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イニシエーション・ラブ
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イニシエーション・ラブの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全370件 361~370 19/19ページ
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| 才能です!国文科出身(中退・・。)の、僕からすれば恋愛小説。本格ミステリー。・・で、ある前に、しっかとりとした『小説』であるこが素晴らしいと、思いますよ。時事、風俗も、もちろん、しっかり書けてますし。佐藤正午と山本文緒と貫井徳郎を同時に読んだような、と云えば言い過ぎでしょうか?作者の、最後の一行を書き終えた時の『してやったり!』の、会心の笑みが目に浮かびます。蛇足ですが、あまりに過剰な『2度読むことを・・・』で、ネタは、ばれちゃいましたが・・。それを、差し引いても10年に一度の、優秀作には間違いありません。保障します!! | ||||
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| いい意味で、アイディア一発勝負。その心意気、良し。ミステリを読みなれている人は途中でネタが分かるだろうけど(後半冒頭で分かる人は分かるのでは?)、シンプルな構成は好感度、大。柔道やったことないけど、内股すかし、って感じ。 表紙カバー折り返しの「あらすじ」はフェアぢゃない?いえいえ、よーく読めばオッケー牧場。○○詞ついてないもん。本の構成そのままぢゃん。 マユに対しての感想で、男の器量が問われるか? | ||||
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| ミステリなんですが、 読み終わってもミステリと気付かない人も居るとか(本当か)。 それだと、つまり恋愛小説的に読んでも面白いのかな?ちょっと判りませんが。 取り敢えず。 底意地の悪さで綴られた、紛う方無きミステリです。 | ||||
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| 乾さんの作品は初めて読みました。帯に「2度読まれることをお勧めします」とあったがこの本を読み終わってから読み返さない人がいるのだろうか?私なんて続けざまに3回読みました。読み終わってすぐ読み返すなんて東野圭吾の「秘密」以来?いやいや「秘密」でも最後の方をもう一回読み返しただけだ。筒井康隆の「ロートレック荘事件」以来かな。アンフェアな作品ではなくここまですっかりだまされたのは久しぶりです。内容的には後味が良いものではないかもしれないがだまされた爽快感が残りました。 | ||||
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| 若い男女の恋愛小説として読んでも、主人公に感情移入させられたりしてなかなか楽しめたんだけど、この作品が忘れられない一冊になったのは、よく出来たミステリーの「えっ?」という驚きを感じさせてくれたから。最後の頁を読み終えて、いまいちピンとこなかった私は、もう一度、前半のA面の話を読み返して、「なるほどなあ。いや、やられましたっ!」と、ようやく話の全貌が見えて腑に落ちたのでした。本書の帯の惹句に、「ぜひ、2度読まれることをお勧めします」と書いてあるのですが、それがなかったら、本書のミステリーとしての伏線や仕掛けの巧さに気づかずに、素通りしてしまったかもしれません。恋愛小説の顔して、仮面の裏側には別の素顔が潜んでいた、とでもいった感触。さっきまで、大胆な仕掛けと巧みな伏線にやられた国内ミステリーのことを思い出していたのですが(本書ととてもよく似た味わいがあるので)、作品名は書かないほうがいいんでしょうね。本書の中に出てくるデュ・モーリアの小説でも繋がっているかなという、女流作家のミステリーなんですが。恋愛小説だけで終わってしまっていたら、「そこそこ面白かったかな」という作品だったでしょう。それが、全編に仕掛けられた大胆にして巧みな話の妙に、「おっ!」となりました。寝転んで読んでいたところがむくりと起き上がって、もういっぺん最初から読み返さずにはいられなかった、私にとって、本書はそんなミステリー。 | ||||
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| やられた。色々な人からこれはやばいよ~。と先入観をしっかりもらった上で、見事にやられました。帯に必ず2度読んでください、とある通り、1回目と2回目では全然印象が、内容が違います。これってすごいことですね。ああ~内容を言いふらしたい。謎(?)が解けた時の爽快感は凄まじいです。いたる処にヒントはあるので、ぜひ、2度目ゆっくり読んでみてください。 | ||||
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| 某新聞の書評がきっかけで手にしたのですが、読みかけてたわいのないラブ・ストーリーかと思いきや、実は大きな仕掛けがあったのです。その組み立ての確認に、思わずまた読み返してしまいました。作者の綿密な構想に脱帽!次作はどういう仕掛けが・・楽しみです。 | ||||
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| そうか、こういう推理小説もあるのか。というのが、編集部のおすすめ通り2回読んだ感想です。 他のサイトには、これは通俗小説で推理小説ではない、という意見も載っていたのですが、私は推理小説の新たな分野ではないかと思いました。いいかえれば犯人や動機を推理するのではなく人間について考える推理小説というか。 なにげない文章そのものが2回目に読むと隠された意味があぶり出されます。たとえば下の文章、どうということない文章ですが、本を読んでからもう一度読み直してみてください。 「そうだよね。合コンに来るのに、わざわざ薬指に指輪嵌めてくる子なんて、普通はいないとは思ったんだけど。ただマユの場合は、ほら、普通とか常識とかって言葉が通用しないから」「そんなことないよー。少なくともなっちゃんよりは常識人だと思います」ツンとした表情をしてみせる。本当にくるくると表情が変わる子だなあと僕は思う。 犯人探しや動機探し、アリバイ崩しなどの推理小説に飽きてきた人にもおすすめします。 | ||||
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| 何の前知識もなく、まず読んでいただきたい。目次にあるような、往年の名曲が似合うようなくすぐったい恋愛小説の様に思われます。 ~ まんまとだまされました。 ~登場人物の動きやセリフ、伏線はいろいろ。軽いタッチで書かれているので、あっという間に読み終わります。何がどう【イニシエーション・ラブ】なのか考えさせられる1冊です。あまり書くとネタばれになるので、後は、手に取ったあなたのお楽しみに! | ||||
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| 殊能将之が”ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアですよ”と『ハサミ男』で宣言していたように、本書では”連城三紀彦やりますよ”と55ページで宣言しております。 にもかかわらず、やられました。読了後、また最初から読み返したくなること必死です。 | ||||
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