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(短編集)

東京物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
東京物語
東京物語 (集英社文庫)

東京物語の評価: 4.31/5点 レビュー 86件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全69件 21~40 2/4ページ
No.49:
(4pt)

面白いです

オリンピックの身代金を読んでいても思いましたが,
自分はこの時代をリアルタイムで生きたわけではないのに,
なぜこんなにも情景が浮かぶのだろう,と不思議に思いました。
久雄の行動に自分にも思い当たる節があって少しどきりとしたりもします。
どの作品を読んでも情景描写などがシンプルで読みやすいし,
いつのまにかひきこまれます。この人の作品を読んでいると他のほとんど小説が
すべてリアリティがない,変にこじゃれた文体,話し言葉に見えてきてしまう…
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No.48:
(5pt)

自叙伝なのかな…? でも非常に良かった!

奥田英朗の作品はかなり当たり外れがある、というのが実感だが、本作は「当たり」です。

丁度奥田氏の青春時代と作品の年代が一致しているので、まったくその通りとは言わない
までも、自叙伝に近い感覚なのかな…と思いました。
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No.47:
(5pt)

80年代を感じれる作品

1人の青年が東京に上京し80年代の時代と共に生きる青春の日々を描いた作品で面白かったです。

主人公の田村久雄の社会人になりたての奮闘してる話、大学生時代の淡い恋の話、

社会人としての壁にぶち当たる話、30代目前の青春が終わりを告げる話などがあり、

キャンディーズ解散、ジョンレノン殺害、ベルリンの壁崩壊、バブル景気と80年代を生き少しずつ大人になる主人公。

さすが奥田英朗ですね、直木賞を取った空中ブランコより『マドンナ』そしてこの『東京物語』の方が面白いと思いました。

奥田英朗作品これからも読みたいです、お勧めな一冊です。
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No.46:
(5pt)

今よりも不便で、でも熱かった時代

携帯電話やインターネットの無い時代。今よりも全然不便だけれども、今よりも人々がギラギラしていて、夢を持ち、貪欲に、不器用ながら一生懸命に生きていた時代。そんな、70年代〜80年代の若者達の姿が垣間みれる良作です。
私も広告業界にいるので、主人公の仕事っぷりに同調しながらも、当時はそんなに酷かったんだ!と思わせられる所も多々あり、章の所々に散りばめられた、ジョンレノンの事件やソウルオリンピックの話などの時事ネタも、その当時を邂逅できて思わずニヤリ。
文体は無骨な感じがしながらもクサくなく、とてもうまいと思い、この青春物語にぐいぐいと引き込まれながら読了しました。
作者の作品はこれが初見だったのですが、他の作品も読んでみたくなりました。
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No.45:
(5pt)

1960年前後生まれの男性におすすめ。

ある一定の年代の人間にとって、どうしようもなくツボに嵌る作品というものがある。
この「東京物語」は1960年前後生まれの男性にはグッとくる作品である。
生まれた時代が違っていたり、同年代でも女性だったら大した感慨も抱かないのかも
しれない。

話は奥田英朗の自伝的小説?で、主人公・田村久雄が大学入学で上京してくる頃からの
10年後までを6つのエピソードで綴っている。
自分は当時、東京ではなく地方都市で過ごしていたし、職業も全く違うけれども、
全てのエピソードに懐かしさでいっぱいになった。
中でも恋愛絡んだ「レモン」「彼女のハイヒール」が特に好きだが、全エピソード秀逸。
そういえば、先日スーちゃんが亡くなったが、キャンディーズの解散コンサートの場面
も出てくる。

「最悪」や「邪魔」で好きになった作家さんだが、本作や「ガール」「家日和」の
ような普通を題材にした作品や、伊良部シリーズといった作品まで、バラエティに
飛んでるだけでなく、そのほとんどが高水準。今一番好きな作家さんかもしれない。
それも、同世代の同性からだからなのかもしれないが・・・。
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No.44:
(4pt)

同時代の人間として。

青春小説というと、集英社、というイメージがあるのはなぜだろう。原田宗彦のエッセーを数多くだしていたからだろうか。

余談はさておき、短編小説集という体裁だが、完全に主人公は作者自身。中京圏から上京して駿河台の大学の文学部に入ってから、仕事をしている20代最後までの話。

いずれもキーは日付や歌にまつわる思い出。これが基調低音に流れているので、たぶん、作者の独善になりやすい青春記ながら、読者も何とか伴走してくれるだろう。

1作目。すでに大学を中退して働き始めていた1980年12月9日。そうジョン・レノンの暗殺されたことが報じられた日です。思い出の曲をふと口ずさみながら、仕事に追われる主人公がいる。
2作目。1978年4月4日。そうあのキャンディーズ(宝くじの森三中ではない)が引退コンサートを後楽園球場で開いた日。上京したばかりの主人公はあちこちと歩き回ったあげくに、後楽園に引き寄せられていく。
3作目 1979年6月2日。巨人に強行入団した江川の初登板日。筆者が所属する演劇部での出来事、あの当時の演劇系のサークルは「ドラマツルギー」とか、観客論とか、妙な論議をしたものだ。状況劇場、早稲田小劇場、赤テント、黒テントの残党、鈴木忠志、太田省吾……。筆者以上に変な方向に連想が連なる。

そう、あのとき私は若かった。見てきたものに即感動し、感化されていくのであった。

などなど、配列が絶妙で、最後はバブル崩壊前夜の物語。1989年11月10日。ベルリンの壁崩壊の日に京王プラザHでやった仲間内の宴会の話で締めくくられる。

携帯電話のない時代。電話も下宿なら「呼び出し」だった時代。PCのない時代。
でも時間だけはあって、矢鱈に麻雀とか、不要不急のことに熱中した時代。
その時代の記憶を持つものにとって、あるキーを提示されると、作者の語る世界と同時に「あのとき自分は……」スイッチが入って、別の読みが始まる。

同世代作家ものを読む時の幸せ感だろう。
ただ、それは後世には単なる風俗スケッチの掌編に成り下がる危惧を孕んでいるのだが。
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No.43:
(5pt)

いつの間にか引き込まれてしまう奥田英朗の世界

私はちょうど今アラサー世代である。夢と現実との折り合わせをする年頃だ。本書で最後の章の一文がとても心に残った。30代は夢をあきらめるのではなく、人生が始まるのだ・・という一文。(正確にこうだったか不明。)主人公:久雄の友人の結婚式前夜に男だけで盛り上がるバチェラーパーティーでの一幕だ。
物語は、私がちょうど生まれた80年代の、久雄の青春を、歴史的な出来事(ベルリンの壁の崩壊)や時代を象徴する印象的な出来事と共につづられている。そこがまた、この時代の若者はこんな風に過ごしていたんだ。となんとなく想像がつきとても気に入る所だった。

そういえば、自分の青春時代、ワールドトレードセンタービルがテロで崩壊した。あの時の自分は何をしていたっけ?と思った。

私はちょうどいま若者と大人との境の世代で、青春の夢を追う人あり、家庭を持つ人あり、自分の道を決める人ありと、良い意味で人生を決めはじめている。最近、こうやって大人になってくのかなぁと思っていたときに、本書を手に取り、ちょうど今の自分の心情にあっていたし、また久雄やその仲間もこうやって大人になったんだと、背中を押してくれた。

20代後半の方には是非お薦めしたい小説だ。

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No.42:
(5pt)

横道世之介さんを読む前に

吉田修一さんの横路世之介さんを読む前にぜひこちらを読んでほしいです。
面白さ、ユビークに力点をおいてるがまったく違うので、本当におもしろく、手が止まりません。
これぞキャンデーズ時代である、バブルの時代で、でたらめの時代です。
おもしろくて大笑いした後、私は反省しました
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No.41:
(4pt)

まだ何かになるつもり

6章立てで、それぞれの章で、主人公の10代終わりから20代終わりまでのある1日を切り抜いて描いています。
1章目が他の奥田作品と比べ、ちょっとストレートに入ってこなかったのですが、全部読み終わると、なるほど、と思いました。
同時代を生きてきた読者にとっては、懐かしい出来事が満載。
80年代、そうですね、日本は大きく変わりました。世界も変わりました。
主人公も、東京という町の中で、誰もが経験する青春時代を過ごし、やがて自分の生き方を見つけ、大人になっていきます。
それでも20代の終わり、友人に「まだ何かになるつもりでいるんだ」と言われ、ドキリとする主人公。
東京を舞台に自分の可能性を広げていくたくさんの若者に重なると思います。
自分らしく生きる人のために、東京はピッタリの町なんだなと改めて思いました。
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No.40:
(5pt)

何か残る

自分はバブル時代を経験していません。
なのにこの作品を読んでいるとどこか懐かしく、切なくなります。
派手などんでん返しのようなものはないし、腹を抱えて笑うような事もないけど、とにかく心に何か残る。
すばらしい作品だと思います。
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No.39:
(5pt)

精神的なモラトリアム

著者の経験をふんだんに取り入れた物語。
大学生から、社会に出て30歳になるまで。
浪人して、サークルに入り、中退して、就職して、恋愛して。
特に、最後の一編「バチェラー・パーティー」がよかった。
対外的にはもう大人だが、内面的にはまだ子供。
P341「精神的なモラトリアム」という言葉が、とても印象的だった。
これらの物語が、その時代を象徴する出来事とともに語られる。
年代は被っていないものの、共感することが多かった。
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No.38:
(5pt)

「社会人」になるまで。

いつの時代も
若い人間は
何者かになろうとあがく。
あがくのをやめたとき、
本当の大人になり、
社会と同化していくんだろう。
あきらめない。
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No.37:
(5pt)

上京経験のある人にオススメ

私の場合、物語の時代とは20年以上ギャップがあるが
上京、就職という経験をしているので、とても楽しめた。
特に2話目の上京直後の田舎者振り、意地張ってはいるが寂しかったり、
精一杯オシャレしようとしたり、雑踏を歩けばやたら人にぶつかったりというのは
上京直後私も経験したので微笑ましいような、こそばゆいような気持ちで読めた。
上京し、東京の人、車、情報、仕事などの密度に圧倒されながらも
若者ならではのいい加減さで、逞しく成長していく主人公に共感することができた。
また、東京に順応しながらも心の隅で郷土を気にかけているのも
上京人に共通しているように思う。
完全に主人公と同世代の人が読めば当時を懐かしむことができる。
私は時代はずれていたが上京というモチーフに共感し、楽しむことができた。
ただ、上京直後、主人公と同じくらいの年齢で読んでいたら、
「もう少し真剣に悩んでる生きてるぞ」くらいには思ったかもしれない。
人はその時その時はあくまで真剣に生きている。
この物語は筆者自身が自伝的に自らの青春時代を俯瞰した視点で描かれているので、
主人公と同じ年齢くらいで読むより、30歳以上になり、その時代を俯瞰して見れるようになってから読むのがお勧めだ。
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No.36:
(5pt)

すぎさぁったむかしがぁ、あざやかぁによみがえる〜

主人公久雄とは5歳違い、社会に出るのも4年ぐらい遅いので、
彼が経験するかれこれは、私とは10年ぐらい違うのだけれど。
なんか、あったなぁ、と。かなりコンテンポラリってしまいました。
キャンディーズ解散・ジョンレノン暗殺・江川卓の初登板・名古屋五輪落選・
北の湖引退そしてベルリンの壁崩壊と
世界史的に重いものも今や忘れ去られているできごとも、
昔を思い出すときって、そういうエピソードとリンクしてるものです。
あるなぁ、あるよ
この頃、同業の人間とよく交わすのは、
コンピュータが来て、返って仕事がきつくなったよね、ってぇのと、
昔はこういう制作現場は超ヒエラルキーで、ってやつ。
年寄りは若い人に、若い人はなんでも喰ってやろうと、
手ぐすね引いてピラミッディな関係式があったものです。
いまやパソコンがベテランの自信も技術もないがしろにしているところは
事実ある。
おかげで烏口のひけない私がいまだに業界に残れているのだが。
久雄はあの80年代の徒弟制を生きてやがて一人前になっていく。
途中寄り道した恋が実らないのもミソである。
いまどき、多くのプロダクションの社長はこんな感じだろうなぁ。
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No.35:
(5pt)

昔の記憶を呼び覚ましてくれた

奥田英朗氏とはほぼ同世代だが、出身地も違うし東京で青春時代を過ごしたわけでもなく(あ、いや23〜24歳の2年間だけ浦和在住東京通勤をしたことがあるな)、コピーライターをしたこともない。しかし、主人公の言動や気持ちに共感できるところが多く、懐かしい気持ちで読んだ。6つの短編がほぼ年代順に収録されているのだが、ジョン・レノンが死んだ最初の第1話だけが順番が繰り上がっている。作者の思い入れなのだろうか?
当時のできごとをあちこちに登場させて、昔の記憶を呼び覚ましてくれた。ノグチユミコ氏の表紙のイラストも感じが出ていて非常に良い。
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No.34:
(5pt)

本書は青春小説でもあり時代小説でもある―作家・奥田英朗の誕生史!

 本書の主人公・田村久雄は、著者である奥田氏と同じ1959年生まれ。巻末の「解説」も指摘するように、主人公はある意味で著者自身である(決定的に異なるのは、久雄が岐阜市でなく名古屋市出身になっていること)。ゆえに本書は、1980年代を時代的背景として、作家である奥田英朗の誕生・形成史として読み進めることができる。90年代に大学に入学したわたしにとって、本書で描かれている6編に登場する話題にはピンとこないものもただあったが、それでも読んでいて懐かしい感覚に浸ることができる。「古き良き時代」をノスタルジックに想起するというわけではない。ただ、自分史において鮮烈な記憶がない諸事実を知ることで、思わず自分が詳しく知らない時代にタイプスリップしたような感覚になったのであろう。88年のソウル五輪の対抗地が名古屋市であったなんて、今までついぞ知らなかった。
 時系列的にいえば、第2編の「春一番」が1978年4月4日で最も古く、締めの作品である第6編の「バチェラー・パーティー」が1989年11月10日で最も新しい。上京してから10年以上に及ぶ久雄の20代を多角的に描き出した一連の作品は、自らの青春時代とのズレがあったにせよ、多くの読者の心をくすぐるのではないか。地方から東京に「上京」すること自体、1つの大きなイベントである。6つの作品のなかで、特に印象に残ったのは、楽しくも淡い学生時代を綴った「レモン」、母親が強引にお見合い女性を連れてきたことから始まる濃厚な一日を扱った「彼女のハイヒール」の2作品。ここでいう学生時代とはむろん大学時代のことだが、この4年間というのは、人生において特別な意味を持っているように思う。卒業してすぐには分からないが、次第にその貴重さを実感できる。いずれにせよ、作家・奥田英朗が生まれるまでの一端を知りたい人は、本書を是非とも読まれたい。その息吹を感じることができる。
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No.33:
(5pt)

テンポよくユーモアが散りばめられた一冊

コピーライターとして活動している主人公の上京、大学時代、広告代理店時代、企業時、お見合いの話などを収録。
テンポとユーモアがあって読みやすい。
そして、主人公の『誰に気を使うのでなく、素直に生きている』ところに共感と魅力を感じた。
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No.32:
(5pt)

温かくてちょっと切ない、奥田英朗の描く『青春』

1959年生まれの主人公田中久雄が上京してから30歳になる直前まで、つまり1980年代を描いた連作短編小説です。主人公と同年代の方はもちろん昔を懐かしみながら作品を楽しめると思います。
またそうでなくても、私のように80年代後半生まれで今まさに20代を謳歌している人たちにとっても非常に面白く読める小説です。
この話は各章ごとに読んでももちろん面白いですが、私は一気に読むことをオススメします。まぁ私がオススメしなくても、非常に面白い作品なので一気に読んでしまうとは思いますが…
この話がなぜ一連の「長編小説」ではなく「連作短編小説」のような形をとっているのかを私なりに考えてみました。それで思ったのは、その短編によって主人公である久雄の『変わっていった』部分と、『変わらない』部分をうまく見せるためにそのようにしたのではないか、ということです。
音楽評論家になりたいという密かな夢を持って上京した18の頃…
浪人の末大学に入って初めての恋人が出来た19の頃…
仕事に慣れてきて少々天狗になっていた22の頃…
初めてのお見合いでドタバタした25の頃…
同級生の結婚の前日に羽目を外そうとした20代最後の秋…
置かれている境遇は全く違い、周りにいるメンツも違いますが、他人に振り回され毒づきながらも、密かに夢を描いている青年という主人公の「私」は変わらないままそこにいます。
変わっていく自分と変わらない自分、変わっていく世の中と変わらないままの世の中…
本作を通じて人生、青春というものの切なさや大いなる可能性というものを感じさせてもらいました。大好きな一冊です!!
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No.31:
(5pt)

80年の上京物語

1980年前後に上京してきた主人公が時代背景と共に変わっていく様子が伝わってきました。
バブル期へ向かっていっている時代背景もしっかりと描かれています。
当時はこのような青年も結構いたのでは、と感じました。
この本を読むと、上京してきた当時を思い出して上京後の自分を懐かしく振り返ってしまいます。
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No.30:
(4pt)

上京経験のある人必読

田舎から上京して一人暮らしをした経験がある人には、感慨深い作品です。
自身の経験を思い出して、懐かしく思うことでしょう。
とても軽いタッチで書かれており、読みやすい娯楽作品です。
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