(短編集)

花の下にて春死なむ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

花の下にて春死なむの評価:

3.86/5点 レビュー 56件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全112件 101〜112 6/6ページ
No.12
(4pt)

読んでて無性にビールが飲みたくなりました。

連作短編集の名手たる所以が十分に理解できる1冊となっている。
三軒茶屋にあるこじんまりしたビアバー「香菜里屋」のマスター、工藤哲也を探偵役としたちょっぴり切ないが深みのある6編からなる連作短編集で、日本推理作家協会賞の受賞作となってます。
まずマスター工藤のキャラクターがとってもいい。気配りがとっても効いて謎にも包まれている。もちろん料理も美味しく振る舞ってくれて気持ちが和やかになります。
1編ごと進んで行くうちに徐々に常連客も紹介され、皆が家族みたいに打ち解けて行く展開も秀逸。料理はもちろんのことアルコール度数の違う4種類のビール、気分に応じて飲み分けたくなったのは私だけじゃないはずです。
特に、片岡草魚と飯島七緒が登場する最初と最後の2編は人硊??の悲哀が凝縮されていてせつなさとミステリーの楽しさを両方堪能出来ます。
あと「終の棲み家」も泣ける話です。
柴田よしきさんの『ふたたびの虹』に設定が似てますが、恋愛度においては『ふたたびの虹』の方が楽しめるとは思います。逆にミステリー度では本作の方が上のような気がしました。
花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉 (講談社文庫)より
4065208092
No.11
(4pt)

読んでて無性にビールが飲みたくなりました。

連作短編集の名手たる所以が十分に理解できる1冊となっている。三軒茶屋にあるこじんまりしたビアバー「香菜里屋」のマスター、工藤哲也を探偵役としたちょっぴり切ないが深みのある6編からなる連作短編集で、日本推理作家協会賞の受賞作となってます。まずマスター工藤のキャラクターがとってもいい。気配りがとっても効いて謎にも包まれている。もちろん料理も美味しく振る舞ってくれて気持ちが和やかになります。1編ごと進んで行くうちに徐々に常連客も紹介され、皆が家族みたいに打ち解けて行く展開も秀逸。料理はもちろんのことアルコール度数の違う4種類のビール、気分に応じて飲み分けたくなったのは私だけじゃないはずです。特に、片岡草魚と飯島七緒が登場する最初と最後の2編は人硊??の悲哀が凝縮されていてせつなさとミステリーの楽しさを両方堪能出来ます。あと「終の棲み家」も泣ける話です。柴田よしきさんの『ふたたびの虹』に設定が似てますが、恋愛度においては『ふたたびの虹』の方が楽しめるとは思います。逆にミステリー度では本作の方が上のような気がしました。
花の下にて春死なむ Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむより
4062094029
No.10
(4pt)

読んでて無性にビールが飲みたくなりました。

連作短編集の名手たる所以が十分に理解できる1冊となっている。三軒茶屋にあるこじんまりしたビアバー「香菜里屋」のマスター、工藤哲也を探偵役としたちょっぴり切ないが深みのある6編からなる連作短編集で、日本推理作家協会賞の受賞作となってます。まずマスター工藤のキャラクターがとってもいい。気配りがとっても効いて謎にも包まれている。もちろん料理も美味しく振る舞ってくれて気持ちが和やかになります。1編ごと進んで行くうちに徐々に常連客も紹介され、皆が家族みたいに打ち解けて行く展開も秀逸。料理はもちろんのことアルコール度数の違う4種類のビール、気分に応じて飲み分けたくなったのは私だけじゃないはずです。特に、片岡草魚と飯島七緒が登場する最初と最後の2編は人硊??の悲哀が凝縮されていてせつなさとミステリーの楽しさを両方堪能出来ます。あと「終の棲み家」も泣ける話です。柴田よしきさんの『ふたたびの虹』に設定が似てますが、恋愛度においては『ふたたびの虹』の方が楽しめるとは思います。逆にミステリー度では本作の方が上のような気がしました。
花の下にて春死なむ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむ (講談社文庫)より
4062733277
No.9
(4pt)

おふくろの味噌汁のようなミステリー

北森氏の作品はこれが3作目。
最近時の民俗学ミステりーとは、味わいのことなる連作集である。
裏通りのビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤。カウンターの中という狭い世界にずっといながら、なぜか、世界のことが手に取るようにわかる、謎解き料理人である。
スパイスとほっとする温もりの料理を出し、常連客の持ち込む謎を、鮮やかな推理で解いていく。
常連客も、その料理の旨さに、何か普段と違う発想やアイデアが生まれてくるのかもしれない。
タイトルにもなっている、西行の句
願わくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ
この余韻が最後まで漂い、不思議なほっとする感覚を味わいながら、読ませてくれる作品である。
花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉 (講談社文庫)より
4065208092
No.8
(4pt)

おふくろの味噌汁のようなミステリー

北森氏の作品はこれが3作目。最近時の民俗学ミステりーとは、味わいのことなる連作集である。裏通りのビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤。カウンターの中という狭い世界にずっといながら、なぜか、世界のことが手に取るようにわかる、謎解き料理人である。スパイスとほっとする温もりの料理を出し、常連客の持ち込む謎を、鮮やかな推理で解いていく。常連客も、その料理の旨さに、何か普段と違う発想やアイデアが生まれてくるのかもしれない。タイトルにもなっている、西行の句願わくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころこの余韻が最後まで漂い、不思議なほっとする感覚を味わいながら、読ませてくれる作品である。
花の下にて春死なむ Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむより
4062094029
No.7
(4pt)

おふくろの味噌汁のようなミステリー

北森氏の作品はこれが3作目。最近時の民俗学ミステりーとは、味わいのことなる連作集である。裏通りのビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤。カウンターの中という狭い世界にずっといながら、なぜか、世界のことが手に取るようにわかる、謎解き料理人である。スパイスとほっとする温もりの料理を出し、常連客の持ち込む謎を、鮮やかな推理で解いていく。常連客も、その料理の旨さに、何か普段と違う発想やアイデアが生まれてくるのかもしれない。タイトルにもなっている、西行の句願わくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころこの余韻が最後まで漂い、不思議なほっとする感覚を味わいながら、読ませてくれる作品である。
花の下にて春死なむ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむ (講談社文庫)より
4062733277
No.6
(4pt)

味のある連作短編集

ビアバーのマスターが、事件の謎解きをする、
一種の安楽椅子探偵もの。一つ一つのお話の謎は、小さめですが、
連作ものなので、それぞれのお話が繋がっていくのが、
好きな人には、たまらないと思います。
同じような連作ものとして、メインディッシュや、
屋上物語、なんてのも、なかなか面白いので、
良かったら、そちらも、チェックしてみてくださいね。
あと、そうそう、この作品の舞台になったビアバーは、
冬狐堂シリーズや、蓮杖那智のシリーズなんかでも、
それとなく、登場してきたりします。
その意味でも、推理作家協会賞も受賞してますし、
北森さんのファンには、はずせない一冊ですね。
花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉 (講談社文庫)より
4065208092
No.5
(4pt)

味のある連作短編集

ビアバーのマスターが、事件の謎解きをする、一種の安楽椅子探偵もの。一つ一つのお話の謎は、小さめですが、連作ものなので、それぞれのお話が繋がっていくのが、好きな人には、たまらないと思います。同じような連作ものとして、メインディッシュや、屋上物語、なんてのも、なかなか面白いので、良かったら、そちらも、チェックしてみてくださいね。あと、そうそう、この作品の舞台になったビアバーは、冬狐堂シリーズや、蓮杖那智のシリーズなんかでも、それとなく、登場してきたりします。その意味でも、推理作家協会賞も受賞してますし、北森さんのファンには、はずせない一冊ですね。
花の下にて春死なむ Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむより
4062094029
No.4
(4pt)

味のある連作短編集

ビアバーのマスターが、事件の謎解きをする、一種の安楽椅子探偵もの。一つ一つのお話の謎は、小さめですが、連作ものなので、それぞれのお話が繋がっていくのが、好きな人には、たまらないと思います。同じような連作ものとして、メインディッシュや、屋上物語、なんてのも、なかなか面白いので、良かったら、そちらも、チェックしてみてくださいね。あと、そうそう、この作品の舞台になったビアバーは、冬狐堂シリーズや、蓮杖那智のシリーズなんかでも、それとなく、登場してきたりします。その意味でも、推理作家協会賞も受賞してますし、北森さんのファンには、はずせない一冊ですね。
花の下にて春死なむ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむ (講談社文庫)より
4062733277
No.3
(5pt)

なんともいえない魅力のある「香菜里屋」

久々にすばらしい作家、作品に出会いました。
ビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤哲也が、なじみの客の身の回りに起きたトラブルを鮮やかに、しかしさり気なく解決する、いわゆる”安楽椅子探偵”ものなのですが、マスターの優しさ、あたたかさがなじみ客を通して読んでる側にも伝わってくるのです。文章がうまくすんなりと小説の世界に入っていける。レビューを書いている私の表現力が足りなくてこの小説の良さを書ききれないのがもどかしい。
第一編で起きた事件が第六編につながり、またところどころに”いつものメンバー”が出てくることにより、短編といいながらも長篇を読むような面白さもあります。”連作”というだけのことはありますね。
年齢不詳の不思議な魅力をもつマスターにこれから登場してほしいと思います。こんな行きつけのバーがあったらいいなあ。
花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉 (講談社文庫)より
4065208092
No.2
(5pt)

なんともいえない魅力のある「香菜里屋」

久々にすばらしい作家、作品に出会いました。ビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤哲也が、なじみの客の身の回りに起きたトラブルを鮮やかに、しかしさり気なく解決する、いわゆる”安楽椅子探偵”ものなのですが、マスターの優しさ、あたたかさがなじみ客を通して読んでる側にも伝わってくるのです。文章がうまくすんなりと小説の世界に入っていける。レビューを書いている私の表現力が足りなくてこの小説の良さを書ききれないのがもどかしい。第一編で起きた事件が第六編につながり、またところどころに”いつものメンバー”が出てくることにより、短編といいながらも長篇を読むような面白さもあります。”連作”というだけのことはありますね。年齢不詳の不思議な魅力をもつマスターにこれから登場してほしいと思います。こんな行きつけのバーがあったらいいなあ。
花の下にて春死なむ Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむより
4062094029
No.1
(5pt)

なんともいえない魅力のある「香菜里屋」

久々にすばらしい作家、作品に出会いました。ビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤哲也が、なじみの客の身の回りに起きたトラブルを鮮やかに、しかしさり気なく解決する、いわゆる”安楽椅子探偵”ものなのですが、マスターの優しさ、あたたかさがなじみ客を通して読んでる側にも伝わってくるのです。文章がうまくすんなりと小説の世界に入っていける。レビューを書いている私の表現力が足りなくてこの小説の良さを書ききれないのがもどかしい。第一編で起きた事件が第六編につながり、またところどころに”いつものメンバー”が出てくることにより、短編といいながらも長篇を読むような面白さもあります。”連作”というだけのことはありますね。年齢不詳の不思議な魅力をもつマスターにこれから登場してほしいと思います。こんな行きつけのバーがあったらいいなあ。
花の下にて春死なむ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 花の下にて春死なむ (講談社文庫)より
4062733277