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おごさま



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【この小説が収録されている参考書籍】
おごさま

おごさまの評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

どうでもいい連中がどうなってもどうでもいい

カクヨム掲載小説の書籍化なのでカクヨムで全部読める。一応書籍化にあたり4万字ほど加筆されてるけど別になくても問題なし。なので無料で読みたい人にはカクヨム版おすすめ。普通にタイトル+カクヨムで検索すればトップに出てくる。

内容は推薦文からおおむねお察しの通り、初期の芦花公園の短編ぽい感じ。なのでクズの大洪水な芦花公園の作風が好きなら楽しめる。個人的にはバカの見本市って方が近い。登場人物ほぼ全員即物的で衝動的で動物的、同情できないししたくない。兄ちゃんとかやは多少可哀想だったか?

不細工の人権は断じて認めんさあやの性格悪すぎ一人称語りは面白かったのだが、キャラクターの中に生き残ってほしいと願いたくなるヤツが一人もいなくて、途中から「どうでもいい奴らがどうなろうがどうでもいい……」と惰性でページをめくってしまったのは否めない。やってることが自業自得過ぎてコイツらの運命に興味が持てないというか……。
ノワール小説なら全然いいんだけどね。登場人物の末路から興味が失せるって、ホラー小説として致命的。

終盤で某人物の正体が妖狐だとネタバレされるものの、そのせいで一気にラノベっぽくチープになってしまったのが残念だった。
おごさまAmazon書評・レビュー:おごさまより
4041156106

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