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禁断のパンダ
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禁断のパンダの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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ミステリーとしては微妙でした。 他の方も書いている通り料理の描写はすごい。 クリスチャンのとして言わせてもらうと、教会の関連の取材が不足していると思いました。 司祭(神父)と牧師が区別できてない。 カトリックとプロテスタントの違いが理解できてないようです。 中途半端なキリスト教知識を使って書いてほしくないと思いました。 クリスチャンではなければ気にならないところかも知れませんが。。。 しかし、何かを書くとしたら(教会のことだけではなく)正しく書いてほしいものだと思いました。 表紙が可愛かったのでリサイクルで買いました。 美味しい気分になるのはいいかも(・'з`・) | ||||
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表紙にやられちゃったよな。 拾った本に文句も言えないんですがね。 途中でオチが読めてくるので、ミステリーとしては残念な作品ですが、 読んでる側をいや〜なき持ちにさせるのが目的なら、著者の意図どうりでしょう。 でも、こういうオチなら、そういうジャンル向けの絵を使ってもらわないとね。 聖母マリアが抱いてるキリストにかぶりつくみたいなのはどう?(ベタベタですね) 表紙の絵柄から、自分のようにコミカルミステリーを期待して読んだ人は後悔してるよね〜。 ラストに、主人公が『あれを味わいたい』と思うようになるのも無理があるかな。 あのくだりはいらんと思うけど。それとも、バンパイヤみたいにうつっちゃうんでしょか(笑)。 後編もあるようですが、『あれを味わいたい』人がよんでるのかな? | ||||
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神戸在住の人間なので読みました。 地元がネタになっている事以外 何一つ面白くなかったです。文体も普通。 そしてこの作家さん、神戸在住らしいですが 大阪人と神戸人を混同してますね。 生粋の神戸人はあんなコテコテの 昔の大阪弁使いませんよ。 じゃりんこチエじゃないんだから。 まさかこんなしょうもないオチじゃないよね? と思いながら、我慢して最後まで読んだら予想通り。 ある意味ビックリしました(笑) 私は伊坂幸太郎、東野圭吾など人気作家を 読み漁っていますが、たまには賞を獲った作家さんも 挑戦してみようと思い、選びました。 一体何が良くて選ばれたんでしょう?? レビューを書いたのは、このミスに騙されて 購入しそうな方に思い止まって頂きたかったからです(笑) 伊坂幸太郎、東野圭吾などを読んでいる方には この作家のレベルでは満足出来ないと思います。 | ||||
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ですが、ミステリーとしては★1つ。 主人公を含め、各キャラクターが弱い。 (本当に同じ人?)と思ってしまうような発言・行動があって 人物像が固まりにくいので感情移入も出来ない。 特に主人公夫婦の出会いのシーンが理解不能。 あんな事いう女性に惹かれる気持ちがわからない。 かつ、あんなずうずうしい女性は 友人が事件に巻き込まれたくらいじゃ動揺しないだろう。 刑事2人の力関係もすっきりしない。 イマドキの若者的な感じを出したかったのか? 「上司」というとってつけたような肩書きだけで納得しろといわれても 中身が付いていかないもんだから安定感がない。 「禁断」「妊婦」「美食」だけでオチも100%予測可能。 ※ただ、ウチの50代の母は「意外だった」と言っていたので 年代や普段読んでいる系統で違うのかも 歴史系とか猟奇ものでは定番だと思う 既に多くのミステリーが出てしまった今、+アルファがないと 新鮮さがないのはわかるが ベースとなるミステリー部分がおもしろくなければ意味がない。 この作品のどこが評価されての受賞なのだろうか。 | ||||
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悪くはないけど、ミステリー大賞を受賞するレベルでもないかなと。 | ||||
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えー!!!ショック!!!というのが感想。 結婚式の披露宴で出される素晴らしい料理のくだりの描写がいきいきしており、 料理にまつわる蘊蓄はとても興味深い。 そしてそこで美食家に認められた主人公である若いシェフが腕を振るう部分も、 活字でお腹が満たされる稀有な展開にほくほく。 ところが・・まさか、そうなってくれるなよ?という方向へ、結末へごろんごろん (ごろごろ、というほど軽快にではない)と、物語は進む。 えぇ、ホンマに?と、なぜか関西人になってしまうのはこの物語がオール・関西弁で お送りされているからなんだろうね。こんだけほのぼのさせておいて、緊張感なさすぎ。 この結末、ありえないよ。この結末にするんだったら準備もあるだろうよ。 さんざん森のくまさん見せておいて急にくまさんが人肉を食らってスプラッタしちゃったら、 安心して見せていいのかと思っていたお父さんお母さんもびっくりだ。 ちゃんと危ないんだったら危ないって言っておかないと。 急にGをかけるのはいい。ほのぼのかと思っていたらぎゅーっとGなんてのは、 荻原浩だってよくやるパターンだ。でも、これはイカン。だって必然性がないもの。 密輸の動物を調理にってのはいい。究極まで行きたいのは大いに結構。 でもそれを安易に、禁断=XXXXってのは最悪だよね。まさかそれはないよね、 どうひっくり返るの?とわくわくしていた気持ちがしゅるんと萎んで、冷えきったゴハンみたいだ。 レンジでチーン。いやいやあの人やあの人にチーンだろう。あぁ、がっかり。 このミスは好きな作品が多いのに、こんなオオアジのマイナス・まさか作品があろうとは。がっくり。 | ||||
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冒頭部分は、軽快な印象を受けたのですが、読み進める内に、その内容にビックリ! 妊娠中の女性にはお勧めしません…。産み終わってから、ね♪ | ||||
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料理の表現については、他の方も書いていますが文句無しです。 しかし、いったい誰が主人公なんだろ、この話。 いちばんしっかりとキャラが立っていたのは2人のシェフ。 天才シェフ石国努と若手の才能あるシェフ柴山幸太。 この2人のどちらかが推理する話だったら面白かったのになあ〜 主役はやっぱり青山っていう刑事になるのかな。 しかし、この人個性が無くて、この人が活躍するシーンでは 読むスピードが止まりましたぜ(ーー; 誰を柱にストーリーを進めるのか、ちゃんと考えて書けば すごく面白い話になったんじゃないかな〜 | ||||
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文字だけで、人を嘔吐させることができるのだろうか。 このフィクションは、そんな活字の挑戦のように思いました。 食欲に原因を帰する犯罪は、腹が減ったコンビニ強盗くらいしか知りません。 なので、性欲に近い欲望としての食欲の描き方に衝撃を受けてしまいました。 読んでいる途中で、「食う」とか「おかず」とか、 食の言葉が性的な比喩として使われていることが、なんだか恐くなってしまいました。 逆に言えば、そういう空気をうまく掴んで利用しているのかもしれません。 カマキリの交尾後の共食いに対する素直な嫌悪感だとか、 妊婦というある種の記号の使い方も、かなり効果的に働いている気がします。 食欲も、性欲も、知りたい欲望。人間の尽きることのない好奇心。 だからこそ、ガンジーの言葉は、偉大なのでしょう。 感動的なストーリーではまったくないし、ミステリーとして読むことは忘れていましが、興味深いテーマでした。 ただ、気持ち悪いからあんまり本気で読みたくないですね。 | ||||
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関西弁をもう少しセーブしても良かったのでは? 受賞作を大幅に書き直したのでしょう。結構、ミステリーとしてもいいのでは? フランス料理の描写もなかなかのものです。 ちょっとグロすぎるのが難かな。 | ||||
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冒頭のシーンにやや不安を感じるものの、 続く披露宴フレンチの描写からは痺れる旨さ/美味さ/巧さが炸裂。 関西弁の会話もテンポ良く、前半は大いに期待させてくれる。 しかしながら話が謎解きに移行した後は あまりに通俗的な刑事の描写と、判り易い悪役の行動と 賛否両論あるであろう結末の処理にやや食傷。 | ||||
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第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作ということで、 あまりに期待しすぎたせいか、ちょっと期待はずれでした。 これは、「ミステリー」じゃないです。 すぐに結末が予測つきます。 単なる小説として読む分には、まあこんなもんかなと。 ずっと昔に、同じ主題の小説を読んだことあります。 名前は忘れたけど、美食の限りを尽くして最後には・・・って感じの小説でしたが、 すっごく不気味で雰囲気ありました。 それと比較すると、この小説は、定価だと、「ちょっぴり哀しい」です。 | ||||
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主人公が作る力強いフレンチ、天才シェフが作る繊細なフレンチ、そしてワイン。 一度でいいから味わいたい!と切実に願うほど、出てくる料理の描写が素晴らしい。 前半はその料理を味わうようにゆっくりで、 後半から苦いものを口にしてしまった感じで、一気に飲み込むように読んでしまった。 ストーリー性としてははっきり言って大味だ。でもミステリー小説で五感を刺激されたのが面白い。 ラストもデザートにスパイスを効かしたような終わり方。 | ||||
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前半と後半でかなり印象が変わってきます。 後半というのはストーリーの真相が見えてくるあたりのところです。午後の静かな時間に紅茶でも飲みながら… っていうのにはまず向いていません かなりショッキングな内容で自分の精神が弱いだけなのか、ちょっと気分が悪くなったりしました。 結末も、精神的に救いのないままあっという間でした。こんなに面白くて後味が悪いのは初めてです。(嫌味とかじゃなくてホントに)何か物を食べながら、もしくはご飯の前に読むのとかはやめたほうがいいかもです | ||||
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本屋でプッシュされていたので購入 可愛らしいイラストの表紙と帯には「美味しいミステリー」と書いているので 「これはちょっと小洒落たミステリーか!?」と内容を期待したが予想は裏切られたw (具体的にどのような展開になるかは伏せる) 物語は「料理人」と「刑事」の二人の目線で進む。 筆者は料理の専門学校を卒業しレストランで働いていた経験がある為か 料理に関するキャラや場面の描写は卓越しており涎をそそる程に上手い。 (また神戸弁の夫婦の会話が何ともカワイイ。方言は素晴らしい) しかし刑事の視点となると、型にはまったもので、あまり面白くは無い。 また「ミステリー」と銘打っているが特にこれといったトリックも推理も無い。 オチも半分読んだところで読めてしまう甘さもある。 正直「刑事」「捜査」は味わいの邪魔で純粋に料理パートのみで構成された方が 面白かったのではないかと思う。 長所と短所が白黒のパンダ模様さながらに入り混じっており好みが分かれるだろう。 「ミステリー小説」と期待せず読む事をオススメする。 | ||||
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警察側の捜査部分は全然つまらないし、 捜査にあたる2人のキャラクターもはっきりしないままだし、 主人公とその妻の出会いの部分もいまひとつ説得力に欠けるし・・・などなど、 全体としての不満は多々ありますが、美食の部分は本当に素晴らしいです。 「よし!今週末は豪華フレンチを食べにいくぞ!」と思っていました・・・途中までは。 結末を読んだら、一気に萎えました。 「誰が?」というよりは、「なぜ殺されたのか?」というホワイダニットが核であり、 この話の流れとしては、これしかない!という理由で、それには十分納得させられます。 ミステリーとしてもよく出来ているとも思います。 ・・・が、女性には勧めない小説です。 特に、主人公の妻と同じか近い境遇にある女性の方はやめた方がいいと思います。 「お話の世界のことだから」と一生懸命自分に言い聞かせつつ読みましたが、 あの時期の女性にあんなことしたらその後無事でいられるわけがない!!! 小説としての出来栄えはともかく、読後感は最悪でした。 食に関する部分はあんなに臨場感にあふれてリアリティがあるだけに、 それ以外の部分にも、もっと気を遣ってほしかった。 願わくば、「あんなことがあったけど、本当に無事でよかった」と、 主人公一家が幸せに過ごす続編をぜひ書いてもらって、安心させてほしいです。 | ||||
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美食と殺人事件がどう繋がるのか!?訝しく読み続けましたが、 終盤で事件の真相が明らかになり、密接な繋がりがあると納得しました。 一見、不可解なタイトルの意味も美食家の口に語らせており、その意味の深さを知りました。 プロの評論家が評しているように、味覚表現には長けていますが、警察の動きが素人の想像の域を出ないのが残念。懸命にキャラクタを動かして歓心を買おうと作者がもがいていたのは認めますが。 でも、この作者がこれからどんな活躍をするのか気になるところです。 楽しめましたので評価は★4つです。 胃の腑に落ちました。ごちそうさま。 | ||||
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安直で、想像通りの展開。面白くないです。 ハードカバーで買うと、損した気分になります。 古本屋で、100円だったら止めません。 その程度の本です。 | ||||
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「ミステリー」という帯に期待し、ページをめくり続けた。が、さほどミステリーの色合いは感じられず、事件が発生してからそのカラーが文章を彩り始めた。よって、「大賞」という賞を基準に本書を選ぶと、歯がゆさを感じるかも知れない。ただ、全体的に読みやすいので、読む場所を選ばない。 筆者の表現力は、水準以上である。流石、賞を受賞するだけの力量だ。が、舞台が神戸で、会話は関西弁。よって、関西弁を日常的に利用する環境にない読み手だと、読むことにさえ、つっかかることを避けられない。それは、関西弁を”味”と捉えるか否かにより、本書の”味わい”は格段に変化することにも繋がる。 今回は料理というキャンバスの上に物語を展開している。今後は、どのようなキャンバスを使いこなすのか。その選択に筆者の今後がかかっている、と言っても過言ではないだろう。 | ||||
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タイトルとカバーイラストに惹かれるものがあったので購入しました。 レビューでは多くの方が激賞されていますが、その人たちの気持ちがわかりません。 文体もお話のスタイルも凡庸だな〜と思う。 でも、私が辛口の点をつけたのは、そういうところではなく、お話のカラクリがゲテモノなところです。 ゲテモノ趣味を無理やり全ての理由にして終っちゃうところが気に入りません。 最後の落ちも、数ページ前から読めてしまうし、悪趣味・推理なし・心に残るものなしの3点セットでした。買わなくていい本です。 | ||||
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