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(短編集)

木曜日にはココアを



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【この小説が収録されている参考書籍】
木曜日にはココアを
木曜日にはココアを (宝島社文庫)

木曜日にはココアをの評価: 4.22/5点 レビュー 116件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全116件 101~116 6/6ページ
No.16:
(5pt)

ココア飲みたくなりました。

短編で読みやすく、温かい気持ちになる作品です。面白かったです。
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No.15:
(5pt)

読後感

ゆったりと時間が流れる感じがします
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No.14:
(4pt)

おじさんでも優しい気持ちになれる

中学生の娘に進められて手に取りました 。やさしいタッチで読みやすく、短編ですが繋がりが考えられていて惹きこまれます。40代のおじさんでも優しい気持ちになれる良書です。
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No.13:
(4pt)

優しい短編好きな人へ

オススメ852。"僕は知った。この小さな世界でも、奇跡はちゃんと起こる。初めて触れたやわらかな手。僕だけに向けられた楽しそうな笑顔。"2019年発刊の本書は、著者も過ごしたシドニーから東京までを12の色に関連したストーリーで次々とバトンを回してつないでいく。ハートフルで優しい物語。

個人的には持ち寄り読書会で参加されていたお若い女性の方にすすめられて、興味を持って手にとりまました。

そんな本書は表題の『木曜日にはココアを』(Brown/Tokyo)から始まり、各エピソード約20ページ弱×12章=合計200ページで構成されているのですが。どのエピソードも【通勤や通学時間にぱっと読みやすい分量で】また若者から年配世代まで様々な登場人物のエピソードが展開するので【幅広い世代が楽しめる】のではないかと思いました。

また、ネットにて既にされている方を拝見したのですが。各エピソードそれぞれが【関係性を持ちつつも、単独では割とあっさりと余韻を残して終わる】ことから、朗読会や読み聞かせ?用の一冊としても良い気がしました。

色をテーマにした短編作品集を探す人へ。また家族や友人、恋人間の優しい関係性を描いた作品が好きな人にもオススメ。
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No.12:
(5pt)

この本のおかげでココアがもっと好きになった

久しぶりに「これは私のお気に入りの本になる」という感覚になりました。こことこれが繋がるのか!って読んでいてとても楽しかった。12色で表される12人のお話には、どの部分にも感動せざるを得ない言葉がたくさん詰まっていて、読む人によって、自分はこの人に当てはまっているな、って思えるような話を見つけられると思います。私はココアが元々好きですが、これからココアを読む時はこの本を思い出してしまうと思います。笑
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No.11:
(5pt)

大切な人にプレゼントしたくなる本。何度読んでも温かくてほっとします。

単行本を持っているから文庫はいいかなと思っていたのですが、やっぱり欲しくなって買ってしまった。通勤電車で読みなおしたりしています。何度読んでも温かで前向きな気持ちになれる小説です。もうストーリーをわかっているのに、やっぱりほろっと気持ちよく泣いてしまう。
読書メーター読みたい本ランキング1位ということで、文庫の帯は読者さんからのコメントがいくつか書かれていましたが「きっとこの涙は気持ちのデトックス」ってほんとにそうだなと思いました。

さらに、おととい娘の誕生日だったのですが、この文庫を義姉からプレゼントされました。「息子(中学生)の塾で先生がお勧めしていた本で、自分も読んでみたらここ数年でナンバーワンに良かったから。読んだあと幸せな気持ちになるよ!」と。知ってるよ~(笑)と内心で思いながらありがたく受け取りました。そう、この本って大切な人に贈りたくなるよねと納得。
開成中学の入試問題にも使われたそうで、小学生も読める優しい内容で、文章が美しいのでそれもまた納得です。

ほんの小さな出来事、出会いが、知らないところで繋がって、誰かを救っていく。
12話の短いお話がつまっていて、きれいな文体なので忙しい毎日の中でも読みやすいですよ。田中達也さんの表紙もそのまんま!(^-^)可愛らしいです。
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No.10:
(2pt)

女性に対する癒し・激励は伝わっては来るものの、その裏付けが乏しく「絵本」レベルの内容の駄作

マープル・カフェとその近所の幼稚園を主な舞台とした12の作品から構成される連作短編集。一応、女性の悩みとそれに対する"癒し"を提供する短編集で、そのために優しく穏やかな筆致で綴られてはいるものの、逆に言えば、女性の悩みに対する掘り下げが甘く、現実の厳しさから逃避している感が否めない。全編に多彩な色を散りばめて、まるで「絵本」の様である。

幼稚園児のママはキャリア・ウーマンで夫は専業主夫。その夫は妻の金を使わないためにデイ・トレーダー(!)をしていて、趣味で描いている絵がトリック・アートとして話題を呼ぶなんて夢物語。童話だってもっと理路整然としている。幼稚園の先生の友人は妻帯者と不倫関係にあり、先生は友人に忠告する(このため喧嘩)が、何とその男は妻と正式に離婚し、友人とその男は目出度く結婚する(このため仲直り)。不倫のドロドロを描かない所が本作の特徴とは言え、綺麗事過ぎて現実と乖離している(本作はファンタジーというのは逃げ口上)。何時の間にか、舞台がオーストラリアに移ってしまうのも不思議だが、「運命の赤い糸」とか「魔法の呪文」とか「前世」とかが出て来る非現実さは相変わらず。社長の息子と交際していたがフラれ、冴えない上司と結婚したら、その上司(夫)が後に社長になるなんてありえないでしょう。11編目の「トリコロールの約束」で、マープル・カフェの名物客のミス・ココアの正体及びエアメール中の「秋の桜」の意味が分かる(舞台がオーストラリアに移ってしまった訳も分かる)が、連作短編集としては弱い。伊坂幸太郎氏並みとは望まないが、全体構成としてもう少し工夫があって然るべきだろう。全ての短編が女性の視点で綴られている点も視野狭窄さを感じさせる。

「あなたのやろうとしている事は間違っていない」という女性に対する癒し・激励は伝わっては来るものの、その裏付けが乏しく「絵本」レベルの内容の駄作だと思った。
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No.9:
(5pt)

お伽噺

さりげないが甘いお話・・・お伽噺のような・・・が連作になってる。
それが嘘ぽくなくて心地よくてこういう心持ちでもう一度生きなおせればなぁ なんて思ってしまう。
有り得ない話のようで、これは有りかもしれないと思う。
不安に取り込まれていてはまっすぐには生きられないよね?
この小説の中で生きている人達のように生きてみたいよね って思った。
文章が読みやすくて嫌味が全くない。
とても素敵な本。
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No.8:
(5pt)

心あたたまる

冒険モノでもサスペンスでもないので、ドキドキハラハラすることはありませんが
ごく普通のそこらへんにいる人々のお話ですが
心あたたまるお話でした。この手の本好きです!
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No.7:
(3pt)

ほんわり

日常に起きるちょっとステキな出来事が綴られた短編集。
読むと気持ちがほぐれます。
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No.6:
(5pt)

ホットココアを飲み終えたような温かい気分に包まれる12編

12編の短いストーリーですが、いずれも関連する登場人物のエピソードが数珠つなぎで書かれています。連作というのでしょうか、12の章の全てで一つの物語なのかもしれません。

日本とオーストラリアが舞台です。人々の気持ちの温かさは、海を越えてつながっています。優しい気持ちの登場人物ばかりですので、読後感は心地よいものとなりました。

未読の方もおられるので、ストーリー展開には触れません。様々なシーンやアイテム、そして人々が見事に関連し、そして違う角度から同じアイテムやシーンを見てみるという楽しさも味わえます。
ほっこりしたい時、優しい気分に包まれたい時にお勧めできるストーリーでしょう。
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No.5:
(4pt)

どこかでだれかとつながっている

優しい文章を読みながら
これまで経験した出来事やこれから出会うであろう人たちに思いをはせました。
私たちみんなどこかでだれかとつながっていることを
ほんわり伝えてくれる一冊です。
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No.4:
(5pt)

読みやすいけれど深いなあ

恋愛短編集。前の作品に出てきたあの人が次の作品ではこうなって、という構成が面白いです。これが可能なのは、文章がとてもうまいからだと思います。読みやすいんですよね。そして、他人にとっては脇役に見えても、自分のドラマでは自分が主役。そんなことを思いました。深いです。
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No.3:
(5pt)

ほっこり……でも、どこか深い。

おもしろかった!!某読書サイトなどネットで評判がめちゃ良かったので手に取りました。一気読みしたくなった本なんて久しぶりかも。
12章から成る短編小説集……なのだけど、章を追うごとに登場人物がリンクしていって、ラストはそうだったのかーっ!と笑顔になりました。
何度もじわっと泣けるけど悲しい涙じゃない。あったかくて、どこか深いのです。文章が読みやすくて、線を引きたくなるほど印象的な言葉もたくさん散りばめられています。私も知らないうちに誰かを救っているのだとしたら、私が存在することも悪くないなあって思えました。気持ちがささくれだったときに読み返したくなる本です。大切な友達にもプレゼントしようと思います。
可愛い表紙も朝ドラ「ひよっこ」ミニチュアアートの田中達也さんなんですね!途中で表紙の人形が登場人物だと気づいて何度も見ちゃいました、全員いる(*^▽^*)青山美智子さんはこれまでテレビドラマのノベライズとか書かれていたようですが、次の小説が出るのが今から待ち遠しい、早く読みたい!!
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No.2:
(5pt)

この本との出会いに感謝

読書から遠ざかっていたときに出会ったこの小説、
12の短編が実は全て絶妙にリンクしていて、最後はそれが大きな感動に!
人との繋がりが希薄になりがちな今、いろんなことを気づかせてくれて、人生って本当なもっともっと楽しいのかも!と感じさせてくれました。毎晩、ワンストーリーずつ読むのが楽しみになっていました☆
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No.1:
(5pt)

優しい本です。

12色のカラフルな短編作品が、実はつながっていて一つの大きな作品になっています。
そして、知らず知らず大事なところで登場してくるマスターは天使みたい。

今日、喫茶店で隣にいた女性は今夜、卵焼きと格闘して泣くのかも。

パソコンに向かって、頬杖ついてたパン屋のお姉さんは、海外にメール中だったかも。
なんて、
自分が今日、観た出会った風景もみんなストーリーがあるんだなと思えて来ます。

素敵なマーブルカフェは、実はわたしの周りにもあるのかも。

特別に大きな称賛されるようなことは出来なくても、みんな誰かの支えやきっかけになっている。私の毎日もこれでいいのかも知れないと思えてきます。

最後まで読むと、そうだったの?!と驚きと共に泣きます。
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