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茨の墓標: 警視庁文書捜査官
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茨の墓標: 警視庁文書捜査官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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うん、なんかいままでは、冷遇されることで反骨精神を刺激され、粉骨してきたんだけどね。 なぜか今作では、あちこちから異常?なぐらいに評価され、結果いつもの倉庫番らしさが消え、余計に被害者がふえるというジレンマに。 令和のこのご時世に、またまたちょ~時代錯誤な設定。 さらにさらに、世話好きさんの「ひっかきまわし」と。 いやぁ~なんだかな! 神降臨って、まあ単なる「ひらめき」っすね。 あらためて説明されると、ひくわ~。 ナゼに、この文言が? | ||||
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レギュラー陣のキャラが練れてきて、また物語もテンポよく進行するので、読み易いこのシリーズ。一気に読み進めている分にはいいのだが、読了して顧みると、骨格部分の秘密がちょっとあり得ない設定だと思う。 東京西部の閉鎖的な集落内のいざこざから殺人が行われた。いろいろあって関係者は揃って口を噤むことにした…、これはまぁいい。あり得ないのはその後だ。隠れ家を求めて偶々集落に入り込んだ余所者(強盗事件を起こして逃走中)を捕まえて死んだ奴の身代わりになることを承諾させ、なりすましを成立させた。そのため余所者には月々のお手当を与え、医者を呼んで整形手術もさせた…って、おいおい!! なんで部外者を引きずり込んでまでそんな面倒臭いことをする必要がある? 余所者にしたところで、お手当を貰えるからって、壮年の男が赤の他人の身分を名乗って縁もゆかりもない集落に逼塞する生活に易々と甘んじるものか? 犯罪を犯して逃走中とはいえ警察から指名手配を受けているわけでもなし、彼の行方を心配する親族の一人や二人いそうなものだ。 犯罪者が当座の隠れ家を求めるなら、都会のそこここにある空き家でしょうよ。なにをはるばる山間の集落までやって来るんだって。第一、集落の住民が殺人をなかったことにしたいなら、最寄りの警察署に出向いてしれっと捜索願なり行方不明者届を出しておけば、碌に捜査もされず、一定期間を過ぎれば目出度く失踪宣告となって「きっとあいつは何処かで野垂れ死にしたんでしょう。素行の悪い奴でしたからねぇ」と丸く収まるはず。わざわざ面倒な事をするから、秘密を嗅ぎつけて復讐者が現れる。で、この復讐者も肝心な相手を一番後回しにして、元々の事件の当事者でもない者たちから殺して回るという訳の分からなさ。 思いついたアイデアのまま書き進め、リアリティを置き去りにした怪作だろう。 | ||||
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