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殿下と騎手
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殿下と騎手の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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後にイギリス国王エドワード7世となるアルバート・エドワード皇太子を探偵役に据えたシリーズの第一弾です。日本でいうと、皇太子時代の大正天皇を主人公にしたというイメージでしょうか?起きる事件の方も、当時の人気騎手アーチャーの自殺という実際の事件を題材にしたものです。彼の自殺は病気による錯乱が原因とされましたが、それに疑問を持った皇太子が自分の身分を隠して謎を解くというわけです。 探偵役の皇太子はちょっと間抜けな人として描かれており、ラヴゼイの作品の中では『偽のデュー警部』に近いユーモア・ミステリ的な雰囲気を持っています。王族をそんな風に描いても怒られないなんて、イギリスというのは大らかな国だなあと思いました。勇気ある日本の作家は、大正天皇を主人公にしたミステリに挑んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
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ラヴゼイのシリーズのうち、私が初めて読んだもの。以後すっかりこの作家にハマってしまった。皇太子が探偵?それもそのはず、バーティとくれば、かのヴィクトリア女王の皇太子でありながらお忍びで出歩くことと美女が大好き。そうなれば事件にも巻き込まれるというものである。妙なところが庶民的で母親には頭の上がらないバーティが、たまたまぶつかった事件に深く首を突っ込み、ドタバタの末に事件を解決!もちろん、ヴィクトリア朝の競馬や狩猟ツアーなどの生活も見事に描き出されていて楽しい。もちろん、ラヴゼイならではのきっちりしたプロットも健在。非常においしいシリーズである。この『殿下と騎手』は、騎手と知り合い!というなんともくだけたバーティならではの巻き込まれ事件。意外な展開に驚くこと請け合い。 | ||||
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