『アリス・ミラー城』殺人事件

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評判

『アリス・ミラー城』殺人事件の評価:

3.10/5点 レビュー 59件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全109件 81〜100 5/6ページ
No.29
(2pt)

マニア向け

面白い試みだとは思う。

しかしながら、叙述トリックの価値はネタバレ時に
読者に、どれだけのやられた感を発生させられるかにあるわけで、
その観点からすると本作品のトリックははっきり言って分かりにくい。

他の作家の作品と比べるのはどうかと思うが、「十角館」や「葉桜」、「イニシエーションラブ」
この辺りは、種明かしの一文に作品全ての構造を理解させる分かりやすさがあるのに対し、
本作は種を明かされても簡単には納得できないのではなかろうか。

読み返せば伏線がいたる所に張り巡らされている。だが、それを差し引いても、
読者がミスリードしている事実を知っているはずの登場人物たちが、
誰一人真相となるフーダニットについてのみ言及しないのはかなり不自然であり、
(真相以外の可能性については虱潰しで検討しているにも関わらず)
フェア、アンフェアの観点からみて際どいと言わざるを得ない。

マニアには面白い作品だが、ライト層にはお勧めできない。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.28
(2pt)

マニア向け

面白い試みだとは思う。

しかしながら、叙述トリックの価値はネタバレ時に
読者に、どれだけのやられた感を発生させられるかにあるわけで、
その観点からすると本作品のトリックははっきり言って分かりにくい。

他の作家の作品と比べるのはどうかと思うが、「十角館」や「葉桜」、「イニシエーションラブ」
この辺りは、種明かしの一文に作品全ての構造を理解させる分かりやすさがあるのに対し、
本作は種を明かされても簡単には納得できないのではなかろうか。

読み返せば伏線がいたる所に張り巡らされている。だが、それを差し引いても、
読者がミスリードしている事実を知っているはずの登場人物たちが、
誰一人真相となるフーダニットについてのみ言及しないのはかなり不自然であり、
(真相以外の可能性については虱潰しで検討しているにも関わらず)
フェア、アンフェアの観点からみて際どいと言わざるを得ない。

マニアには面白い作品だが、ライト層にはお勧めできない。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.27
(5pt)

伏線に気づいていない人が意外に多い

かくいう私もその一人でした。

「探偵たちが犯人に目星をつけていないのはおかしい」という意見もあるみたいですが、これは大きな間違い。思いっきり疑っています。もろにです。
ただし意図的に隠されている部分もある。しかし、用意されている多くの伏線を考慮すれば、フェアなミステリだと判断していいかと。いや、中には伏線どころか……っとこれ以上はネタバレになるかもしれないので自重します。

わかりやすい伏線とわかりにくい伏線があり、読了後に首を傾げた方はタイトルでGoogle検索をしてみてください。かなり詳しく解説しているサイトがあります。
それらすべてを把握して初めて傑作と呼べる作品になるミステリだと思います。

※『鏡の国のアリス』が重要な役目を担っている。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.26
(5pt)

伏線に気づいていない人が意外に多い

かくいう私もその一人でした。

「探偵たちが犯人に目星をつけていないのはおかしい」という意見もあるみたいですが、これは大きな間違い。思いっきり疑っています。もろにです。
ただし意図的に隠されている部分もある。しかし、用意されている多くの伏線を考慮すれば、フェアなミステリだと判断していいかと。いや、中には伏線どころか……っとこれ以上はネタバレになるかもしれないので自重します。

わかりやすい伏線とわかりにくい伏線があり、読了後に首を傾げた方はタイトルでGoogle検索をしてみてください。かなり詳しく解説しているサイトがあります。
それらすべてを把握して初めて傑作と呼べる作品になるミステリだと思います。

※『鏡の国のアリス』が重要な役目を担っている。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.25
(1pt)

これはアカンやろ

雰囲気は嫌いではないが、トリックが筒井康隆の『ロートレック荘事件』のパクリだった。これはアカンやろ。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.24
(1pt)

これはアカンやろ

雰囲気は嫌いではないが、トリックが筒井康隆の『ロートレック荘事件』のパクリだった。これはアカンやろ。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.23
(1pt)

ふざけるな!

このタイプの小説が好きな人は、前半ですぐに「ここ!」という部分がわかります。でもね、以降小説から消してしまっておいて、最後にジャジャーンでは、納得できないのですよ。途中でどれだけ錯覚させたかが勝負でしょ?
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.22
(1pt)

ふざけるな!

このタイプの小説が好きな人は、前半ですぐに「ここ!」という部分がわかります。でもね、以降小説から消してしまっておいて、最後にジャジャーンでは、納得できないのですよ。途中でどれだけ錯覚させたかが勝負でしょ?
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.21
(4pt)

ボーと読んでいたら気が付きません

北山氏の著作は本作が初めてであったが、城を舞台にした物理トリックという触れ込み通りの作品だなあと思いながら、そこそこ最後までそして誰もいなくなった調で楽しんで読んでいたが、ラストで突然犯人が明かされた瞬間、衝撃というより正直、誰これ?・・・状態でした・・・・(笑)。改めてサイトとかで検索して、叙述トリック作品だったと分かりました。そう言えば読み返すと確かに出てきています。
こういう叙述トリック系の作品は予備知識なしで読んだ方がいいですが、本作に関しては叙述トリックが仕掛けられていると意識してから読む方が面白いと思います。
内容的には次々殺人が起こる割にはあまり緊迫感がないのと、無理やりな物理トリックだなあという印象で軽く読んでいたのが災いして、ラストのオチが気付けないという最悪パターンの読み方になってしまい反省です。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.20
(4pt)

ボーと読んでいたら気が付きません

北山氏の著作は本作が初めてであったが、城を舞台にした物理トリックという触れ込み通りの作品だなあと思いながら、そこそこ最後までそして誰もいなくなった調で楽しんで読んでいたが、ラストで突然犯人が明かされた瞬間、衝撃というより正直、誰これ?・・・状態でした・・・・(笑)。改めてサイトとかで検索して、叙述トリック作品だったと分かりました。そう言えば読み返すと確かに出てきています。
こういう叙述トリック系の作品は予備知識なしで読んだ方がいいですが、本作に関しては叙述トリックが仕掛けられていると意識してから読む方が面白いと思います。
内容的には次々殺人が起こる割にはあまり緊迫感がないのと、無理やりな物理トリックだなあという印象で軽く読んでいたのが災いして、ラストのオチが気付けないという最悪パターンの読み方になってしまい反省です。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.19
(2pt)

物理トリック好きなら

レビューの評判が結構高いので読んで見ました。やっぱり、読後感は個人差がありますね。物理トリックは面白いと思いました。でも、逆に評価が高いアレが、個人的には減点になってしまいました。怪しすぎるアレを推理段階でスルーしすぎる探偵さんたちってのもなぁ。綾辻ってよりも、筒井さんの名作(迷作?)を思わせる。しかも、筒井さんのアレは、密室トリックとの必然性もあるし...ただ、物理トリック自体がしっかりして楽しめるから、筒井さんのを読んでいなかったら、星4の作品だったかもしれません。「筒井さん」でピンと来ない人なら、逆におススメ。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.18
(2pt)

物理トリック好きなら

レビューの評判が結構高いので読んで見ました。やっぱり、読後感は個人差がありますね。物理トリックは面白いと思いました。でも、逆に評価が高いアレが、個人的には減点になってしまいました。怪しすぎるアレを推理段階でスルーしすぎる探偵さんたちってのもなぁ。綾辻ってよりも、筒井さんの名作(迷作?)を思わせる。しかも、筒井さんのアレは、密室トリックとの必然性もあるし...ただ、物理トリック自体がしっかりして楽しめるから、筒井さんのを読んでいなかったら、星4の作品だったかもしれません。「筒井さん」でピンと来ない人なら、逆におススメ。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.17
(4pt)

化けた化けた

化けた化けた
あらすじ
ルイス・キャロルの作品にちなんだ孤島の城。
その城に呼び寄せられた登場人物は、探偵たち。
彼らの推理も虚しく、
アリスの世界に見立てられた殺人は延々と続き・・・
感想
『うんな、馬鹿な。そんな見落としがあってたまるか』
それが、読み終わって、三分後の感想です。
ですが、その三分に至るまでは、
『凄い。これは傑作だ』そう思いこまされました。
三分の思考停止。それを生み出すために作者は、
悲哀感漂う物理トリック講義を始めたり、
壮大な捨てネタを用意したりと相当の攻撃を仕掛けてきます。
これ一冊だけで本が数冊書けてしまうような情報量。
作者の意気込みが伝わってくる怪作です。
読んでからの一言
たとえそれが三分でも作者の圧勝と言わざるをえません
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.16
(4pt)

化けた化けた

化けた化けた
あらすじ
ルイス・キャロルの作品にちなんだ孤島の城。
その城に呼び寄せられた登場人物は、探偵たち。
彼らの推理も虚しく、
アリスの世界に見立てられた殺人は延々と続き・・・
感想
『うんな、馬鹿な。そんな見落としがあってたまるか』
それが、読み終わって、三分後の感想です。
ですが、その三分に至るまでは、
『凄い。これは傑作だ』そう思いこまされました。
三分の思考停止。それを生み出すために作者は、
悲哀感漂う物理トリック講義を始めたり、
壮大な捨てネタを用意したりと相当の攻撃を仕掛けてきます。
これ一冊だけで本が数冊書けてしまうような情報量。
作者の意気込みが伝わってくる怪作です。
読んでからの一言
たとえそれが三分でも作者の圧勝と言わざるをえません
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.15
(5pt)

「物理の北山」が『そして誰もいなくなった』に挑戦

ルイス・キャロルゆかりの鏡の捜索を依頼され、北陸の
孤島にある『アリス・ミラー城』にやって来た8人の探偵。
やがて凄惨な連続殺人劇の幕が上がり、不可能状況のもと、探偵が一人、また
一人と殺され、そのたびに、館内のチェス盤からは駒が一つずつなくなっていく。
果たして、犯人は誰なのか?
物理トリックの雄・北山猛邦が、『そして誰もいなくなった』に挑戦――。
そうした趣向自体が、読者に先入観を抱かせる、
強烈無比なミスディレクションとなっています。
作中では、密室殺人、顔のない死体やバラバラ死体、そして人間消失といった、
本格ミステリのガジェットが満載で、それらに対峙する探偵たちも「物理トリック
談義」といったメタ的な議論を交えながら、あくまで古典的な物理トリックの解法
に基づいて事件の謎を解明しようとします。
しかし、本作のメイントリックは、そこにはないのです。
とにかく、叙述の細部にまで作者の精緻な技巧が、凝らされていて、
ぼんやり読んでいると、重要ポイントを読み飛ばす恐れがあるため、
絶えず注意深く、読み進めていかなければなりません。
本作は『そして誰もいなくなった』を本歌取りした作品ですが、新本格の
『十角館の殺人』以後の作品だということも、忘れてはならないでしょう。
リアリティや犯行動機などはどうでもよく、ミステリによる
言葉のマジックを堪能したいという方は、ぜひご一読を。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.14
(5pt)

《城》シリーズの第3弾

ルイス・キャロルゆかりの鏡の捜索を依頼され、北陸の
孤島にある『アリス・ミラー城』にやって来た8人の探偵。
やがて凄惨な連続殺人劇の幕が上がり、不可能状況のもと、探偵が一人、また
一人と殺され、そのたびに、館内のチェス盤からは駒が一つずつなくなっていく。
果たして、犯人は誰なのか?
物理トリックの雄・北山猛邦が、『そして誰もいなくなった』に挑戦――。
そうした趣向自体が、読者に先入観を抱かせる、
強烈無比なミスディレクションとなっています。
作中では、密室殺人、顔のない死体やバラバラ死体、そして人間消失といった、
本格ミステリのガジェットが満載で、それらに対峙する探偵たちも「物理トリック
談義」といったメタ的な議論を交えながら、あくまで古典的な物理トリックの解法
に基づいて事件の謎を解明しようとします。
しかし、本作のメイントリックは、そこにはないのです。
とにかく、叙述の細部にまで作者の精緻な技巧が、凝らされていて、
ぼんやり読んでいると、重要ポイントを読み飛ばす恐れがあるため、
絶えず注意深く、読み進めていかなければなりません。
本作は『そして誰もいなくなった』を本歌取りした作品ですが、新本格の
『十角館の殺人』以後の作品だということも、忘れてはならないでしょう。
リアリティや犯行動機などはどうでもよく、ミステリによる
言葉のマジックを堪能したいという方は、ぜひご一読を。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.13
(5pt)

「物理の北山」が『そして誰もいなくなった』に挑戦

ルイス・キャロルゆかりの鏡の捜索を依頼され、北陸の
孤島にある『アリス・ミラー城』にやって来た8人の探偵。
やがて凄惨な連続殺人劇の幕が上がり、不可能状況のもと、探偵が一人、また
一人と殺され、そのたびに、館内のチェス盤からは駒が一つずつなくなっていく。
果たして、犯人は誰なのか?
物理トリックの雄・北山猛邦が、『そして誰もいなくなった』に挑戦――。
そうした趣向自体が、読者に先入観を抱かせる、
強烈無比なミスディレクションとなっています。
作中では、密室殺人、顔のない死体やバラバラ死体、そして人間消失といった、
本格ミステリのガジェットが満載で、それらに対峙する探偵たちも「物理トリック
談義」といったメタ的な議論を交えながら、あくまで古典的な物理トリックの解法
に基づいて事件の謎を解明しようとします。
しかし、本作のメイントリックは、そこにはないのです。
とにかく、叙述の細部にまで作者の精緻な技巧が、凝らされていて、
ぼんやり読んでいると、重要ポイントを読み飛ばす恐れがあるため、
絶えず注意深く、読み進めていかなければなりません。
本作は『そして誰もいなくなった』を本歌取りした作品ですが、新本格の
『十角館の殺人』以後の作品だということも、忘れてはならないでしょう。
リアリティや犯行動機などはどうでもよく、ミステリによる
言葉のマジックを堪能したいという方は、ぜひご一読を。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.12
(3pt)

おもしろいが・・・

いわゆるクローズドサークルもので、閉ざされた世界で続々と起こる殺人(犯人はこの中にいる!)、という設定は、犯人が限定されるので、それだけで☆一つプラスにしたいと思います。ただ、続々起こる猟奇的な殺人なのに、なぜか緊迫感がありません。文章のせいなのか、それとも探偵たちが集められた理由に現実味が無いからなのか。殺人が起こる動機も釈然としないまま、ラストへ。なるほど・・・。でも、この人物を真犯人とするトリックは既に使われてますね。小説に緊迫感が無いこと、犯人の立場が「某小説(1990年の作品、ミステリーをメインに執筆する作家ではありません)」の二番煎じであること、その「某小説」に比較すると文章にミスがあること、そしてクローズドサークルというプラス要因を加えても、☆は三つが妥当なところではないでしょうか。ですが、この作者の他の作品を読んでみたい、とは思わされました。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061823094
No.11
(4pt)

2回読む楽しみ

読み始めた当初、正直テンションが上がらず読みづらかった。というのも、「登場人物一覧」のようなものがなく、変わった名前の登場人物が多くて非常に覚えにくかったから。
密室に関しても「ま、どうにかしてやったんだろう」といまいち関心がわかなかった。
しかし途中から「えっ、そんな展開!?」と驚きつつもストーリーはテンポアップし、いつの間にか引き込まれていた。
前半で気になったキャラの曖昧さはストーリーの進行とともに解消されるし、後半はこの手の作品特有の緊張感があり、映像が浮かぶようだった。
突っ込みどころは多々あるが、それもコミで楽しんだほうが良い。
リアルさを追求するよりも、素直に物語の世界にハマることをお勧めする。
私の場合、途中まで適当に読んでいたせいか推理はぜんぜん当たらなかった。
ぜひもう1度最初から、今度は真剣に、伏線に注意して読みたい作品である。
なお、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』を未読の方は、そちらを先に読んだ方がより楽しめるだろう。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467
No.10
(5pt)

隠れた名作

孤島の城で繰り広げられる連続殺人…集められたのはアリスミラーを手に入れようとする探偵たち…
王道の設定にゾクゾクしながら読みすすめるとラストには衝撃の結末が待っている。動機は『地球を救うため』?動機はもはや関係ない。純粋エンターテイメント。読後に訪れるどんでん返しに騙された!という幸せな感覚を味わいたいなら黙って読んでいただきたい。
アガサへの挑戦であり、読者への挑戦である。クロック城と同じ作者かと疑うような仕上がりに北山猛邦を見放した方々にも今一度読んでいただきたい一冊。
是非、一読。
多くの人は
結果、二読(笑)
周囲には途中で犯人を当てる人もいたので、フェアなミステリといえます。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)より
4062761467