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屍蘭 新宿鮫III
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屍蘭 新宿鮫IIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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30人近い死人を出した御苑の事件について僅か一行しか触れられていなかったのが唯一の注文。 それにしても、作り込みがしっかりしすぎてどこまでが事実かフィクションか分からない。あり得ない設定のはずだが、絶妙のリアリティがある。 鮫島の警官生命の危機は本当の生命の危機よりハラハラさせます。 | ||||
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新宿鮫シリーズの3作目で、屍蘭というサブタイトルが印象的だが、これが何を表しているかが分かると、これしかない見事なサブタイトルだなと納得する。 裏表紙に書かれている粗筋から予想される通りのストーリー展開で結末も当然の落ち付くところに落ちるだけなのだが、やはりシリーズものの強みとして各キャラクターが魅力的なので、それらが動いているだけでストーリーが見事に引っ張られていく。 結末がややあっけない感もあるが、標準以上の出来のハードボイルドエンターテイメントになっている。 | ||||
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新宿鮫シリーズは私の知る限りでは2作英語に訳されている。是非この作品も翻訳して欲しい。 登場人物たちは、実際には存在しないかもしれないような人々であるが、しかし、このような人々もいるかもしれないと思わせるだけの真実味がある。犯人達の恐ろしさも、海外のミステリーに登場する凶悪な人々に匹敵するレベルである。そして、刑事鮫島という人物の個性の強さと男らしさも、日本を越えて通用するだろう。 | ||||
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ハードボイルド、推理小説のつもりで読み始めたが、いつしか引き込まれてしまう。構成がしっかりしており他にはない満足感がある。主人公の内部では正論を常に通すところが好きだ。 | ||||
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このシリーズは最高に面白い!!! 警察官としての個人の意志を貫き通す鮫島、上層部からの色々な圧力にも屈しず突き進む強さ。そして昌との男としての感情…ブライベートと仕事の交わりながらの話の進み方が最高です。こんな警察官が実際にいたらってつくづく思う。 | ||||
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正直、この屍蘭はちょっと落ちるのかなと思っていた。 1作目で高評価を得、 シリーズものでは普通は評価が落ちる2作目で より高いパフォーマンスを見せたのだから、 さすがに、3作目はちょっと落ちても仕方ないなぁと 思って読み始めたら、徹夜本でした。 2作目の「動」に比べ、3作目は「静」。 「献身」にちょっと首をひねる方もいるかもしれないが、 好みによっては、こっちのほうが好きという方もいるかもしれない。 とにかくすごいシリーズだ。 | ||||
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前作”毒猿”と対比される作品。 今回対決する殺人者は、シリ−ズ中珍しい女性である。 凶器に少し無理がある設定が感じられるが、それをカバ−するスリルとサスペンスが 作品中を支配している。 私利私欲のため、女性の夢を食い物にする犯罪者の姿と、高潔を通す鮫島の対比が この作品のテ−マであり、自より公に奉仕する本来の公僕である警官を鮫島を通して 描ききっている様に思う。 地味に見えるかもしれないが、シリ−ズの中では重要な作品であろう | ||||
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「新宿鮫」「毒猿」と読んで感じたが、鮫島と敵となる犯罪者がどんどん近づいてゆく過程の描写が秀逸で、緊迫感がある。 それが充分に活かされたのが本作だと思う。「毒猿」では活劇風だったが、今回は敵の女たち(このような設定もいい)との闘いを描くサスペンスだ。そこに前述の緊迫感溢れる文章だから、コレはまた凄い作品に仕上がっている。 また、敵のドラマや人間の直接の描写は健在である。大沢氏の得意技を発揮した一品である。 | ||||
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鮫島は一人で闘っています。 が、筋を通し、正義を貫くその姿勢に、普段は嫌って近寄ろうとしない同僚たちも密かに尊敬の念を抱いています。 今回は上からの圧力で警察を辞職させられそうになりますが、自他共に認める潔癖な鮫島には無理やり汚職の疑惑を押し付けることもできず、監禁されたり見張られたり、散々な扱いを受けます。 が、ひそやかに彼を支えてくれる仲間が、ここぞという時に登場し、鮫島の力になってくれます。 心が温まりますv そして、闇の世界の住人・浜倉にも信頼されていた鮫島は、そのつても辿り、犯人に近付いていきます。 犯人たちは屈折した精神の持ち主です。 綾香はあかねにいじめられた仕返しというわかりやすい理由があり、光塚は綾香に惚れてます。 が、看護婦のふみ枝の気持ちだけは、理解できませんでした… 鮫島の人情、それを取り巻く人たちの心意気に、ぐっときた一冊でした。 おすすめv | ||||
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上層部の暗闘に巻き込まれる形の鮫島警部。 今回はとうとう免職の危機に面してしまいます。 実際問題として、こういう圧力なんてのはあるんだろうな〜と思いながら読み進めました。 鮫島警部なら退職しても冴木さんみたく探偵事務所でも大丈夫なのでしょうが、 やはりオブケ(あるいはシ以上)のままでいて欲しいものです。 余談ですが、レオ澤鬼さんの挿絵は点描だそうです。 前々から「新宿鮫」のイメージにあう絵だと思っていたけれど、点描ってスゴイね〜。 | ||||
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「新宿」、「鮫」といった単語からは、危険で獰猛と言ったイメージを連想する。 ところが、本シリーズの主人公には、警察の枠組みからはみだした刑事と 言いつつも、その本質は真面目で良心的なものを感じてしまう。 タイトルとは裏腹に、どこか枠の中に収まっている感じ。 不満です。物足りません。 この主人公でシリーズ物を続けていくには、魅力有る敵を創造して行くしかない。 二作目では主人公を脇役に回し、冷徹な殺し屋を軸とした人間模様とアクションで読ませた。 そして本作では、冷酷な犯行内容と犯罪者の姿のギャップでそれなりに読ませる。 | ||||
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前作「毒猿」がヤクザやバイオレンスといった「動」であるとすると、本作は「静」。アクションシーンはほとんど出てこない。知能犯たちを「頭脳」で追いかけていく様子は、ハードボイルドというよりは、サスペンス(夏樹静子とかの)を読んでいるような感じで、非常に楽しめた。読み終わったときは、読み終わってしまったことが残念で仕方なかったというのが正直な感想だ。この作品は、「刑事・鮫島」というより「男・鮫島」の魅力があふれ出ているような作品で、鮫島ファンにとってはうれしい限りだ。ここからは蛇足だが、映像化された新宿鮫シリーズの鮫島刑事は、1作目「新宿鮫」が真田広之氏で、以降館ひろし氏が何作か演っているが、本作を読むと、やはり真田氏でなければ演れない役・・・というふうに感じた。本作は、そんな作品だと思う。 | ||||
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新宿鮫シリーズの魅力の一つとして、派手なアクション描写というのがありますが、この屍蘭ではそういった活劇場面は殆どありません。その路線を期待すると肩透かしを食らうことになりますのでご注意を。しかし、大沢作品の最大の魅力を、人間の心の動きを絶妙に描き出してみせる部分にあると思っている人だったら、この作品は文句なしの大傑作だと思うはずです。実際に読んでみて欲しいので内容には触れませんが、とにかく犯罪者側の人物造形が素晴らしい。クライマックスでの泣ける度は大沢作品の中でも一番だと思います。風化水脈も脇を固める登場人物の描き方が素晴らしかったですが、個人的にはこちらの方が好きですね。 | ||||
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3作目にして、やめられないオモシロさ!今度は、前2作と違って、女性の犯罪である。その犯罪が凄まじい上に新宿鮫の恋人、晶を巻き込んで物語が展開する。とにかく、このシリーズは最高だ! | ||||
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大人気シリーズの第三弾である。毎回鮫島は窮地に立たされているが、今回は警察内部の事情を巧妙に利用されて追い込まれる。それにしても著者は犯罪者サイドも警察サイドも人物の描きこみ方が出色で、個性的なキャラクターたちを自在に創造し、活躍させるが本当に読み応えがある。間違いなく現代日本のほこるページターナーの渾身の一作ではないだろうか。 | ||||
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