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サーキット・スイッチャー
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サーキット・スイッチャーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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自動運転になると事故の責任の所在がドライバーからメーカーになり賠償金の請求先が変わってくるという視点はハッとさせられた。 | ||||
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SF的な小説などほとんど読まないのだが作者が東京都知事に立候補していたので試しに読んでみた。かなり専門的でもあり深い内容でもあるのだが、一方で映画でもみるような緊迫感もあり一気読みしてしまった。自動車のAIによる自動運転を扱いながらの非常に深い洞察もみられる。これからの日本を変えて行く人なのかもしれない。 | ||||
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都知事に立候補されると知って読みました。 結論から言うととても面白かったです。 基本的にSFは、その科学的根拠が妥当でないと読み進められないと思うのですが、著者はAI技術に精通しているだけあって、その業界に身を置く者としては解決方法などに疑問を抱くことなく楽しめました。 著書の舞台となる年代に自動運転レベル5が実現しているとは思えませんが、内容としてはとても面白かったです。 | ||||
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自動運転が当たり前になった社会におけるビジネスや立ち回りを今のうちに考えておかないとなーと思わせてくれる良作です。僕が自動車会社のお偉いさんだったら好待遇で雇いたいと思いました。自動車のドメインのキャッチアップもすぐできるでしょうし。 | ||||
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AIによる完全自動運転が普及した日本を舞台に交通事故におけるトロッコ問題を扱ったSF小説で、題材は重く難しいのですが平易な文章とドラマティックな展開、魅力的な登場人物のおかげでするすると読めました。 AIに対する技術恐怖症や高齢者や子ども、障害者、外国人等の立場が弱いマイノリティの方の問題、経済活動における倫理観、正義のあり方など、ひとつ取り扱うだけでも大変なのによくまとまっているうえに物語としても面白いというのが本当にすごいなと思います。 SFはディストピアもので読むと疲れるイメージだったのですが、本作は読後感も良く、目の前に絶望的な状況が広がっていても少しでもより良い方法を探す勇気をくれるようでした。 特に岸田さんが好きです。 他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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東京都知事選に立候補されているので興味があり読んでみました。 | ||||
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都知事選出馬おめでとうございます!応援したいと思います! もし当選したらまさしく近未来SFを地で行きますね(笑) | ||||
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なぜ受賞できなかったのか? | ||||
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先日TVで音声合成器を説明している方がおり、調べてみたらSFも書いていらっしゃいました。即、その本を読んでみましたが、いかにも近々の未来でありえそうな話で、一息に読み終えました。おススメです。 | ||||
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2029年、日本では完全自動運転車が普及している。自動運転アルゴリズムを開発したのは、サイモン・テクノロジーズ社の代表・坂本義晴だ。そのアルゴリズムを搭載したマツキ自動車に乗って首都高を移動中、謎の男が乗り込んできて突如、拘束されてしまう。「ムカッラフ」と名乗る襲撃者は、車内で坂本を殺人の容疑で告発し、尋問を始める。その模様はネット上の動画サイトMeTubeで全世界に発信される。そしてムカッラフは首都高速中央環状線を封鎖しなければ、車に仕掛けた爆弾が爆発すると宣言。ムカッラフの目的は一体何か? ---------------- 昨2021年8月に最終選考がおこなわれた第9回ハヤカワSFコンテストの優秀賞作品です。作者の安野氏は東京大学工学部卒のソフトウェアエンジニアとのことで、持てる知識に虚構をおりまぜてこの近未来SFスリラーを構築したようです。 自動運転車両、動画共有サイト、異文化共有社会、命の値段……、様々な現代的な課題が散りばめられていて、謎解きの道程が二転三転する面白さも併せ持った280頁です。 おそらく自動運転が当たり前の時代に、それでも起こる自動車事故の責任はどこにあるのかというのは、車両ユーザー、自動車メーカー、保険会社、警察などが直面せざるをえない現実的な課題となっていくことでしょう。だからこそ、このSFが絵空事ではないような気がしてなりません。 ---------------- 参考までに下記のアメリカドラマを紹介しておきます。 ◆リーガル・ドラマ『 グッド・ワイフ 』第7シーズン第7話「身を委ねて」は、まさにこの自動運転車両が起こした事故の責任の所在をめぐる司法上の争いを描いています。全米で放送されたのは2015年のことです。 . | ||||
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一言、面白い。主人公の性格設定はこれでいいのかと読みはじめは思っていたが、これでないと結末に結び付かないのだね。納得。 | ||||
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登場人物が全員、人間味があり、感情移入してしまった。専門的な知識がなくても楽しめる。とにかくテンポがよく、面白さに圧倒されまた。 | ||||
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大きなストーリーの流れ、ディテール、キャラクターにリアリティがある。 対人恐怖症のスタートアップ企業の社長、カージャック犯、自動車会社の社長、警察、それぞれ信念というか主義があって、ただの勧善懲悪小説じゃないところも良かった。 本当に少し先の未来に取り沙汰されそうな深いテーマなので、自分事として考えてしまう。 登場人物の会話が少し丁寧すぎるのが気になったけど、それにしても完成度は高い。 SFというかミステリーとしても楽しめるし、映像化してほしいと思いました。 | ||||
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面白くて一気読みしました。 要所要所のテクノロジーネタにニヤリとしつつ、全体を通して描かれたテクノロジーにまつわる倫理的な問題については考えさせられたし、教科書にしたいくらいわかりやすかった。 また、エンジニアやデータサイエンティストのわかりやすくデフォルメされつつもステレオタイプではない人物描写も、中の人ならではな感じで流石だなと感じた。 | ||||
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自動運転アルゴリズムの開発者坂本が、自動運転車に乗車中に監禁される。 一定の条件を下回ると爆発する仕掛けがされており、同乗している犯人ムカッラフの要求に応えることが要求される。 果たして坂本は無事に生還できるのか、という話。 小難しい意味の分からないSFものかと思いきや、非常にスリリングで面白い出来の小説でした。 極めて実践的な問題を指摘しつつ、サスペンスとしても一級の出来でした。 SF好きじゃなくても、サスペンス好きであれば十分楽しめます。 映像化にも向いている作品かもしれないです。 お勧めの一作です。 | ||||
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今までに読んだことのないような小説で、とにかくドキドキする! めちゃくちゃ面白い! | ||||
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一部こすられたテーマもあるが、AI技術を確立した際に訪れるビジネスモデルを上手く表現している。構成も申し分なく、非常に読みやすい上勉強にもなる小説だった。 | ||||
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SFでありながら圧倒的なリアリティがあり没入感が堪らなく良かった。 実際に近未来に発生するかもしれない問題が扱われており、完全自動運転車が普及した世界における課題や倫理観についても考えさせられる。 著者自身が極めて優秀な現役ソフトウェアエンジニアである為、登場する技術や解説も的確でわかりやすく、読み進めながら何度も頷いてしまった。あれが元ネタだなとニヤッとする場面も多かった。 誰が読んでも楽しめる作品であることは間違いないが、読者がエンジニアであれば尚唸るような内容なので是非おすすめしたい。 | ||||
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●完全自動運転が日常化している2029年の近未来。その自動運転車がカージャックされた。計算さ れつくした筋書き、終盤のクライマックスへの疾走感、思わぬどんでん返しなど非常に完成度の高い 作品で、ベテランのミステリー作家の筆力だった。 ソフトウェアエンジニアとしての専門知識を駆使し、ICTの進歩した社会を活写している。と共に 自動運転アルゴリズムを軸とした三者三様の思惑や正義がぶつかり合う。それに対するアウフヘーベ ンは提示されるのか?作る者の義務と責任、SEとしての著者の苦悩が垣間見られた。 本書を正確に評価すれば★4.8くらいか。その根拠はサスペンスミステリー小説としては超一級品 ですが、SF小説としてはもう一段階飛躍する想像力が欲しかったと思います。次作期待しています。 | ||||
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完全自動運転が実現した社会で起きる犯罪、という本当にちょっと先の未来で起きそうな世界を描いた作品。 良い意味でSFっぽくない構成の緻密さと、技術的な知見、そしてそれを通じて現代社会に通じる問いを投げかける作品ですし、そういう堅苦しいことを抜きにして楽しく読めた作品でした | ||||
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