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ナインフォックスの覚醒
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ナインフォックスの覚醒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ヒーロー誕生篇って感じ。せっかくのスペオペSFなのに、ビジュアル描写が弱い。アン・レッキーの小説の方が、似たテイストだが、より映像的だった。読み続けるかは微妙なところ。 | ||||
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評判今ひとつです。 分かります。 最初の50頁でとにかく何か派手なことが起きているという描写が延々と続くが、全く分からない。 何が起きているのか、登場人物がなぜこういう行動を取るのか、何が正しくて何がおかしいのか全く分からない。 独自設定のSFって、読んでいるうちに読者なりに物差しができてきて、それを微修正しながら読み進めるのが通常なのですが、読者の物差し作りを拒むような独りよがりさを感じる。 なんとなく分かる(かな?)的な居心地の悪さがかなり続くので、投げ出すレベルじゃないけど、今読んでいるのが面白いのかそうでないのかもよく分からない。 で、読了後の感想は、「あ、そうか、これってきっちり筋が全部通っていたんだ、なるほどなるほど」という結構な満足感でした。 巻末十数頁、本書の独自設定解説があります。邪道ですが、何かすごいネタバレがあるわけではないので、この部分を2回ほどざっと読んでから、本書を読むとエンタメSFとしてもかなり面白く読めると思います。 私は本作、結構好きです。 | ||||
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「数学と暦に基づき物理法則を超越する科学体系“暦法”」という呼び込みに釣られて購入.異なる暦法同士の対立を描いているとのことなので,グレッグ・イーガン氏の短編「ルミナス」,「暗黒整数」を連想したが,本作は全然ハードSFではなく,本来の数学を意識した要素は皆無に近い. その一方で,歩兵や戦艦が形成する「フォーメーション」で発現する「エキゾチック効果」というものを利用した超物理学的兵器がたくさん出てくる.そこにはオリジナリティーが確かにあるが,「蛹化銃」,「閾篩(いきふるい)」,「菌繭」などの訳語や舞台設定を理解するのが難しい.また,フォーメーションの何が重要なのかわからないなど,原理的な説明がないのでハードSFファンとしては大いに物足りない.スペースオペラでもない気がする.本質的には魔法を扱ったサイエンス・ファンタジーと同じだと思う. 小説よりもゲームの舞台設定にしたほうが面白いのではないだろうか? 独特の習慣と科学大系をもつ宇宙社会を舞台に,アウトサイダー的な主人公(たち)が権力に対峙するミリタリー風SF,という設定はアン・レッキー氏の「反逆航路」シリーズを思い起こさせる.このシリーズが好きな人にはよいかもしれない. | ||||
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