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さまよえる脳髄
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さまよえる脳髄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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★★★★★ | ||||
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アイディアが面白いのに、理屈の部分をきちんと設定できないことと、伏線を回収できないことに欠点がある。読んで満足は得られない。 | ||||
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面白いが、ちょっとこじつけ感が強いかな。 虹と色の名前ってw コメディかよとツっこみたくなったw 他にもツっこみ所が結構あり、まぁ、面白く読めました。 | ||||
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ストーリー、世界観、キャラクター設定、描写のどれもが満足行く内容でした。スリリングな展開もあり、秀逸なミステリー作品と思います。 | ||||
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迅速及び丁寧な対応を有り難うございました。また機会がありましたなら宜しくお願いいたします。 | ||||
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脳の話ですが、最後は、実は、こうなっていた〜という終わり方に少しばかり納得いかず。(ー ー;) 脳は大事にしなくちゃいけませんね。 | ||||
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2人の連続殺人の異常心理と2人の脳梁離断者. 美人精神科医を狙うモノローグの正体は? 精神科医に語らせる連続殺人犯の異常心理の精神分析的解釈と 脳外科医が解説する脳科学や脳梁離断症状の対比が面白い. 2人の連続殺人犯の矛先が主人公に向かっていく盛り上げ方もうまく, 一気に読ませる迫力がある. とはいえ,今回,2回目の読了後に冷静に考えてみると 脳梁離断が大きなテーマになっているのに ストーリー上,必要不可欠な要素になっていないことはマイナスポイントだと思うし 女性の性欲に関する描写があまりにも表層的・即物的でちょっと辟易してしまう. | ||||
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最初のページから一度も滞る事なく読めたのってこれが初めてかも。 中だるみなし一気読み作品です。 登場人物が魅力的。刑事の彼がドストライクでした。 | ||||
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軽い意外性もあるが、基本的にはサイコ・サスペンスに分類される作品である。 しかし、この圧倒的な迫力、先を読まずにはいられないリーダビリティ、そして恐怖感は最高だ。 ストーリーは他のレビュアーが書いているとおりであり、それ以上の詳細はマナーとして伏せておく。 とにかく、一気読み必至の破壊力抜群のサスペンス作品といっておこう。 本作はかつて映画化もされた。 それなりに雰囲気は出ていたが、出演者に少々違和感があった。 神田正輝はちょっと・・・ ただし、著者のサスペンスは一級品であり、本格読みが著者名だけで本書を敬遠するのは、大変もったいない。 追い詰められ型サスペンスとでもいったら良いのか、とにかくサスペンスの傑作としてオススメである。 | ||||
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脳科学、心理学をテーマにしたサイコ・サスペンス。 これは久々のヒット!ページ数以上に読み応えがあり面白かった。 精神科医が深層心理を分析しながら、 猟奇的な殺人を繰り返す犯罪者の内面に迫っていく・・・という物語。 ところどころに小難しい医学用語が出てくるが、殆ど問題なく読めた。 一体何が、人間の精神を破壊してゆくのか? 不遇な環境や不運な出来事が生み出す、歪んだ心の恐ろしさ。 それはさして大げさな事でも特別な事でもなく、 ほんの少し何かが違っていたなら自分たちにも起こり得ること。 そう思うと非常に恐怖をおぼえる。 また、主人公の女医と関わる三人の異常者の中で、 脳に傷を負ったことにより右脳と左脳の情報交換が出来なくなった男の話が 何よりも一番興味深かった。 脳が正常に機能しなくなると、人間はどうなるのか?それが精神にもたらす影響とは? この作品を読んで考えてみても、絶対に損はないと思う。 | ||||
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作者が人間の脳細胞の働きに真剣に取り組んだ作品で映画化もされた(高島礼子のヌード・シーン、良かったですね)。 美人の精神科医を中心に、事件で脳に損傷を負った恋人の刑事、やはり脳障害で性格が突如として豹変して女性を狙う男、同じく脳障害で猟奇的殺人を繰り返す男が織り成すサスペンス小説。猟奇的殺人を中心としたショッキングな事件性が目立つが、作者の意図は人間の脳の働きの解明にあったのだろう。脳に関する専門用語が頻繁に出て来る。しかし、作者の配慮で単なるサスペンス小説としても読めるようなっているので、敬遠する必要はない。最後のオチは読む者をドキッとさせるもので最後まで楽しませてくれる。 脳の働きの解明と言う医学的問題とサスペンス性を巧みに融合させた傑作。 | ||||
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狂気が、すぐそこにあるにもかかわらず、気づかない、異常さが紙一重で隣合っている、そんな世界を、実にリアリスティックに丹念に描いている。私は著者の作品の中で、この作品が最も好きだ。 | ||||
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脳に障害を負った刑事、トラウマから突如人格が変わるプロ野球選手。制服の女性を次々と殺す殺人犯。この3人が、いつのまにか精神科の女医のまわりに集まってくる。 果たして彼女の運命は・・・という、スリリングな長編。 (発刊当時の)最新の精神医学や脳の研究成果をを取り入れているが、学術的ではなく、文章も読みやすいので、純粋にエンタテインメントとして楽しめる。 | ||||
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主人公・南川藍子の周りで次々と起こる猟奇的殺人。やはり同じ女性がズタズタにされた殺されたり、何人も殺されたりするのはあまりいい気分ではありませんが、サスペンスとして読み応えがあると思います。最後の落ちもドキッとしますよ。 | ||||
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以前から大脳生理学や精神分析学に興味を持っていたせいもあるが、この作品の中に出てくるそれらに関する記述は良く理解することが出来た。また、それらを絡めたストーリー展開もよく練られていると思うし、「犯人捜し」のおもしろさや緊迫感溢れる描写も堪能できる。メディカル・サイコサスペンスとしての展開はオーソドックスであるが、叙述的などんでん返しや最後のオチも良い。しかし、脳に損傷を負った人間や、殺人を犯すほどの神経症患者が、都合良く出すぎているという感は否めない。そこが少し気になったので、☆は4つ。 | ||||
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帝国医科大学付属病院・精神神経科医師・南川藍子。彼女の周りに3人の脳・精神疾患をもつ男が現れる。犯人逮捕の際のけがが元で、脳梁が損傷し、右脳と左脳の交通がたたれ刑事の海藤。試合中にマスコットガールを絞め殺そうとしたプロ野球選手・追分。そして制服姿の女性の胸に裁ちばさみを突き立てる連続殺人犯北浦。である。この3人と関わりを持つうちに、藍子自身の命もねらわれることになり・・・。サイコサスペンスという分類になるのだろうか。作者の作品の中では、失礼ながら地味な印象がある(映画化されたのだが・・・、しかも売れる前の高島礼子の初主演作で)本作品だが、サスペンス作品として十分読む価値のある作品だと思う。「脳髄」「大脳」「脳梁」など小難しい単語が!出てくることが、読者を遠ざけているのかもしれないが、これらの単語の意味がわからなくても、本を読み進める上で支障がないので、是非トライしていただきたい。作品の最後には、作者らしく「落ち」がついている。 | ||||
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