ループ・オブ・ザ・コード

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ループ・オブ・ザ・コードの評価:

4.56/5点 レビュー 9件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1〜12 1/1ページ
No.12
(5pt)

「『虐殺器官』や『都市と都市』の衝撃が再び」&『このミステリーがすごい!2023年版』【国内編】受賞作

小島秀夫氏の帯文に間違いなし。
硬派なハードSFとロマンティシズムのカクテルのような小説。

特に優れているのは会話劇のスリル。一言一言が一触即発の雰囲気を纏い、抜群に面白い。

歴史に残る真っ当なSF大作。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.11
(2pt)

期待はずれ

ただ冗長なだけで,長編にあるべきストーリーの深みや展開の複雑さに欠ける。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.10
(5pt)

陰鬱感が残り香的にふわっと漂い、それが心地よい

2作読みましたが、描きたいことは一貫していますね。生について考えさせられるテーマを含んでおり、主人公は虚無を内に抱え生きている。重厚感と緊張感のある物語で、読み応え抜群です!
最後の決断は感動した。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.9
(5pt)

面白い

同じ二段組で言うと、今年読んだヴェルキンのサハリン島より好きかも。
この作者のワードセンスはずば抜けている。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.8
(5pt)

よく考えられてる見事な作品

素晴らしいの一言ですよ本当に。
スケール半端ない物語、どうなって行くの?っていう先の読めないストーリー、登場人物のキャラの立ち方とその背景にあるものが緻密に描かれていますね。

赤ちゃんが首に巻き付くことの他、未知の疾病の調査に使っていた社会相関図を生物兵器関連にも使うことによって、地続きというかタイトルの意味するものも含んでいる感じはしました。全て紐の輪で繋がってやんよっていう。

あとは、シェイクスピア関連の名前が使われていたりとか、街の名前が絶滅した動物の名前になっていたりとかちょっとした仕掛けも良いなーと。

てか、新しい街の名前を死んでる動物の名前を付けちゃうあたり、また死ぬ気満々やんやんとは思ったよ笑 

こういう社会派ものって上がう○こすぎてどうしょうもないんよなー。で、そういう親から産まれたこ子はどっちかよな、反面教師にした優等生か傲慢な鼻○そか。

個人的に一番好きなのは作者の荻堂さんのワードチョイス。まさにパズルのように、そこにパチッとハマる文字を置いていく魔術師感。モールのくだりの「強行軍」とかは、マジでこれしか無いだろうっていうピースでVサイン炸裂しました。

次回作もサイバーパンク系らしいので、期待。装画とかデジコラなんかな?
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.7
(5pt)

面白かった!

言葉にならないくらい素晴らしかったです!

内容もえぐいけど、ほんとこの方の文章は誰にも真似できない凄さがありますね。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.6
(5pt)

後世に残る名作

令和の時代に、この作品に巡り逢えて嬉しい。

コロナ禍でカミュのペストを読んだ時の衝撃を思う。

100年後の日本。
「未来を予測できていた」作品として、世に広まるのだろうか。

生きづらい私の味方をしてくれる、やさしい一冊です。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.5
(5pt)

名作だと思います

前作も面白かったですが、今作はそれ以上です。
音楽の使い方も素晴らしく、思わず唸るシーンもありました。
次の作品も楽しみです。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.4
(5pt)

良い

この作者はやはり面白い
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.3
(5pt)

帯文に偽りなし

国際謀略小説であるとともに医療サスペンスでもある近未来SF。疫学調査、国際紛争、ジェンダー、人種、児童虐待、そして反出生。現代のありとあらゆるイシューが盛り込まれながら、タイトルにもある「ループ」と「コード」に帰結していく展開が圧巻。終盤に主人公が下す決断も含めて、全編にわたりとにかくエモい。
歴史が抹消された国家という大胆な設定も魅力的で、いま書かれるべくして書かれた、いま読みたかったSF作品。また、「ポスト伊藤計劃」に自覚的であるとともに、それを乗り越えようとする作者の姿勢と胆力にも大きな感銘を受けました。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.2
(5pt)

まっすぐで優しい物語

作者の年齢を持ち出すのはフェアではないのかもしれないけれど、とても20代の方が書いたとは思えない内容です。
組織にいることの息苦しさ、恋人、家族、職場などの様々な種類の人と人との信頼関係、カウンセリング、架空の儀式の描写、寄り添い重なり合う会話劇。生きること、生きていることへの想いや願いがこれでもかというくらい伝わってきて、心が震えると共に考えさせられます。
諜報物としてのアクションが少し弱い気もするけれど、全体としてそんなことは気にならないくらい物語の展開が気持ち良い。
このような時代だからこそ共感したい。ありきたりだけれど、生きようという気持ちにさせてくれます。是非多くの方に読んでもらいたい。
ありがとう。一人でもスタンディングオベーションします
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228
No.1
(4pt)

力作です、ちょっともたれますけど・・・

時はごく近未来。過去の悪徳の結果、国ごと過去が抹消されてしまった地域。
「以前」についての出来事を話すことすら禁じられる一方で、全く新しい国が、その焦土の上に誕生した。
その全く新しい世界で、子供だけが罹患する謎の病気が発生。
その調査に赴いた国連調査機関の男、アルフォンソ。自らの出自から色々な問題を抱えているアロフォンソには、病気の対処以外の密命も課されていた。
果たしてアロフォンソは、病気の原因を突き止め、特命を解決できるのか、というストーリー。

広い意味ではSF小説っぽいが、時代設定はかなり近い未来。
アクション要素もあるものの、その中身は、生と死や、親子、人間の業などを深く描いたドラマに近いです。
非常に重いテーマでありつつ、かなりの長編であるため、読むことで若干疲労してしまうかもしれませんが、良質な小説であることは間違いないです。

重いテーマなので、たまにはジョークや軽妙な遣り取りがあると、息抜きになるのですが、一貫して真面目な主人公と周り人間たちの影響で、ちょっと息苦しさを感じました。

病気や世界の悲惨な歴史についての描写は引用は学ぶことも多く、よく勉強して書かれたのだな、と素直に感心しました。
ループ・オブ・ザ・コード Amazon書評・レビュー: ループ・オブ・ザ・コードより
4103538228