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(短編小説)
冷たい森の白い家
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冷たい森の白い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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乙一の暗黒系=黒乙一短編集その2。 奇抜でミステリアス、ホラー風味に加え、残酷でコミカルな作品が収録されている。 本短編集では、「冷たい森の白い家」が良い。親戚の家で虐待され育った少年が、長じて自身が殺した人間たちで家を建てるというお話し。ある少女が死んだ弟の代わりに、自ら家の一部になると申し出て…という展開。怖気をふるってしまう、まさに残酷童話。オチは忘れ難い。 その他、ある朝、瀕死の状態であること気づいた痛みを感じない男「血液を探せ!」、秘密を知った義弟の密室の死「Closet」、言霊で全てを現実にする青年「神の言葉」、ハイジャックで墜落までのカウントダウンが始まった時の選択「落ちる飛行機の中で」、公園の砂場の底「むかし夕日の公園で」。 どれもリーダビリティが良い乙一作品で、「神の言葉」、「落ちる飛行機の中で」は、「冷たい森の白い家」と同様、出だしから意外なオチまでスッキリとまとまっている。 | ||||
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ZOO 1 と違ってドタバタコメディっぽい短編「血液を探せ!」と「落ちる飛行機の中で」が入っているのが特色かもしれません。二編ともはっちゃけた感じですが、結末は乙一さんらしい余韻の残る結末です。 残りの四編はお得意の猟奇ものです。ミステリー仕立て、童話仕立て、ファンタジー仕立てといろいろありますが、GOTH のように暗くシリアスな感じではありません。 どれも気楽に読めて楽しめました。 | ||||
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『ZOO 1』よりも暗めな作品が多い。シリアスなストーリーをギャグ調で書くなど一つ一つのクセも強いため、前作以上に奇妙さが増している。 しかし引き込んでくる面白さは相変わらずで、あっという間に読み終えることができる。『ZOO 1』もあわせて、ちょっとした空き時間に読むのにもってこいな短編集。 | ||||
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Very nice | ||||
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乙一の作品の中でも、秀一と評価しました。乙一ワールドに入ってください | ||||
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本大嫌いな私が唯一この人の本なら読める。 大どんでん返しが何回も何回もあって面白すぎる。 ホラーの話はドキドキしながら読む。 オススメです。 | ||||
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冷たく、暗い話もあればつい笑ってしまう話もある。本当に同じ作者が書いているのが信じられないです。この本をきっかけに乙一先生にハマってしまいました。 | ||||
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カミノコトバという曲の解釈がこの作品を見ると分かるのでスッキリしました。 | ||||
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気になる漫画の原作者という事で、読んでみました。 活字が苦手で普段小説を読まないのですが、引き込まれるようにスラスラと読了してしまいました。 他作品も読もうと思います。 | ||||
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コメディ要素の強い作品が2つありますね。 この2つは、大勢の人が受け入れられる作品ではないかと思います。 救いの無い、恐ろしいストーリーも2つありますね。↓ 「神の言葉」 ここまで残酷な展開になるとは驚いた。 劣等感から自身の精神を崩壊させていく姿が見事に描かれている。 しかし、読後感は悪い。納得もいかない。 「冷たい森の白い家」 これほどまでにエグい文章は珍しいと思います。 この「白い家」を想像すると恐いですね。 強烈な内容なのに、静かな雰囲気を保ち続ける文章に、 芸術だなあ、と思わされました。 しかし、「良い」なんて少しも思いませんでした。 ↑この2つは好みの別れる作品ですね | ||||
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怖かったり楽しかったり切なかったり悲しかったり…いろんな話が盛り沢山 | ||||
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◆「Closet」 義弟に自分の過去の罪を知られてしまったミキは、 彼の死体を彼の部屋にあるクローゼットに隠すことにする。 《倒叙ミステリ》かと思わせてじつは……という趣向。 『GOTH』において、遺憾なく発揮された乙一の 叙述トリックが、本作でも抜群のキレを見せます。 カンのいい人は、すぐに真相に気づくかもしれませんが、 結末から遡って、犯人の人物像を想像していくと、 また違った感慨が浮かびます。 | ||||
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1が面白かったので2も迷わず購入。 2も笑える話からグロイ話、悲しい話まで様々。 個人的には、『冷たい森の白い家』と『落ちる飛行機の中で』が良かった。 1と同様あっという間に読めるので是非お進め。 中途半端な映画で2時間潰すよりも、よっぽど内容が濃いと思う。 | ||||
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乙一作品はどれもハズレがない。 意表を突かれすぎて、読むうちに「犯人はコイツかな?」 とか「こういう結末になるんだろうな」等と乙一に挑戦するような 気持ちで読み進むが、いつも私の想像外な展開になるため 「乙一作品には負けた〜〜!」という敗北感に似た 爽快感が残る。 | ||||
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新進若手作家乙一氏による短編集。 元々ハードカバーでは「ZOO(1)」と併せて一冊だった。 本書で印象に残ったのは「神の言葉」である。 漫画本にでもありそうな内容だったが、活字ならではの生々しさが独特。 そしてもう一つ「落ちる飛行機の中で」も面白い。 ハイジャックされた飛行機の中で繰り広げられる、どこかおかしなやり取りの数々。 おかしさと物悲しさ。そして晴れ晴れしさ。 ただ「血液を探せ!」は、何となくもったいない気がする。 完全になコメディタッチだったが、個人的にはそうじゃない書き方をして欲しかった。 一作(併せて2冊)でこれほどバラエティーに富んだ短編を味わえる作品は珍しい。 | ||||
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やはり乙一さんの筆力は圧倒的なものがあります。私は「冷たい森の白い家」が一番好きです。グロテスクな描写のはずなのに、静謐な雰囲気を醸し出し物語としてはどこかせつないような、そんな感じを受けます。ただグロテスクなだけじゃないのがイイ! また、「神の言葉」の主人公は、設定がどことなく私と似てて、非常に感情移入がし易かったです。やはりこれもグロテスクなだけでなく、孤独でせつない主人公を見事に描写しています。そしてハッピーエンドとはいえない結末。読んだ後、沈黙しかできない作品です。 「血液を探せ!」「Closet」「落ちる飛行機の中で」は微妙です。乙一さんにしてはややコメディっぽかった「血液〜」は、新しいですが、正直どうかな?という感じ・・・ 最後の超短編。インパクトがあり、短さをうまく活用しています。短編って、結構書くの難しいんですがね。アイディアの勝利、といったところでしょうか。 総合的に鑑みて星4です。 | ||||
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〔感想〕 黒乙一全開!!まじグロいです。『冷たい森の白い家』とか想像できません。一番面白かったのは『落ちる飛行機の中で』かな☆スリル満点☆『むかしの夕日の公園で』は助けてやれよ!って思った。しかし、たった4ページのこの作品こそが乙一の真骨頂かもしれん。。。 | ||||
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1と比べて雰囲気は違うけど、漂う切なさは変わらないです。2は不思議で暗い感じの話が多いです。この人の文体はとにかく人を引き込ませる力があると思います。気付くとその物語の中に入ってる。特に良かったのは「落ちる飛行機の中で」。ハイジャックされているのに、その緊張感が全然なく、それぞれ悩みを抱えた3人が織り成す妙に和んだ雰囲気は新感覚でした。そうかと思うと一転、一気に緊迫した展開に。全部につながってこの人の話はテンポが良い。乙一さんらしさが伝わってきます。ただ、1も合わせて10篇全てで飛び抜けてるのは、「SEVEN ROOMS」。乙一ワールド全開! 乙一ファンの方はもちろん、そうでない人も十分に楽しめます。あの独特の切なさを再び味わうために、他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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友人に勧められて読んだ。どの話も引き込まれる内容。でも想像するとかなりグロイ風景が目に浮かんでしまうので、通勤電車で読むのが辛かった。「神の言葉」の閉塞感が好きです。 | ||||
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友人に勧められて読んだ。どの話も引き込まれる内容。でも想像するとかなりグロイ風景が目に浮かんでしまうので、通勤電車で読むのが辛かった。「神の言葉」の閉塞感が好きです。 | ||||
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