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すべての罪は沼地に眠る
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すべての罪は沼地に眠るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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同様の事件の再燃から、20年前の事件は見かけ通りではないのだろうと想像がつく。 私がターゲットとして見据えたのは3名。 具体的内容を詳述するとネタバレになるので極力避けようと思う。 読み手側はあれこれ惑わされ、サスペンスとして「見かけ通りではない」と描いた手腕はなかなか見事だ。それもとことん。しかし後から振り返ると伏線は確かにあった。終盤のどんでん返しのなかにはさらなる不意打ちも。 結論については 、何とか納得はできる。賛否はともかくとして。 ひとつ言えるのは、主人公のクロエは臨床心理士としてふさわしくないこと。 まず「重大犯罪者の血族」としてこの資格を取るのに制限はかからないものなのだろうか(これについては推測に過ぎないが)。何よりも精神安定剤のドラッグ漬けになっていて自ら「壊れたクロエ」と認めているうえ、彼女の職業上の活躍と成果が全く描かれていない。素人の刑事にすら「あなたにはこんなパターンがある」と分析される始末だ(P346)。きちんと学び資格を取得できたのなら、先入観に捉われずもっと物事を客観的に判断できるはず。 この職業設定にしない方がよかったのではないかと思う。薬剤は自己処方ではなく患者として処方されていることにして。本業として就いている人が読んだら「この仕事を舐めているのか?」と思うのではないか。 ともかく作者のデビュー作とのことだが、ストーリー運びは上手く、読むのが止まらず引き込まれる内容ではあった。 あとがきがないのは何故? | ||||
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