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月が昇るとき



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【この小説が収録されている参考書籍】
月が昇るとき (晶文社ミステリ)

月が昇るときの評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

淡々とかかれる恐怖

13歳の少年の視点で書かれる、連続殺人事件かなり残虐なことを素のまま書かずに、間接的ににおわせることで逆に恐怖を築き上げる、ミッチェル特有の文体。登場人物が少年の見た目でみんないわくありげなことをするため疑心暗鬼になること請け合い
月が昇るとき (晶文社ミステリ)Amazon書評・レビュー:月が昇るとき (晶文社ミステリ)より
4794927436
No.1:
(4pt)

ハズした魅力。

「静かな町に突如起こった連続切り裂き殺人」と聞けば、激しい興奮を覚えずにいられないのだが、全くもって落ち着き払った文章なのである。主人公たちは血生臭い事件に巻き込まれているのに、どこか他人事のようだ。ミステリなのにヤングアダルト、あるいは児童書としてさえ通ると思う。オマヌケな大人そっちのけで活躍するのは子どもたち。13歳のサイモンの思春期まっただ中な様子が、実に生き生きと描いてあるのだから。はあはあ言いながら読むミステリもいいが、こんなふうに淡々と語られる方が、いかにも身近で起こりそうで、逆に恐ろしく感じたのだった。
月が昇るとき (晶文社ミステリ)Amazon書評・レビュー:月が昇るとき (晶文社ミステリ)より
4794927436

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