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【佐藤正午】
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熟柿の評価:
4.20/5点 レビュー 81件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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令和版「『逆』瞼の母」
葬儀の帰りに警察官の夫が泥酔して助手席で眠る車を運転する身重の母は人を轢いてしまいますが、その場から逃げてしまいます。いつもの「故人」入れ替えか、と思わせておいて、そこから剛速球が投げ込まれていきます。
刑務所で出産した子の将来を思え、という夫の説得で離婚届に判を押し、出所後の流れ旅が始まります。千葉、東京、石和温泉、岐阜、大阪、福岡と前科を知られないように細心の注意を払いながらも子を思う気持ちは日に日に強くなり、唯一の慰めは子どもへの思いをノートに手紙形式で綴ることだけです。
元夫は再婚していますので母子の再会はかないません。おせっかいで気のいい友達親子がはたしてアレンジしてくれて願いが叶うのか、というまっすぐな物語です。もちろんラストは極上でした。