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バイオスフィア不動産



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【この小説が収録されている参考書籍】
バイオスフィア不動産 (ハヤカワ文庫JA)

バイオスフィア不動産の評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

SFとしては弱い

バイオスフィアなんだから、死体が発生したら、取り込んでたんぱく質に分解再生産するはずでは?
また、スフィア内にヒキコモリしている人たちは何をして日々を過ごしているのか等の描写が無く、SFとして弱いというか、ワキが甘すぎるように感じた。
バイオスフィア不動産 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:バイオスフィア不動産 (ハヤカワ文庫JA)より
4150315396
No.2:
(4pt)

人は他者との触れ合いで多様性の意義に気付く

●バイオスフィアⅢ型建築というアイディアが面白い。給料はどこから得ているんだろうとか、そん
なアホなと自分勝手に想像したり、突っ込んだり。また登場人物の閉所恐怖症の少年とサイボーグの
コンビもいい。
 本書にはバイオスフィアⅢ型建築に住んでいる住民からのクレームに対し、この二人のコンビがど
う処理するかが五つの短篇として収録されている。個人的には第一話「責問神殿」と第三話「翼ある
子らの揺り籠」が好み。

 もし完全に外界から孤立したコミュニティが存在し、しかも同一価値観を有する集団なら・・・と
いう ”if”の物語。常識や正気というものが変化し、どんな異常なものであっても、輪の外へ迷惑を及
ぼさない限り天国であるはず。しかも異常だと批判(判断)する外部も存在しないとなれば、人間社
会には多様性が失われてしまうのでないだろうか?その結果考えられるのは・・・。
 加えて、大人になり切れていない少年と、人間か機械かの自覚を放棄したサイボーグとの会話にも
示唆するものがあった。
バイオスフィア不動産 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:バイオスフィア不動産 (ハヤカワ文庫JA)より
4150315396
No.1:
(5pt)

閉じた世界での常識、境界線

完全に閉じた世界では色々な物の境界線はあやふやになる。世間の常識だとか子どもと大人の線引、人間なのかロボットなのか。
賭博師は祈らないからのファンですが著者の確かな実力で書かれたいい作品でした。
バイオスフィア不動産 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:バイオスフィア不動産 (ハヤカワ文庫JA)より
4150315396

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