合わないさっぱりした優しい性格の女。そんなのどこが面白いんですかね。 唯一の魅力は、香川の兄弟ですかね。特にお兄さんがシブい。 あと、もう一人の悪役も、想像を裏切って魅せてくれました。 悪役を書くのは上手いですね。 あと、薬の作用の描写もとても上手だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズはハードボイルドゆえなのかあまり生々しい女性は出てこない。この作品のゲストヒロインも設定は個性的だが造詣自体は類型的で男にとって都合のいい女しか出てこないのが残念。唯一「生きた女性」といえるのは最新作狼花の明蘭くらいだろう。小説・映画・アニメ等作り物の女性しか知らないような男には到底許容できない明蘭は狼花と称するにふさわしい生々しい女性であった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直ページをめくるのがいやでした。 だって、めくればめくるほど、新宿鮫の世界が終わりに近づいて行く。 覚せい剤の怖さ、暴力組織の怖さをえがき、主題は人間の業の深さなのかな。 とにかく納得の一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直ページをめくるのがいやでした。 だって、めくればめくるほど、新宿鮫の世界が終わりに近づいて行く。 覚せい剤の怖さ、暴力組織の怖さをえがき、主題は人間の業の深さなのかな。 とにかく納得の一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一人の男の、悲しく切なく、屈折した想いが「アイスキャンディ」という覚せい剤を 世に放った。しかしその行為は、彼の意思とは関係なく、多くの人間を破滅へ導いて 行く。そしてその手は鮫島の恋人、晶にまで伸びていく...。 「アイスキャンディ」の利権に群がる人々の攻防、「アイスキャンディ」の壊滅とい う同じ目的を持ちながら対立する鮫島と麻薬取締官との攻防、「アイスキャンディ」 を作った兄弟の悲哀、様々な愛情、友情、そして使命。そんな色々な要素を盛り込み ながら物語は進んで行きます。 派手なアクションシーンもあり、まさにエンターテイメントな作品です。 ただ読後感はとにかく悲しく、切なく、しんどかった...。 その点で☆1つ分減りました。ただこれは好みだと思います。そういう作品が好きな 方にはおススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一人の男の、悲しく切なく、屈折した想いが「アイスキャンディ」という覚せい剤を 世に放った。しかしその行為は、彼の意思とは関係なく、多くの人間を破滅へ導いて 行く。そしてその手は鮫島の恋人、晶にまで伸びていく...。 「アイスキャンディ」の利権に群がる人々の攻防、「アイスキャンディ」の壊滅とい う同じ目的を持ちながら対立する鮫島と麻薬取締官との攻防、「アイスキャンディ」 を作った兄弟の悲哀、様々な愛情、友情、そして使命。そんな色々な要素を盛り込み ながら物語は進んで行きます。 派手なアクションシーンもあり、まさにエンターテイメントな作品です。 ただ読後感はとにかく悲しく、切なく、しんどかった...。 その点で☆1つ分減りました。ただこれは好みだと思います。そういう作品が好きな 方にはおススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがに直木賞を受賞したという作品で、シリ-ズ中最も長いと思われる分量を飽きさせずに最後まで読ませてしまいます。 この作品に登場する地方財閥の分家兄弟、晶の元バンド仲間の背負った悲しいコンプレックスが心に残り、すべてを平らげようとする暴力組織に社会の裏側の壮絶さを感じた。 志を半ばにステ-ジから降りること、本家のプレッシャ-にアイデンティティ−を発揮できないもの、それぞれの悲しい結末には胸を打たれるものがあった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがに直木賞を受賞したという作品で、シリ-ズ中最も長いと思われる分量を飽きさせずに最後まで読ませてしまいます。 この作品に登場する地方財閥の分家兄弟、晶の元バンド仲間の背負った悲しいコンプレックスが心に残り、すべてを平らげようとする暴力組織に社会の裏側の壮絶さを感じた。 志を半ばにステ-ジから降りること、本家のプレッシャ-にアイデンティティ−を発揮できないもの、それぞれの悲しい結末には胸を打たれるものがあった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒頭、麻薬の売人との小競り合いで始まり、やがて鮫島の恋人晶が麻薬の 元締めの待ち受ける地方にツアーに行く事になる。 巧みな伏線です。 ラストまで読者はこの先どうなるかと、はらはらしながらページをめくる事になる。 エンターテイメント小説の王道を行くような構成。 大沢 在昌の「巧さ」が際立つ作品です。 ただ、同じ新宿を舞台にした「不夜城/馳 星周」を読んだ時のような 「凄さ」は感じられない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!