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ブレイクスルー・トライアル
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ブレイクスルー・トライアルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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主人公はセキュリティ会社の社員。その会社が賞金を賭けて自社のセキュリティ・システムを破るトライアルを開催する。賞金額はなんと1億円。大学時代の友人に誘われ、その社員はトライアルに参加する。着々と準備は進み、本番に向けて緊張感も高まっていく。冒険小説ではあるが、このあたりはクライム・ノベルの雰囲気。 しかし、そこから物語は複雑になる。主人公の2人に普通でない過去があることが明らかになる。2人はそれぞれ、ある思惑を抱いてトライアルに参加したのだ。トライアルには、なぜかプロの泥棒も参加する。彼らにはまた別の目的があった。そしていよいよトライアルが始まる―。 前置きだけで実に166ページ。しかし、アクションシーンやクライム・ノベル的な要素も組み込まれていて、飽きずに読ませる。軽妙な語り口と会話も悪くない。そしてトライアルが始まってからは、冒険小説にふさわしく、知恵比べあり、アクションありで楽しませてくれる。 冒険小説。この響きは、いつも男(特に少年)を引きつけてやまない。トム・ソーヤの冒険、ロビンソン・クルーソー。私たちはその本を手にし、つかの間のバーチャル・リアリティの冒険活劇を満喫する。山を越え、海を渡り、大金を手に入れ、いろいろなスリルとサスペンスに満ちた世界を駆け抜ける。優れた冒険小説は、私たちを未知の世界へいざなってくれる。そこでひととき、人は夢を見て、明日の現実に戻る活力を取り戻すのだ。この作品は、まさしくそんな力を持つ物語のひとつである。 | ||||
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第5回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作ということで、 思いっきり期待しすぎたせいか、ちょっと期待はずれ。 いや、おもしろくないってことはないです。 設定はいいんですよ。 だけど、登場人物が魅力的でないというか、 魅力的なはずなのに、それが感じられないと言うか。 まあ、中古の値段なら、読んで損はないかと思います。 | ||||
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第5回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作ということで、 思いっきり期待しすぎたせいか、ちょっと期待はずれ。 いや、おもしろくないってことはないです。 設定はいいんですよ。 だけど、登場人物が魅力的でないというか、 魅力的なはずなのに、それが感じられないと言うか。 まあ、中古の値段なら、読んで損はないかと思います。 | ||||
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このミス大賞受賞作であり、期待して読んだのだが、読書中止にしたくなるような内容でした。 セキュリティを破る競争をするということ自体もあまり魅かれなかった。 しかしながら、大賞受賞ということは、その筋道にどんでん返しや驚きがあるのだろうと信じて読み進めたのですが、その気持ちは裏切られました。 シリアスなものにしたいのか、コメディに持ち込みたいのか。内容的にはとても漫画チックで、コメディに持ち込みたいのなら多少わかりますが、それでも中途半端です。色を明確に打ち出さなければ、迫力は感じないし、説得力もありません。 要するに、何なの? | ||||
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面白い構成だと思います。しかしその構成が十分にストーリーに生かされているかといえば、そうとは思えません。登場人物の個性が描かれていない。たとえば、ダブルエージェントの中井はもっと面白い役割を示すことが出来たのに結局、放置されています。また、盛り上がりが不十分で、読んでいて「もっと興奮したいのに」と思わざるを得ませんでした。 | ||||
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スリルなし、意外な展開なし、アクションなし。発想だけがあるが、それも中途半端。1番酷いのは、折角キャラをはっきり立てたライバルチームがいるのに全くそれが生かされていない点。幾つかのチームを作ったものの十分活躍させるだけの力量がなかったと感じた。次作に期待したいが、何故本作が大賞なのか、些か疑問が残る。 | ||||
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なんか、あまりにも都合よすぎて… こんな時は、こうあるべき、みたいな進行だったような気がします。 知識はすごいけど、それをつなげる「語り」がイマイチでした、残念。 | ||||
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幾重もあるセキュリティをくぐり抜け、ターゲットを持ち帰れば賞金1億円!?のサスペンス(?)です。かなり男臭い文章なのですが、ぎりぎりのところで滑っていないのが救いです。 | ||||
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レビューには酷評のものもあり、どんなもんだろうと思って読んで見ましたが、私にはとても好感が持てる作品でした。確かにご都合主義的な展開もありましたが、過不足のない伏線、端役に至るまで魅力的で強烈なキャラクタ造形。それぞれのキャラクタが都合不都合に関わらず絡み合ってくる展開はワクワクして読めました。綺麗にまとまっていて、読後感も非常に爽やか。海外小説を思わせるような軽妙さは、時々軽すぎて実感を伴わないときもありますが、エンターテイメントとしては十分な説得力を持っていたのではないかと思います。会話や地の文に、ニヤっとするような爽快な表現がふんだんに盛り込まれていて、大人のためのジュブナイル的冒険小説現代版と称していいのではないでしょうか。 | ||||
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設定は中々面白いものがあるものの、地の文、会話文共に まだまだというか下手くそですね。 そのため 人物設定と文章から受ける人物像が乖離して感じられて、 最後まで登場人物を上手く受け入れることが出来ませんでした。 この値段でこの内容はちょっと無しですね。 文庫なら星二つ位つけても良いかなといった所です、 これを単行本にして売ってしまおうという編集者や、 大賞に選んだ選考委員は何を考えているのやら。 | ||||
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設定は中々面白いものがあるものの、地の文、会話文共に まだまだというか下手くそですね。 そのため 人物設定と文章から受ける人物像が乖離して感じられて、 最後まで登場人物を上手く受け入れることが出来ませんでした。 この値段でこの内容はちょっと無しですね。 文庫なら星二つ位つけても良いかなといった所です、 これを単行本にして売ってしまおうという編集者や、 大賞に選んだ選考委員は何を考えているのやら。 | ||||
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第5回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作ということで読んでみました。大賞の割には小粒なイメージがしました。がこの小粒感のなかにいろいろな味が分離しにい程度に且つくっつきすぎずうまくちりばめられています。そういう意味では大賞に値した意味がわかると思います。今後深みを増していけば、いい味が出るのではないでしょうか。今後が楽しみな原石かと思います。書かれている登場人物は私は好きな感じですね。それぞれでひと作品作れるだけのキャラではないかと思います。ミステリという面ではちょっと不足気味。よって星4つ。 | ||||
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襲撃小説としてのアイデアがふんだんに盛り込まれた贅沢な小説ですいすい読んでしまった。セキュリティアタックの手法やプロセスがわかりやすく、楽しく読める。 何より登場人物が魅力的なのがいい。名もない端役にさえ強烈な個性があって忘れられない。スピンオフ作品も欲しいくらいに愛着が湧いてしまった。 伊坂幸太郎や藤原伊織にあるような「ちょっと可愛い感じのする三十男(でもすこぶる有能)」が存分にその能力を発揮して問題を次々クリアしていく。読後感は爽やか。 リズムのある文体は読むのに心地よくもっと読んでみたいと思わせるものでした。 | ||||
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最新のセキュリティとは言うものの、それは想像できる範囲内での新しさ。 小説ならではの、度肝を抜くようなセキュリティだとか、発想だとか、展開だとかは、あまり感じられない。 よく整ってはいると思うが、都合の良いストーリーでもあり、 前年の受賞作であるバチスタと比較してしまうと、どうしても格落ちの印象は拭えなかった。 | ||||
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個人的にこういうテーマは大好きだ。いわゆる金庫破りものの現代版ということだが、まったく型破り。最新セキュリティシステムが稼働する難攻不落の建物に侵入し、ターゲットを持ち帰るというゲームに参加する男たちの物語で、主人公やその相棒の運命めいた人間模様がからみ、おもしろいストーリーが展開する。どうやってミッションを成功させるかという興味も尽きないし、男の友情、隠された過去が絡んできたりと展開にワクワクする。軽妙な台詞回しも高感度高し。結構長編で楽しめる。 | ||||
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個人的にこういうテーマは大好きだ。いわゆる金庫破りものの現代版ということだが、まったく型破り。最新セキュリティシステムが稼働する難攻不落の建物に侵入し、ターゲットを持ち帰るというゲームに参加する男たちの物語で、主人公やその相棒の運命めいた人間模様がからみ、おもしろいストーリーが展開する。どうやってミッションを成功させるかという興味も尽きないし、男の友情、隠された過去が絡んできたりと展開にワクワクする。軽妙な台詞回しも高感度高し。結構長編で楽しめる。 | ||||
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