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マリスアングル
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マリスアングルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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人気の姫川玲子シリーズ最新作です。 この作者に限らないのですが、とかく多作になってくると、またはシリーズ化が続いてくると文章が下手になる作家がおおいようにおもいます。 例えば、 会話だけで構成される 会話と独り言だけで構成される 一人称だけで進む 文章の構成にあるパターンが導入される など。 本作からというより、前作あたりから気にはなっていたのですが、姫川シリーズ、ジウシリーズにも上記のような特徴が見られ、劣化を感じます。 事件について語られる視点は確かに複数人なのですが、その描写が章ごとに「誰々の章」とでもいったらよいのか、とにかく語り手は変わるが一人称なので、読んでて変化を感じられません。 しかも、他人のセリフ、内心の独り言を繰り返した挙句、最後は必ず少しコミカルなニュアンスの独り言で占めるというパターン。 こういうスタイルは誉田さんの特徴だと思いますし、私も決して嫌いでは無いのですが、多用されると鼻に付きます。 読んでいて、ストーリー云々よりも、ストーリー運びの下手さに気を取られてしまい、誉田さんやる気ないのかな?と思いました。やっつけ仕事に感じるというか、、、。 編集さんに言いたいのですが、売れるからと言って作家の尻を叩いて量産させず、作家が本当に書きたい話を納得いくように書かせて欲しい。 最初の頃のシリーズは本当に面白いだけに残念でなりません。 | ||||
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ノーマンズランドもそうだったが姫川シリーズに政治色が強く入ってきていてちょっと冷める時がある。以前みたいに警察小説を軽いタッチで描いてくれる時の方がよかった。まぁそれだけ誉田氏も歳をとったということか。 | ||||
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久々に目に入ったので手に取った びっちり追ってる訳じゃないから、読みが抜けてるのがあるなあ… そっちのシリーズもうろ覚えだし こりゃ1回頭からおさらい必要か? どうにもこの手の事件ってのは刺し違えなきゃ白日に出来ないという理不尽に満ちてて そこそこ妥当に収まっても納まりが悪い… ちょっと思った。失踪の届出に身長体重書く欄が仮にあっても、失踪したのが身内でも、自分はその欄埋められない。身長…は何となくざっくり推測できても、体重知ってる身内ってどれくらいの割合で存在するだろう。同居家族の性別だけは分かっていても、生年月日は保険証でも見なきゃ分からないし、血液型なんか知らん。せいぜいがトコ細身・普通・太目位しか ウチって薄っすい家庭なんだとしみじみしてみた | ||||
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そうそう。こういう感じでね。 誉田さんあまり週刊誌の情報ばかり鵜呑みにした妄想小説を書くのではなく、今回のこれくらいで良いと思います。 | ||||
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『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』の主人公・魚住久江が加わり仕切り直しとなった姫川玲子シリーズ。 事件捜査で偶々一緒になったというのでなく、魚住が警視庁捜査一課に異動して姫川の部下になるのだから思い切った展開だ。なので、ストーリーも姫川の主観と魚住の主観が交互に語られ、お互いが意識しあい秘かに観察しあっているように描かれる。かつて別作品で主役を張った魚住を立てるための配慮なのだろうが、2人を同格に扱う書きっぷりには少々違和感を覚えるし、作風も魚住シリーズの方に寄せて猟奇的描写を控えているため、どうにも薄味である。姫川玲子本人も含め、シリーズの通奏低音であった毒とか闇が中和されたようだ、 事件は、何者かが拉致監禁を実行し被害者をいたぶっていたかと思えば、その犯人と思しき男が開幕早々に撲殺死体として発見されるというもの。一体誰が誰を殺したのか、その目的は? 従軍慰安婦問題を巡る○○新聞の虚報問題を事件の遠因に置き、堀○貴○になぞらえた関係者を登場させたりと、趣向は凝らしているのだが、なんか全体に軽いんだよな。慰安婦問題を掘り下げるでもなく、また明らかになった撲殺犯は絵に描いたような外道野郎ときている。なにもかも皮相的だよなぁ。 魚住久江を過剰に引き立てて従来の姫川玲子シリーズの雰囲気を損なっていると思う。このコラボ、失敗なんじゃないだろうか。 | ||||
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