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(短編小説)
冷たい森の白い家
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冷たい森の白い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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やはり乙一さんの筆力は圧倒的なものがあります。私は「冷たい森の白い家」が一番好きです。グロテスクな描写のはずなのに、静謐な雰囲気を醸し出し物語としてはどこかせつないような、そんな感じを受けます。ただグロテスクなだけじゃないのがイイ! また、「神の言葉」の主人公は、設定がどことなく私と似てて、非常に感情移入がし易かったです。やはりこれもグロテスクなだけでなく、孤独でせつない主人公を見事に描写しています。そしてハッピーエンドとはいえない結末。読んだ後、沈黙しかできない作品です。 「血液を探せ!」「Closet」「落ちる飛行機の中で」は微妙です。乙一さんにしてはややコメディっぽかった「血液〜」は、新しいですが、正直どうかな?という感じ・・・ 最後の超短編。インパクトがあり、短さをうまく活用しています。短編って、結構書くの難しいんですがね。アイディアの勝利、といったところでしょうか。 総合的に鑑みて星4です。 | ||||
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「落ちる飛行機の中で」は奇妙かつ笑える話。ハイジャックされた修羅場の機内で交わされる、偶然隣り合わせた男女による、脱力系の会話。面白かった。 「血液を探せ!」は失血死しそうな資産家と、その家族が繰り広げる脱力系の会話+謎解きなのだが、笑いをとろうとするセリフがあざといので今ひとつ。 「Closet」の方は真っ当なサスペンス+謎解き。 「神の言葉」はありがちなアイデアだが、ここまで救いのない話に仕上げるのかと、ある意味感心した。 「冷たい森の白い家」「むかし夕日の公園で」はホラー系。グロテスクな白い家の話は個人的には最悪。後味悪し。 バラエティに富んだ話を書けるということは、作者は浮かんだアイデアを基に、それを形にしていく技量があるのだろう。しかし文庫裏の紹介文の「天才」とか「驚天動地」は大げさ過ぎです。 | ||||
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〔感想〕 黒乙一全開!!まじグロいです。『冷たい森の白い家』とか想像できません。一番面白かったのは『落ちる飛行機の中で』かな☆スリル満点☆『むかしの夕日の公園で』は助けてやれよ!って思った。しかし、たった4ページのこの作品こそが乙一の真骨頂かもしれん。。。 | ||||
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1と比べて雰囲気は違うけど、漂う切なさは変わらないです。2は不思議で暗い感じの話が多いです。この人の文体はとにかく人を引き込ませる力があると思います。気付くとその物語の中に入ってる。特に良かったのは「落ちる飛行機の中で」。ハイジャックされているのに、その緊張感が全然なく、それぞれ悩みを抱えた3人が織り成す妙に和んだ雰囲気は新感覚でした。そうかと思うと一転、一気に緊迫した展開に。全部につながってこの人の話はテンポが良い。乙一さんらしさが伝わってきます。ただ、1も合わせて10篇全てで飛び抜けてるのは、「SEVEN ROOMS」。乙一ワールド全開! 乙一ファンの方はもちろん、そうでない人も十分に楽しめます。あの独特の切なさを再び味わうために、他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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友人に勧められて読んだ。どの話も引き込まれる内容。でも想像するとかなりグロイ風景が目に浮かんでしまうので、通勤電車で読むのが辛かった。「神の言葉」の閉塞感が好きです。 | ||||
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友人に勧められて読んだ。どの話も引き込まれる内容。でも想像するとかなりグロイ風景が目に浮かんでしまうので、通勤電車で読むのが辛かった。「神の言葉」の閉塞感が好きです。 | ||||
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1に続いて読みました。不思議な感覚の地獄の中で、最後は明るい光が見える1とは違い、2は推理小説的要素が多い気がします。 短く、秀逸な推理短編集が読みたい形におすすめです。 | ||||
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なんだか笑いに走った話が多く、読んでいて笑ってしまうが1巻とセットで一つの作品だったと考えると納得。是非二冊まとめて読んで下さい しかし「おちる飛行機の中で」の彼女は一体何をされたのでしょう? | ||||
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1巻より2巻の方がおもしろかった。 正直、1巻はおもしろくなかった。2巻まとめて買っちゃったんでついでに読んでたんだけど、こっちは買って正解だった。 他の作品も読んでみたい。 | ||||
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結構笑ってしまいます。 常識的に考えるとちょっとおかしいけど、なぜか納得。 最後は少しせつなくなったり…。 でもやっぱりみんな狂ってます。 | ||||
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乙一ワールド全開!というのは確かだと思うけれど、 Zoo1に比べると深みがあまり感じられない作品が目立つような気がする。 私はこの作者の表現の仕方はあまり好きとは思えない。 視点のおもしろさや、常人からは想像できない心理追求を求めて読むので、 そういった面では、ちょっと残念。 | ||||
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