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ループ・オブ・ザ・コード
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ループ・オブ・ザ・コードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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小島秀夫氏の帯文に間違いなし。 硬派なハードSFとロマンティシズムのカクテルのような小説。 特に優れているのは会話劇のスリル。一言一言が一触即発の雰囲気を纏い、抜群に面白い。 歴史に残る真っ当なSF大作。 | ||||
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ただ冗長なだけで,長編にあるべきストーリーの深みや展開の複雑さに欠ける。 | ||||
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言葉にならないくらい素晴らしかったです! 内容もえぐいけど、ほんとこの方の文章は誰にも真似できない凄さがありますね。 | ||||
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前作も面白かったですが、今作はそれ以上です。 音楽の使い方も素晴らしく、思わず唸るシーンもありました。 次の作品も楽しみです。 | ||||
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令和の時代に、この作品に巡り逢えて嬉しい。 コロナ禍でカミュのペストを読んだ時の衝撃を思う。 100年後の日本。 「未来を予測できていた」作品として、世に広まるのだろうか。 生きづらい私の味方をしてくれる、やさしい一冊です。 | ||||
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この作者はやはり面白い | ||||
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国際謀略小説であるとともに医療サスペンスでもある近未来SF。疫学調査、国際紛争、ジェンダー、人種、児童虐待、そして反出生。現代のありとあらゆるイシューが盛り込まれながら、タイトルにもある「ループ」と「コード」に帰結していく展開が圧巻。終盤に主人公が下す決断も含めて、全編にわたりとにかくエモい。 歴史が抹消された国家という大胆な設定も魅力的で、いま書かれるべくして書かれた、いま読みたかったSF作品。また、「ポスト伊藤計劃」に自覚的であるとともに、それを乗り越えようとする作者の姿勢と胆力にも大きな感銘を受けました。 | ||||
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作者の年齢を持ち出すのはフェアではないのかもしれないけれど、とても20代の方が書いたとは思えない内容です。 組織にいることの息苦しさ、恋人、家族、職場などの様々な種類の人と人との信頼関係、カウンセリング、架空の儀式の描写、寄り添い重なり合う会話劇。生きること、生きていることへの想いや願いがこれでもかというくらい伝わってきて、心が震えると共に考えさせられます。 諜報物としてのアクションが少し弱い気もするけれど、全体としてそんなことは気にならないくらい物語の展開が気持ち良い。 このような時代だからこそ共感したい。ありきたりだけれど、生きようという気持ちにさせてくれます。是非多くの方に読んでもらいたい。 ありがとう。一人でもスタンディングオベーションします | ||||
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時はごく近未来。過去の悪徳の結果、国ごと過去が抹消されてしまった地域。 「以前」についての出来事を話すことすら禁じられる一方で、全く新しい国が、その焦土の上に誕生した。 その全く新しい世界で、子供だけが罹患する謎の病気が発生。 その調査に赴いた国連調査機関の男、アルフォンソ。自らの出自から色々な問題を抱えているアロフォンソには、病気の対処以外の密命も課されていた。 果たしてアロフォンソは、病気の原因を突き止め、特命を解決できるのか、というストーリー。 広い意味ではSF小説っぽいが、時代設定はかなり近い未来。 アクション要素もあるものの、その中身は、生と死や、親子、人間の業などを深く描いたドラマに近いです。 非常に重いテーマでありつつ、かなりの長編であるため、読むことで若干疲労してしまうかもしれませんが、良質な小説であることは間違いないです。 重いテーマなので、たまにはジョークや軽妙な遣り取りがあると、息抜きになるのですが、一貫して真面目な主人公と周り人間たちの影響で、ちょっと息苦しさを感じました。 病気や世界の悲惨な歴史についての描写は引用は学ぶことも多く、よく勉強して書かれたのだな、と素直に感心しました。 | ||||
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