熟柿

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評判

熟柿の評価:

4.20/5点 レビュー 81件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 1〜20 1/5ページ
No.81
(5pt)

ひたむきに生きろ、機は熟す

自らの罪を償い、息子のためにひたむきに生きてきた。
機は熟す。
取ってつけたような形でない、さわやかな報われ方がよかった。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.80
(5pt)

素晴らしい

素晴らしい物語でした。今レビューを書いているのもこの作品を世に伝えたいと思ったから書いてます。また佐藤正午さんの本を読みたいです。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.79
(4pt)

切ないな

我が子に会えず、素性を隠して暮らす女性目線の話。全体になんとも切ない話だが、機が熟せば多少の希望は見えてくる
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.78
(3pt)

贖罪は

一瞬のミスで幸せな人生が狂ってしまう。その過酷な人生。子供への愛の強さ、苦しさ。一気に読ませる。
しかし、スマホを操作しながら運転し、しかも逃げてしまった。そのことへの贖罪の気持ちが抜け落ちているのはどうしても引っ掛かり、素直に感動できなかった。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.77
(5pt)

深い。

胸が苦しくなりなかなか読み進められないところもありつつ、それでも行く末を知りたいと感情移入しながら気付けばあっという間に読んでいました。

主人公の言動には正直ヤキモキしてしまう場面もありました。
それでも、その一瞬一瞬は必死で、がむしゃらで、自分なりに最善だと思って選んだ結果だったのでしょう。しかし、その選択がことごとく裏目に出てしまう。

「もしあの時ああしていれば」「あの時踏みとどまれていれば」と思える場面が何度もあり、そのたびに、人生とはこういうものなのかもしれないと考えさせられました。

罪の大きさは違えど、思いもよらない状況に置かれた時、本当に正しい選択ができる人、現実を受け止めて踏みとどまれる人はどれほどいるのでしょうか。
誰もが、ある日突然、加害者にも被害者にもなり得る。
加害者になれば、主人公のように人一倍懸命に生きていたとしても、第三者から見れば「犯罪者」であり、被害者や遺族にとっては、生きているだけで許せない存在かもしれない。
一方で、自分の大切な人が被害者だったなら、加害者がどれほど苦しみ、罪を背負って生きていたとしても、簡単には許せないと思うかもしれない。
そんなふうに、人は皆、紙一重のところで生きている。その危うさに恐ろしさを感じました。

人間というもの、自分というもの、そして家族や大切な人との関わり方や生き方、価値観について深く見つめ直し、考えさせられる一冊でした。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.76
(5pt)

私にとっての熟柿とは

熟柿には、"柿の実が自然に落ちるのを待つように、時期が来るのを待つこと"といった意味があるそうだ。
主人公である市木かおりが本作で見せてくれた人生は、柿が成り、熟して落ちていくまでの過程を、ありありと体現していたと感じた。
読み終わってから不意に、私にとっての熟柿について、少し思いを巡らせた。
私も人並みに挑戦し、挫折し、後悔し、誰かに迷惑をかけ、犯罪ではないにせよ、人には話したくないことを抱えて生きている。恐らく、私の人生はまだ熟柿の段階ではないのだろう。
では、他人が熟した柿であることを見抜いたり、理解することは出来るのだろうか。少なくとも本作では、他人が熟れているかについてほぼ誰も想像すらしない。現実でもそうだろう。もっと言えば、自分か熟しているかどうかすら99.999%の人は考えようともしないのではないだろうか。
ただ、それが悪いとか、もっと考えるべきだとは私は思わない。熟れるのを待つだけの人生に、充実や面白さはあるのだろうか。もっと言えば、柿の木があるのに気付かないからこそ、様々な寄り道をして、無駄なことをして、後悔して、、そうした道程こそが人生ではないかと私は思う。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.75
(4pt)

小説好きにはオススメ!

読む程に結構のめり込んでいきますね。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.74
(3pt)

本屋大賞2026年、第2位(第1位はイン・ザ・メガチャージ)

個人的な感想だが、第1位のイン・ザ・メガチャージよりも人間味があってとても良かった。
他に、佐藤正午の作品なら、「身の上話」と「ジャンプ」がお勧め。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.73
(1pt)

熟柿の意味履き違えてない?

モヤモヤ。あれだけ長引かせて結局、肝心のことを大切な人たちに告げずに終わるなんて。。。熟柿の意味を履き違えているという印象。この話の場合、肝心の告白までの期間、つまり機が熟するまでの期間は嘘を重ね続けているだけではないですか?特に息子に対して。主人公はたくさん辛酸を舐めたとしても結局、ひき逃げしたズルい精神性のまま物語が終了したことがモヤモヤすぎる。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.72
(5pt)

本が心にブッ刺さって貫通していきました。

まず、最高でした。
最初からおもしろい。
どんどん読み進む。

最初から夢中になる小説に巡り会うのはなかなかない。

なにがすごいのかって、私はこの本を読むのに1ヶ月半かかりました。
(単純に自分が忙しすぎて)
時には1週間放置で、夜寝る前15ページしか読めない日もあった。
不思議なことに、1週間放置しても内容を鮮明に覚えていて二度読みしなくても続きからまたスラスラ読める。
結末が気になりすぎて読みたいと思った。
私自身も母親なので、どんな末路になるのか気になりすぎた。

私は頭が良いわけではないので、時間軸がバラバラになる小説はあまり得意ではない。

例えば『今』この問題に直面していて次どうなるか、の時に、いきなり数日前に話が戻って、それが終わったらまた今に戻る
みたいな小説は『今』の先が気になりすぎてイライラしちゃうんですけど、
この小説もそういう内容だったのですが、
それでも読んだし、読みたいと思ったし、
何より先がどうしても気になってしまった。
母親としての決着。終わり方。

とても面白かった。
泣きました。

そして...
何よりも純粋にすごいと思ったのは、この小説を書いている作家さんが男性という事。
100%母親の感情で進む小説なのに、男性作家さんが書いているという事に、読み終えて尚、びっくりでした。(悪い意味などではありません。)
とんでもなく感情移入していただけに、
なんか本当にびっくりでした。

1ヶ月半、楽しむことができました。
ありがとうございました。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.71
(5pt)

心が病んだ時の挙動に強く共感することになる

轢き逃げ加害者としての贖罪が描かれない点がレビューに多いんだと、読後に初めて知りました。自分は本を沢山は読まないのでわからないのですが、この時悪い事をしたので主人公はこう思っていますと書いて欲しいものなのでしょうか。

そこを書かない気持ち悪さが、この本の描く人間の醜さや逆らえない本能を際立たせたと思ったので、あっちも立ててこっちも立たせるという作品に自分は出会っていないのだろうと感じると同時に、自分は今作のような際立った世界観の方が好きなのかもしれないと思いました。

仮に長々と贖罪のストーリーを描けば本作は違うものになるし、お気持ち程度に触れた物なら、寧ろ蔑ろにしてると言われた気がしました。ページをめくったらもう務所上がり済みで、自分は、あぁそういう流れか、と飲み込んだのですが、賛否両論あるのだという事を学びました。

ただ、この作中には確実に人間性が終わってるキャラクターが存在しますというのは、序盤の父親の言動でかなりきっぱり示されていた気がしましたので、次々と嫌な人間が出てくるのも、ほぼほぼ思った通りでした。良心ある人がたまに出てきた時に、そこに一喜一憂する様は、まさしく不完全な自分自身を見ているようで、大概は不条理で、でも一人の、一言の、一分の出来事でそこまで変わるか?というのが人生だし、ひき逃げの時から延々と続く、わかっているがそっちになってしまう分岐の繰り返しに、自分は共感してしまいましたし、共感する本だと決めつけて読み進めました。

事前に轢き逃げの話と知ることもできるので、自動車事故の被害者の方には決してお勧めしないというのは強く同意します。そうではなく、人間の醜さ、正しいことに相反する言動を起こし続ける気持ち悪さ、それが現実には存在すると実感を持っている人は、追体験のような気持ちになり、次の章は山あり谷ありのどちらなのかが気になって止められない作品だと感じました。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.70
(1pt)

尻切れトンボで終わってしまった

展開が遅くイライラ。。
滅多に鳴らないはずの電話が引っ切り無しに鳴りっぱなしだし、会えそうで会えない。
ちゃんと話す時間がなくて話せない。の繰り返し。引き延ばすにしてもやり過ぎ。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.69
(5pt)

じんわりと染みる佳作

無駄のない文章、個性的な登場人物により物語に引き込まれ、一気に読了。いつ、何が分岐点になるか分からない。人生はままならないものだ。それでも強く願い続けようと思う。読後あたたかいものが残る。読んで良かったです。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.68
(5pt)

熟柿の意味

後悔を背負いながらも、会えない息子への愛を抱き続けながら、それを人生の中心に置きながら毎日を消化する。その土地で出会った良い人悪い人。それをそのまま受け止めて前に進む。時が解決してくれる。その時を自分から無理に取りに行って良い未来は訪れない。その日を正しく生きること、それが私のすべきこと。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.67
(3pt)

感情移入

突っ込みどころが出てくるので、ちょっと読書への集中力を欠いてしまった。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.66
(3pt)

判断力の劣った女の物語。

ひき逃げ死亡事故の加害者の、一切の言い訳や懺悔の念に対しては、何も心が動かない。
見捨てられ亡くなった者は何も言えないまま。
そもそも我が国の交通法規の欠陥である交通事故に対する刑の軽さが問題だし、事故を繰り返す未熟な人間を放置する原因になっており、それが悲劇の連鎖を生んでいる。
【ひき逃げ】に対して問われるのは、道路交通法上「救護義務」に「違反」したから、であり【ひき逃げ】した者の人間性に対しては、精神疾患以外はほとんど考慮されない。
2014年以前はもっとひどく、ドライブを楽しんでいる最中の死亡事故でも【業務上の過失】として済まされていた。
「車の販売に影響する」・「ロジスティックインフラの円滑化」に関係する企業への忖度なのだろうか?
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.65
(3pt)

受賞作

2026年本屋大賞2位、第20回中央公論文芸賞 受賞ということで読んでみた。

序盤から中盤あたりまで不幸の連鎖ストーリーが鬱々とさせ主人公や友人の行動や考え方にイラつきを感じる部分もあるが、文章が読みやすいため挫折することなく読めた。

終盤はハッピーエンド的な展開なので後味も悪くない。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.64
(5pt)

私なら、どうする?を考えさせられた。

犯した罪を償った人の苦しみ。
とても、考えさせられた。
本を読み、自身に問いかける。
この本は、とても良い。

ミッドナイトスワン以来、久しぶりに私ならどうする?を考えた本であり、よい人間で有りたいと思った作品。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.63
(4pt)

駄目だとわかっていても過去からやり直そうとする人の業

「じんかんいたるところにせいざんあり」を物語化したような小説だった。過去の過ちは取り返せない。だから過去にさかのぼってやり直そうとするのは間違いだ。わかっているのに、人はいつもそうしたがる。
 今ここから、今できることをするしかないのだ。でも私たちはそれができない。
 その弱さをも含めて、温かな目で描き出した物語だった。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593
No.62
(5pt)

人間の心情を事細かく表している

非常に読みやすかった。
人間の罪と過ち、何年もかけて償う一人の人間にフォーカスしていると思った。
熟柿 Amazon書評・レビュー: 熟柿より
4041146593