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スモールワールズ
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スモールワールズの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 61~62 4/4ページ
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| BLデビューからのファンです。 コメディからシリアスまで多岐に渡る作品を残されているのは勿論ですが、非BLである「きょうの日はさようなら」の発表当時、ぐしゃぐしゃに涙しながら、いつかは文芸を書かれる日が来るのだろうなあと思っていました。 デビューとなる「スモールワールズ」。 一言で表すなら、感情の忙しい一冊でした。 ひとつひとつの話も、文体も全然違う。 涙し、背筋が凍り、しかし読後感はすっきりとして、やはり大好きな本になりました。 個人的には、花うたが一番好きです。 何度も読み返してしまいます。 | ||||
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| この作者が書かれた本はほとんど読んでいる者なので身内贔屓(?)があるかもしれませんが、少なくとも候補にはなると思います。偉そうですみません。ただのファンです。 6本の短編からなる短篇集です。背筋が凍る話あり、心が温かくなる話あり、作品ごとに雰囲気が異なります。全作品ヘビーになりやすい題材を扱っている割にサラッと読めるのが、この作者さんの技量だと思います。 以下、ネタバレにならない個人的ひと言感想です。 『ネオンテトラ』。最後の数ページで「なるほどそう来たか」と唸りました。 テンポ、リズムがとにかく良い『魔王の帰還』。とにかく爽やか。若い人に読んでもらいたい。 思わぬ人物から口語体で綴られる『ピクニック』。最後の5行に背筋が凍りました。 手紙のやりとりだけで構成された『花うた』。『アルジャーノンに花束を』を彷彿とさせます。最後はうるっと来ます。 『愛を適量』。親子のお話。自己満足にならない愛情は難しい。身につまされる。読後爽やか。 『式日』。登場人物の片割れの行く先を先に知っているので途中からなんとも物悲しい。 少し前にTwitterで「本を読むのは体力、他人が構築した世界を理解しようとするジャンプ力がいる」といった内容がバズってましたが、この作品はそういった体力が乏しくても読める、情景が思い浮かぶ文章を書くのが巧みな作者さんならではの作品だと思います。 あと一話一話、登場人物が多くないので物語に没入するのに焦点が合いやすいのかも。 連作なので一部の登場人物に繋がりがあるので、今からもう一度じっくり読み返してみようと思います。 普段本を読まない人にこそ、読んで欲しい。 一冊の本でこんなに色んな気持ちになれることを知って欲しい、そう思える本でした。 | ||||
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