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悪夢たちの楽園
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悪夢たちの楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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論創ミステリは聞いたこともなかったが、新人発掘のために新しく立ち上げたノベルの ようだ。この出版不況の中、それは賞賛に値し、この作品は大賞受賞作とオビに書いて あったので期待値が更にあがったが、読了して、うーんと唸ってしまった。事件が起き るまでかなり時間経過があるのと、伏線を張って回収するというミステリお決まりの作 業が明確には分らなかった。たどり着いた犯人も意外性はなく、その動機も残念ながら ありがちだ。カバー裏著者挨拶の万葉集も登場するが、それは広島の情景を謳ったもの で、南国との関係や意図が分らなかった。最後はそれなりに話はまとまっているが、そ れはミステリのエンディングではない気がした。しっかりした脚本家がつけば、半沢直 樹のような、サラリーマン下克上ものに変貌するかも知れないが、主人公の心理描写を もっと緻密にしなければ「心の再生」には到達できないだろう。結局、何を読んだのか 分らず、このような評価とならざるを得ない 。 | ||||
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左遷された男が失意から立ち直る再起のストーリー。ありふれたテーマと凡百のストーリー。犯人はごく最初の時点でバレバレ。熱量は感じるが文章は稚拙。意外性も無ければカタルシスも全くない。この程度が大賞かと呆れたが、著者に関する報道を見て納得。もしかして炎上を見通した上での受賞かと疑いたくなる。(だとしたら上手く行きましたね) それにしても、左遷の理由がプロジェクト失敗の責任を負わされてと、既婚者で不倫を続けた代償じゃ全然違う。カムバックストーリーは妄想なのか計算なのか、現実を歪めて正当化するのだけは見事です。 | ||||
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