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(短編集)
きこえる
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きこえるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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(a) 本書は、5編の短編から成る本です。 (b) これらのストーリーの際立った特徴は、「きこえる」のタイトルどおり、それぞれの話にいくつかのQRコード(二次元コード)が掲載されており、そこからYouTubeにUPされている音声(概ね2~3分程度)を聞くことができること。ネタバレになるので書きませんが、かなり特徴的な音作り(歌や会話や周囲の音)になっています。やや、不気味で怖い印象でしょうか。 (c) 文字情報だけでなく、音声情報が「きこえる」というコンセプトはとても面白く、チャレンジングです。ただ、私の場合、こんな形式の本は初めてだったのでややとまどいを感じ、「少し面倒」、「こんな形式の本は、もうこの1冊で十分」と思いました。この本を読んで、逆に「文字だけの本(従来型の普通の小説)の凄さを再認識できた」とさえ思います。 (d) 小説のストーリーそのものについては、かなり凝った内容のものが多く、「さすがにウマイなあ」と思います。ただ、どの話も、共感できる登場人物がいない点が、私個人としては残念でした。 (e) 著者のチャレンジングな姿勢にリスペクトを感じる、他に類例のない本なので、一読の価値は大いにあると思いますが、個性的な本だけに誰にでもお薦めできるようなタイプの本ではないと思います。 | ||||
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文章と音声(最後は映像も)を活用したミステリー短編集。文章を読んで音声を聴くと、謎が解けたり、ぞわぞわしたりと文字以上の楽しさがある。道尾氏の作品で写真と組み合わせた「いけない」というものがあるが、それと似た感覚を味わえる。ただし、謎を解決する正解に自信を持てないものもあり、最後は解説サイトでの確認となった。まあ、これも含めて、他に読んだ人の解釈を読みながら盛り上がるのもこの作品の味わい方かもしれない。音声や映像を作成するのは大変だろうけど、続編も期待したい。そして、映像と組み合わせた作品も出てくるのかなというのも、期待したい。 | ||||
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面白いアイディアだと思う ただ、音による種明かしを成立させるため、ちょっと話に無理のあるところも散見される とくに第一話、書籍タイトルでもある「きこえる」では男の意図が不明 なぜ荷物を取りに来る必要があったのかな?そんなことしたから、このあと確実に警察に捕まるよね | ||||
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おもしろい | ||||
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よい内容らしいです | ||||
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企画物としてとても楽しめました。読書というよりエンタメです。 スマホのスピーカーでは聴き取りづらいのでヘッドフォンを使ったら大正解でした。音声の強弱がその場面の位置関係を想像しやすくなり没入感が増しました。 各章、動機を明確にしていないので読後の余韻や考察に浸れました。明確な説明がないと気持ちが悪い人には向かないかもしれません。 | ||||
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すごく楽しめました! | ||||
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本だけ読んでもなんだかわからん、という瞬間が何度かあったのですが、 音声を聴いて『…!!』 鳥肌がたちました。 してやられました。 次を楽しみにしてます。 | ||||
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オムニバス形式で、「音」をテーマにした五つの物語が語られるミステリー小説。読んでいる合間にQRコードが出現。それをスマートフォンで読み取るとYouTube のページへ飛び、物語にまつわる「音」を聞けるというもの。 良かった点 ・「音」の仕掛けが、ちゃんと物語のオチを作っている。 ・全体的に長すぎず読みやすい。先が気になってペラペラとページを捲るうちに、すぐ読み切れる。 気になった点 ・YouTubeの音声が、やや聞き取りづらい。本来聞こえるべき部分が聞こえない。また、広告が入るので没入感が損なわれるのが残念。 ・読みやすさはあるが、作品としては大人向け。高校生くらいだと、オチが理解できなさそう。 小説好きの人には勿論だが、謎解き系のイベントやゲームを好む人にもおすすめしたい。 | ||||
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完結は各々の想像で…と言った物語でした。 アイデアは素敵です。途中から気持ち悪くなってきました。これは音の波動とかでは無く、物語と音声との想像中でのやりとりで気味が悪くなった感じです。※ただ、本当に気分が悪くなる内容も見る側にはあるかも知れません。 要するに、作者としてはしてやったり?なのではないでしょうか。 追い詰められる感じも事実の有耶無耶さも現実味が出ていて良かったです。これは心理的なことで、実際こんなこと起きないわよと言われればそれまでですけど…。 | ||||
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前作のいけないの音声バージョンという感じ。 アホなので読み終わりに???となる話もあったけど 解説探してなるほどー!と。 どれも良かった(^^) いけないシリーズ好きな人は好きと思う! | ||||
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『いけない』シリーズの写真が音声になった感じ。 全体の感想としては大満足。 個人的2023年下期BEST3には入る作品。 文章を読むよりも音声をイヤホンで聞き、耳元で囁かれて真相が分かる方が鳥肌が立つ。 良いなと思ったのは『にんげん玉』と『ハリガネムシ』。特に『にんげん玉』を読んだあと、買ってよかったなと思った。 〜個々の感想〜 『聞こえる』 訪ねてきた男の正体には早い段階で気付くことができると思う。ただ、声が途切れ途切れだった意味が分かると鳥肌が立つ。 『にんげん玉』 完全に騙された作品。途中、暴れ回るシーンに違和感は覚えたが、その理由までは分からず。音声を聞いて「そういうことか」となった。真相を知ることでこれまでの文章が180度正反対になるのも面白い。また、40ページで「俺」、47ページで「私」と一人称を使い分けることで錯覚を起こしているところや、55ページの「俺は声を落とした」や「相手もまた、同じように声をひそめる」といった部分が上手いなと感じた。 『セミ』 前の2つは「すげぇ…面白い」と感嘆する面白いだったが、この作品は「こんなの笑っちゃう」の面白いだった。シリアスだけど、アンジャッシュのコントにありそうなトリック。エンディング後は「お前本当にバカだな」とか「ダメだこりゃ」って終わりそう笑笑 『ハリガネムシ』 普通に読み終わり「あれ?普通に終わっちゃったけど?特に気になる点もなかったよな」と思いながら音声を聞き鳥肌。「あそこの一文はそういうことだったのか…」としばらく放心状態に 『死者の耳』 最後まで謎は解けず音声だけを聞いても分からず、2回目画面を見てようやく理解。「あれ?『音声で分かる』のが今回の試みじゃないの?」と思いちょっと残念。まだ、全ての謎が解けたわけではないので考察を深めたいところ。 | ||||
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ミステリーとしてはかなり難しいジャンルに入るかと思います 2話までしか読んでないので、それまでの感想になりますが かなり頭を使いますし、音声を聞いてもスッキリしません。 この作者さんのミステリーボードゲームもプレイしたことありますが、何かモヤッとした謎を残す作者さんなので そのせいかもしれません 1話は犯人はハッキリわかりますが、動機が不明です。 2話は動機の検討はつくし、たぶんそうなんだろうなとは思うけど 音声聞いて、もう一度読み直してみても 何となくスッキリしない そんな感じですが、ただの小説ではなく エンタメ感が強いので 難しいけどミステリーゲームをしている感覚で面白くて読み進めていける 何か不思議な小説です | ||||
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道尾ワールド存分に楽しませていただきました。 悔しいかな、力及ばず、「セミ」だけ釈然としませんでした。もう一度リベンジします。 | ||||
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音を聞いて真相を推理するの楽しかったです。しかし一作目の聞こえるの殺人動機が知りたい。 | ||||
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QRコードを読み取って動画を聞いて読むホラーミステリ短編 意味が分かるとうわーっとなる怖い話で面白かったです。 ヘッドフォンなどでちゃんと聞くことをおすすめします。 | ||||
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道尾秀介 #きこえるを読破!! うわああああ!!! 最後の話やべえええええ。 めっちゃビビった!!!!! そうか、そういうことだったのか!!!!!!!! これ読まないとダメですよ皆さん。 3話のセミと、最終話の死者の耳が特におすすめ!! 各章のストーリーは繋がってないオムニバス形式なので、区切りやすく読みやすかったです。 | ||||
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