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猿と人間
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猿と人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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人口減が進んで最後の一軒家を残すのみとなった消滅集落にジビエ猟に行った親子が猿の大群に襲われるホラー小説。設定は面白いし、猿との戦いは読み応えがあるが、事態の解決になんの捻りもない。猿が他の野生動物に比べて格段に賢いとはいえ、その猿と体力勝負では話にならない。最後は人間の知恵で「猿知恵」を笑い飛ばすような気の利いた結末を期待していたのだが… | ||||
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「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」「シャトゥーン」 2冊で確立した増田さんへの評価・期待を一気に帳消しにするような駄作。 まさに、恥。 編集者も仕事変えた方がいいレベル。 貴志祐介の「雀蜂」を思わせる、特級のガッカリ作品。 パニックものに説得力を持たせるためには、 そこに至るまでの物語、パニック以外の部分の作りこみ・背景が大事なのに、 それをずっ飛ばすと、ただのゲーム、言葉遊びになってしまうという 典型的な悪例。 次、こんなものを書いたら、たぶん二度と増田さんの本は手に取らないっすね。 | ||||
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「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」のフィクション作品とあって、しかも自分が仕事で関わる山林、里山が舞台なのでの期待して読んだが、正直がっかりした。 作者はインタビューで子供の頃に親しんだ自然が壊されいくことに対しての警鐘のようなことを述べているが、今我が国が抱えている獣害などは逆、自然に対して人が関わらなくなったから発生している。少し本気に取材してみれば分かることなのに、この作品ではそこが蔑ろにされていて、結局、ちんぷで安易な物語となっていて、読後に考えさせられるものがない。だって課題の立て方が間違っているのだから。 日本において、自然を壊して人間の土地を広げているのでない。現在深刻なのは、里山から人の生活がなくなり(特に林業)、入会地も消え、雑木林がかつて人が開発したところにどんどん侵食しているからだ。ソーラー発電が山ほど建設されているが、それはそれで問題があるが、それ以前に里山から人が撤退しているのだ。そして、人と獣の緩衝地帯が消えているのだ(世界の環境問題とは逆のことが起きている)。この点を押さえておきたいが、そこが本作品で描けていない、設定できていないのが致命的だ。 | ||||
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これから読む人には勧めない!! まず頭にすんなり文章が入りにくい。途中読み飛ばした。あと猿のリーダーの凄味を活かしきれずに終わった感じ。あと、一番突っこみたいのが、ラストシーン!あのあとどうなるの?読み手が知りたいのは其処です。生き残れないでしょ?降りしきる雪と人喰い猿の群で!「え?これで終わり?」と落丁してるのかと思いました。 | ||||
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冒頭の1ページだけで「草叢」って言葉が6回も出てきて萎えるんですが(しかもこの後も呆れるほど繰り返される)。。。 「草叢」という言葉を多用することで何かを狙っている、というわけでもなく、単に何も考えず乱用しているだけで(「草叢」に限らず「脹ら脛」等も乱打している)、商業出版でこれはさすがに語彙力、文章構成力ともになさすぎでしょう。。。 ストーリーも意外性のカケラもないし、この本は「草叢」が何回出てくるか数える楽しみを味わう本、と割り切って読むことをオススメします。 | ||||
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