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悪夢たちの楽園



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【この小説が収録されている参考書籍】
悪夢たちの楽園 (論創ノベルス)

悪夢たちの楽園の評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

これはミステリなのかな

論創ミステリは聞いたこともなかったが、新人発掘のために新しく立ち上げたノベルの
ようだ。この出版不況の中、それは賞賛に値し、この作品は大賞受賞作とオビに書いて
あったので期待値が更にあがったが、読了して、うーんと唸ってしまった。事件が起き
るまでかなり時間経過があるのと、伏線を張って回収するというミステリお決まりの作
業が明確には分らなかった。たどり着いた犯人も意外性はなく、その動機も残念ながら
ありがちだ。カバー裏著者挨拶の万葉集も登場するが、それは広島の情景を謳ったもの
で、南国との関係や意図が分らなかった。最後はそれなりに話はまとまっているが、そ
れはミステリのエンディングではない気がした。しっかりした脚本家がつけば、半沢直
樹のような、サラリーマン下克上ものに変貌するかも知れないが、主人公の心理描写を
もっと緻密にしなければ「心の再生」には到達できないだろう。結局、何を読んだのか
分らず、このような評価とならざるを得ない
悪夢たちの楽園 (論創ノベルス)Amazon書評・レビュー:悪夢たちの楽園 (論創ノベルス)より
4846023540
No.1:
(2pt)

選考過程にも疑問

左遷された男が失意から立ち直る再起のストーリー。ありふれたテーマと凡百のストーリー。犯人はごく最初の時点でバレバレ。熱量は感じるが文章は稚拙。意外性も無ければカタルシスも全くない。この程度が大賞かと呆れたが、著者に関する報道を見て納得。もしかして炎上を見通した上での受賞かと疑いたくなる。(だとしたら上手く行きましたね)
それにしても、左遷の理由がプロジェクト失敗の責任を負わされてと、既婚者で不倫を続けた代償じゃ全然違う。カムバックストーリーは妄想なのか計算なのか、現実を歪めて正当化するのだけは見事です。
悪夢たちの楽園 (論創ノベルス)Amazon書評・レビュー:悪夢たちの楽園 (論創ノベルス)より
4846023540

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