ひとり日和

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ひとり日和の評価:

3.38/5点 レビュー 78件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全156件 81〜100 5/8ページ
No.76
(3pt)

大して面白いとは・・・

芥川賞の時、村上や石原が激賞してたけど、そこまでなのかなあ、と。
お母さんとホテルで眠るシーンと壁にかけられた写真の裏に盗んだ物を放り込むシーンくらいしか印象に残っていない。
読んだのは南洋航海している船の上。半年も前ですが。
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.75
(4pt)

淡々と‥

第136回(2006年下半期)芥川賞受賞作品。

芥川賞っていうと、純文学というイメージを勝手に持ってて
とっつきにくく感じていたんだけど、
そんなこともないんだなと読んでみて思った作品。

この主人公の21歳千寿の心の動きが上手く書かれてた。
千寿は親の愛情というものを感じられずに大人になり、
そのことを自身で認められない葛藤があるよう。
他者に愛を安易に求めるところから‥そう感じたかな。

なんだか著者の内面から出てきた感情を盗み読みしてるみたいで
後味の悪い気持ちになったりしました。

さらっと読める文体には好印象♪
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.74
(3pt)

大して面白いとは・・・

芥川賞の時、村上や石原が激賞してたけど、そこまでなのかなあ、と。
お母さんとホテルで眠るシーンと壁にかけられた写真の裏に盗んだ物を放り込むシーンくらいしか印象に残っていない。
読んだのは南洋航海している船の上。半年も前ですが。
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.73
(4pt)

淡々と‥

第136回(2006年下半期)芥川賞受賞作品。

芥川賞っていうと、純文学というイメージを勝手に持ってて
とっつきにくく感じていたんだけど、
そんなこともないんだなと読んでみて思った作品。

この主人公の21歳千寿の心の動きが上手く書かれてた。
千寿は親の愛情というものを感じられずに大人になり、
そのことを自身で認められない葛藤があるよう。
他者に愛を安易に求めるところから‥そう感じたかな。

なんだか著者の内面から出てきた感情を盗み読みしてるみたいで
後味の悪い気持ちになったりしました。

さらっと読める文体には好印象♪
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.72
(3pt)

エッセイも上手そう。でも、小説を書いてね。

限りなくニートなフリーター生活、労働生活の象徴に使われる電車と駅、優秀な女性漫画作家が描くような軽めのモノローグ、崩壊した後の微妙な家庭、3世代に渡る女の恋愛、、etc.

 構成がしっかりしていて、ユーモラスで気取らないモノローグ調の文体が、等身大の20代女性の感情の機微を書く。地味でこじんまりとしてるが、技術がある若手作家だと思う。逆に、たとえこじんまりとしてても、この程度までカタと内面描写がきっちりできてれば、今の時代では芥川賞が取れちゃうという目安のような作品。業界が売り出す「新人女流作家」って結局イロモノ的に売り出された人だけが生き残ってるので、この作品と作者の地味なところは好感持てますね。

 村上龍がこの作品を褒めていたのは、短期間に一生懸命勉強したことを元に、チェスのコマのように登場人物を配して小説を書く彼には、こういう内面の機微をさらっと描く技術が無いからです。でも、逆に、彼のような小説世界や文章が暴発するようなスピード感は、この小説にはありません。(逆にそこだけが彼の魅力なのだが。)また、読者の人生観や文学観が変わっちゃうような壮大な世界観もそこにはありません。未だ小説にそういうものを求めてしまう僕は、星に3点をつけます。

 でも、きっと特に20代の女性には楽しめる良い作品でしょう。この作者は売れっ子エッセイストになるかもしれないけど、安直にそういう道には行ってほしくないですね。
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.71
(3pt)

エッセイも上手そう。でも、小説を書いてね。

限りなくニートなフリーター生活、労働生活の象徴に使われる電車と駅、優秀な女性漫画作家が描くような軽めのモノローグ、崩壊した後の微妙な家庭、3世代に渡る女の恋愛、、etc.

 構成がしっかりしていて、ユーモラスで気取らないモノローグ調の文体が、等身大の20代女性の感情の機微を書く。地味でこじんまりとしてるが、技術がある若手作家だと思う。逆に、たとえこじんまりとしてても、この程度までカタと内面描写がきっちりできてれば、今の時代では芥川賞が取れちゃうという目安のような作品。業界が売り出す「新人女流作家」って結局イロモノ的に売り出された人だけが生き残ってるので、この作品と作者の地味なところは好感持てますね。

 村上龍がこの作品を褒めていたのは、短期間に一生懸命勉強したことを元に、チェスのコマのように登場人物を配して小説を書く彼には、こういう内面の機微をさらっと描く技術が無いからです。でも、逆に、彼のような小説世界や文章が暴発するようなスピード感は、この小説にはありません。(逆にそこだけが彼の魅力なのだが。)また、読者の人生観や文学観が変わっちゃうような壮大な世界観もそこにはありません。未だ小説にそういうものを求めてしまう僕は、星に3点をつけます。

 でも、きっと特に20代の女性には楽しめる良い作品でしょう。この作者は売れっ子エッセイストになるかもしれないけど、安直にそういう道には行ってほしくないですね。
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.70
(5pt)

おばあちゃん性とか

私は21歳だから主人公と同い年。
それはもう共鳴してしまって、一気に読んだけれど三度も涙しました。
おばあちゃんのえもいわれぬ強さや可愛らしさや儚さや健気さ、それから諦念や折り合いを付け切れぬ主人公の、ちっぽけなおばあちゃんを邪険にしてしまう気持ちとか少しの労わりとか淡白を装う不器用さだとか、そういうものの堆積が、最後の車窓の情景に寂しさを伴わせてそのまま掻っ攫われました。
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.69
(5pt)

おばあちゃん性とか

私は21歳だから主人公と同い年。
それはもう共鳴してしまって、一気に読んだけれど三度も涙しました。
おばあちゃんのえもいわれぬ強さや可愛らしさや儚さや健気さ、それから諦念や折り合いを付け切れぬ主人公の、ちっぽけなおばあちゃんを邪険にしてしまう気持ちとか少しの労わりとか淡白を装う不器用さだとか、そういうものの堆積が、最後の車窓の情景に寂しさを伴わせてそのまま掻っ攫われました。
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.68
(5pt)

相当にナカナカでしたね!

この作家には、周辺にいる人々の様々な感情の動きが手に取るようによく見えているのだろう。にも拘わらず、そのことへの向き合い方、描き方に凡そ構えというものを感じさせない。それほどに文章が自然である。これをある種のニヒリズムととる見方もあろうが、私的にはむしろ賢さ(ある種冷徹なまでの)とか、それ故のバランス感覚の良さと見る。微妙な意識の表現がまことに的確で、且つその表現に過不足のないことに感心する。読み進めながらうける感性の流れがまことに自然で、私的には大好きな漱石の作品と同じ心地良さを感じた。途中「この作者、一体いくつなんだろう?(全く予備知識なしに読み始めていた)若そうでもあるが、もしかしてそれなりの手練れなのかも・・・」と奥付を確認して23才と知り又感心させられた。所々で「うーん、いいね」と思わせる文章にも出合わせてくれた。青山七恵、相当にナカナカでしたね。「私に感想をコメントする気を起こさせるとは大したもの」と勝手に思いながら、今後も少し気にかけていくつもりです。
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.67
(5pt)

相当にナカナカでしたね!

この作家には、周辺にいる人々の様々な感情の動きが手に取るようによく見えているのだろう。にも拘わらず、そのことへの向き合い方、描き方に凡そ構えというものを感じさせない。それほどに文章が自然である。これをある種のニヒリズムととる見方もあろうが、私的にはむしろ賢さ(ある種冷徹なまでの)とか、それ故のバランス感覚の良さと見る。微妙な意識の表現がまことに的確で、且つその表現に過不足のないことに感心する。読み進めながらうける感性の流れがまことに自然で、私的には大好きな漱石の作品と同じ心地良さを感じた。途中「この作者、一体いくつなんだろう?(全く予備知識なしに読み始めていた)若そうでもあるが、もしかしてそれなりの手練れなのかも・・・」と奥付を確認して23才と知り又感心させられた。所々で「うーん、いいね」と思わせる文章にも出合わせてくれた。青山七恵、相当にナカナカでしたね。「私に感想をコメントする気を起こさせるとは大したもの」と勝手に思いながら、今後も少し気にかけていくつもりです。
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.66
(4pt)

さすが芥川賞な作品。

「吟子さん、外の世界って、厳しいんだろうね。あたしなんか、すぐ落ちこぼれちゃうんだろうね」
「世界には外も中もないのよ。この世はひとつしかないでしょ」
見込みがなくても、終わりが見えていても、なんだって始めるのは自由だ。もうすぐ春なのだから、少しくらい無責任になっても許してあげよう。
なるほどなあ〜と思った作中の文章であります。
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.65
(4pt)

さすが芥川賞な作品。

「吟子さん、外の世界って、厳しいんだろうね。あたしなんか、すぐ落ちこぼれちゃうんだろうね」
「世界には外も中もないのよ。この世はひとつしかないでしょ」
見込みがなくても、終わりが見えていても、なんだって始めるのは自由だ。もうすぐ春なのだから、少しくらい無責任になっても許してあげよう。
なるほどなあ〜と思った作中の文章であります。
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.64
(3pt)

淡々とした描写の中に時々非常にリアルな描写がある佳作

数年ぶりの日本社会復帰に際して、日本適応のための一つとして、
「最近の小説を読んでみる」を実行中。
本作は2007年上半期芥川賞、もはやジャンルとして確立されたという
噂もある綿谷りさ系作品だそうです。

芥川賞対象作品らしく、分量も少なくあっという間に読めました。
都会で、親戚のおばあさんの家で淡々と生きる20代女性の生活を、淡々と描いています。
部分的には会話が非常にリアルだったり、家から駅のホームが見えるおばあさんの
家の描写がはっと驚くほどきれいだったりするのですが、全体的にはあまりにも
淡々としすぎている上に、肝心の主人公の考え方が、30歳の自分にはあまりリアル
には思えませんでした。

例えば中学生のとき読んだ、池澤夏樹の芥川賞作品「スティルライフ」の方が、
話自体はかなり現実離れしているし、主人公たちの年齢は当時中学生だった
自分とはだいぶ離れていましたが、非常にリアルに感じられました。

とはいえ、本作も最後の短い章の描写は素晴らしく、読後感は悪くないし、
読んだあと、小さいけど心に何かを残してくれる良作だとは思います。
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.63
(3pt)

淡々とした描写の中に時々非常にリアルな描写がある佳作

数年ぶりの日本社会復帰に際して、日本適応のための一つとして、
「最近の小説を読んでみる」を実行中。
本作は2007年上半期芥川賞、もはやジャンルとして確立されたという
噂もある綿谷りさ系作品だそうです。

芥川賞対象作品らしく、分量も少なくあっという間に読めました。
都会で、親戚のおばあさんの家で淡々と生きる20代女性の生活を、淡々と描いています。
部分的には会話が非常にリアルだったり、家から駅のホームが見えるおばあさんの
家の描写がはっと驚くほどきれいだったりするのですが、全体的にはあまりにも
淡々としすぎている上に、肝心の主人公の考え方が、30歳の自分にはあまりリアル
には思えませんでした。

例えば中学生のとき読んだ、池澤夏樹の芥川賞作品「スティルライフ」の方が、
話自体はかなり現実離れしているし、主人公たちの年齢は当時中学生だった
自分とはだいぶ離れていましたが、非常にリアルに感じられました。

とはいえ、本作も最後の短い章の描写は素晴らしく、読後感は悪くないし、
読んだあと、小さいけど心に何かを残してくれる良作だとは思います。
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.62
(5pt)

観察眼の鋭さ

ここに登場するおばあさんは、何の変哲もなさそうだが、とても味のある人だ。不安定な主人公の気持ちとの対比がおもしろい。一つ一つの描写が、鋭い。そこが理解できないとこの小説を読んだことにはならないだろう。
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.61
(5pt)

観察眼の鋭さ

ここに登場するおばあさんは、何の変哲もなさそうだが、とても味のある人だ。不安定な主人公の気持ちとの対比がおもしろい。一つ一つの描写が、鋭い。そこが理解できないとこの小説を読んだことにはならないだろう。
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.60
(2pt)

ごく平凡な感じ

…ん〜?この本の面白みってどこ?っという感じでした。
淡々とした静かな生活を傍らで見ているだけのような…こうゆう作品は
読み終えた後に穏やかな、やさしい気分にさせてくれると思っていたのですが
  特に何も残りませんでした。ちょっとガッカリでした。
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.59
(2pt)

ごく平凡な感じ

…ん〜?この本の面白みってどこ?っという感じでした。
淡々とした静かな生活を傍らで見ているだけのような…こうゆう作品は
読み終えた後に穏やかな、やさしい気分にさせてくれると思っていたのですが
  特に何も残りませんでした。ちょっとガッカリでした。
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065
No.58
(2pt)

第一作目よりも良いですね。

本書を読むより先に
青山さんの”窓の灯”を読んだのですが、
それを読んだ感じでは、うーん、(私の好みの観点からすると、)期待出来ない・・・(”ひとり日和”が。)
と思ったりしたのですが、
本書を読んでみると、
結構すっきりとした感じで、嫌〜な感じもそんなに際立たず、良かったです。
ラストの登場人物それぞれのその後にあまり触れないのも
良かったような気がします。

ここにてもいい気がするけど、今出なくちゃいけない気がする、
って感じの心情に共感出来たし、冷め過ぎてないのも良かった。
((評価は、購入してコレクションしたいかどうかなど、好みで決定。))
ひとり日和 Amazon書評・レビュー: ひとり日和より
4309018084
No.57
(2pt)

第一作目よりも良いですね。

本書を読むより先に
青山さんの”窓の灯”を読んだのですが、
それを読んだ感じでは、うーん、(私の好みの観点からすると、)期待出来ない・・・(”ひとり日和”が。)
と思ったりしたのですが、
本書を読んでみると、
結構すっきりとした感じで、嫌〜な感じもそんなに際立たず、良かったです。
ラストの登場人物それぞれのその後にあまり触れないのも
良かったような気がします。

ここにてもいい気がするけど、今出なくちゃいけない気がする、
って感じの心情に共感出来たし、冷め過ぎてないのも良かった。
((評価は、購入してコレクションしたいかどうかなど、好みで決定。))
ひとり日和 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: ひとり日和 (河出文庫)より
4309410065