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(短編集)
カラット探偵事務所の事件簿1
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カラット探偵事務所の事件簿1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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トリックとして最後は簡単すぎるが、大オチがあるので全体の構成を考えるとこれでいいのだろう。しかし探偵が市井に知られるきっかけとなる暗号解読事件などは捻りすぎて探偵の説明もひどく冗長で少しもカラッと解決しない。冒頭の言葉遊びの一篇の出来が良く、他は確実にこの可能性しか残らないというような論理性に乏しい気がした。かといってキャラクター小説という感じでもなく、これは大オチとも関連するので仕方ない面もあるが探偵にもワトソン役にも魅力が感じられないのは残念。 | ||||
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綺麗だった | ||||
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作者の作戦に、まんまと乗せられた。 「イニシエーションラブ」の作者だということを忘れていた。 さくさくと読める軽快な推理物として楽しく読んでいたのだが、最後の最後で見事にやられた。 | ||||
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この本は基本的に所謂日常ミステリーに分類される。『古典部』シリーズのような有名どころと比較すると、少し劣るが、いずれも見事な謎ばかりである。 そして、最後の最後、おそらく多くの読者はこう思うのではないだろうか。即ち「まんまとやられた」、と。 つまり、この本はよく出来たミステリーなのである。 | ||||
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ストーリーや謎解き要素はおもしろくて、最後の余計なぶっちゃけがなければ星4くらいはつけていたと思います。 余計なぶっちゃけというのは主人公が実は女性で古谷にずっと想われていた、という点ですが、私はこういう最後の最後に(どんでん返し的な驚きを狙ったのでしょうが)取ってつけたような恋愛要素をぶっこんで来るスタイルがめちゃくちゃ嫌いです。でもたぶん作者はこれをやりたいがために主人公にわざわざ『俺』という一人称を使わせていたんでしょうね。見事に騙されて貴重な時間を無駄にしました | ||||
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ラストは、目が点になりました。 いやいや、なんだか唖然? 楽しく読めましたよ(^-^)v 謎解きものは苦手でしたが、一つひとつが小気味良く 一気に読めちゃいました。 恋愛に発展しないでこのまま続くのなら2も読もうかと思うのだけどね。 | ||||
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推理としては、かなり高度なものと、割と気軽に考えられるものがあります。 私の読解力もあると思いますが、高度なものはとても難しく、「えっ!そうなの?」となるものもあります。 作者の構成力と想像力には驚かされますが、もう少し読者に寄り添って!もらうと謎解きも面白いのかなと、思う面が あります。 | ||||
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イニシエーション・ラブといい 本作といい、いつも彼には騙されます。 まずは筆者の性別。 本作の助手の性別。 最後いつも、えぇ~ となります。それがなければ★3つ | ||||
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面白いが、この手の小説はよく見かける。 でも、 他と違うところは、作者のイニシエーションラブと同じように、 最後の最後、残り2ページ(kindle)紙の本では1ページ?でどんでん返しが起きる。 本編に大きく影響がある内容ではないが、 大きく裏切られる最後の2ページに「あ!やられた!!」とわたしは小さく つぶやいていたかもしれない。 ここで、それを言いたいが、我慢します・・・。 作者の小説の面白いところです。 | ||||
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なかなか面白かったです。 それぞれの謎は中の上位の面白さだったけど、ラストに思わず 「騙された…」と感嘆を漏らしてしまいました。 有りがちな設定でミステリーによくある助手目線の文章は、思わず引き込まれる程でした(だからこそ最後のショックはデカかった(笑)) | ||||
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軽いタッチの短編集で、ミステリとしてのできはそこまでよくないが、 ちょっとした暇つぶしとしては十分 最後のオチはやや蛇足感があった気もしないでもないが、 まあ作者なりのサービスなのだろう 無難に楽しめる一冊 | ||||
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乾くるみ氏の売れ線の変則ミステリーの作品群とは別にあまりこちらの方は注目もされてないが、殺人事件の起こらない日常の謎系のミステリーも結構書いており、林真紅郎と五つの謎や北乃杜高校探偵部などがあるが、それらの系統のシリーズの1作目である。 日常の謎系ミステリーはあまり突出した出来にはならないのが定番だが、本作は非常に読みやすく、謎と解決が分かりやすいこともあり、乾氏の日常の謎系作品では林真紅郎と五つの謎などと比べても面白さという観点からは最もお勧めできる作品である。 最後の最後で定番とも言える○○トリックによる落ちまで付いている。まあこれはあくまで余興ということであろう。 | ||||
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「最後に会ったときはまだ二十世紀だったと思う。」 この表現は、気が利いていると思います。 また、自分でも使ってみたかったです。 本作品は軽妙で自在。よかったと思いました。 | ||||
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対応が早く商品は良品でした。また、次回利用したいと思います。 | ||||
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大きな謎はなく、探偵が理詰めで事件を解決していきます。何に特化したミステリというわけではないので、面白いな、と思いながら読んでいたら、ラスト1ページで衝撃が待っていました。これはすごい…!!ということは…?すごいミステリ物語だったんじゃないか!?イカしてるぅ!ハッピーだぜ! 井上君が本当に大好きです。 | ||||
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あまり大した謎ではなく、読んでいてもわかってしまう、想像のつく内容です。 2ではもっと驚くような謎を期待します! | ||||
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「乾くるみ」という可憐なペンネームに惹かれて読み始めましたが、文章力は言うに及ばず謎の仕掛けもなかなか堂に入ったもので、一日かけて一気に読んでしまいました。 うかつにも作者が男性で、それも著名な人気推理作家である事を知ったのは読了後のことでした。 しばらく推理小説から遠ざかっていた私ですが、本書がキッカケでまたミステリー文学にどっぷり嵌まってしまいそうです。 本書は6篇からなる推理短編集ですが、探偵補佐である主人公の「おれ」と同級生かつ上司の探偵事務所長の二人が、人の生死に拘るほど深刻ではない難問や珍事件を依頼者の求めに応じて鮮やかに解明していきます。 なかには話の途中でほぼ真相がバレてしまうような事件もありますが、総じて読者の推理をうまく裏切る著者のテクニックは、映画「シックスセンス」に通じるものを感じてしまいます。 他の評者も述べているように最終エピソードのサプライズは大変小気味良いものですが、それまですっかり主人公になりきっていたオッサン読者としては妙に気恥ずかしく、その点でマイナス1ポイントです! | ||||
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乾くるみさんの作品と言うと、映像作品には出来ない小説ならではの 手法で驚かされた「イニシエーション・ラブ」と、記憶を持ったまま 過去に戻れる力を手に入れ、人生のやり直しを計る「リピート」と いった長編の印象が強いですが、本作は探偵物の連作短篇です。 探偵事務所とは言っても、所長・古谷の道楽で開いているような 事務所であり、専門分野は”謎解き”です。変わった依頼に対し、 主人公・井上の視点で古谷が謎を解いていく過程が記されています。 全6話のうち、どれも最初は「説明や雑談が冗長だな〜」と思って 読み進めるのですが、雑談すら伏線になっており、謎のトリックも 手の込んだ内容になっています。 ”謎解き”と言っても警察沙汰になるような話ではなく、 依頼者が困っていることを助けてあげるといったストーリーであり、 どのお話も読後感が良いです。 上述の通り、読後感の良い探偵物として読み終えそうになった瞬間、 「そうきたか・・・」というサプライズが待っています。ただし、 このサプライズは決して嫌味なものではなく、読後感を更に 良くする”読者へのご褒美”といった内容です。 本作は現在、続編が作成されているとのこと。一冊の本になる日を 楽しみにしています。 | ||||
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非常に遊び心にあふれた作品です。 何じゃこりゃ、とか、冗長だなと思う描写が、ちゃんと複線として機能している。 あからさますぎると言えばそうなのですが、 多分そういう趣向なのでしょう。 ある意味で全編読者への挑戦というか、頭の体操的な小説なのだと思います。 カーステレオからはバービーボーイズが流れなければいけないのです。 | ||||
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「イニシエーション・ラブ」で衝撃のどんでん返しがあったが、これもなかなか。思わずよみかえしてしまった。ただしイニラブのとはちがい、それ自体がニヤリとするレベル。 このラスト以外もなかなか楽しめる。謎解きもなるほどといえる。軽くって楽しめて最後にニヤリとできる楽しい本だった。けどあのラストがあるから続編がですかどうか。 | ||||
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