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四畳半タイムマシンブルース
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四畳半タイムマシンブルースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 61~79 4/4ページ
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面白かった! | ||||
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どちらの作品も好きな私には、最高としか言いようがありません。 原作から数年内経ったいま、また四畳半のメンバーと出会えることができ夢のようです。 結論から言うと、明石さん最高です。 | ||||
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最高でした。 森見登美彦さんテイストで、大学生のくだらない、でも最高に素敵なやりとりが色鮮やかに描かれていて、 クソ暑い中、窓を開けてセミの声を聞きながら、一気に読んでしまいました。 京都に行きたい! | ||||
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良かったです | ||||
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1.傑作アニメ「四畳半神話体系」番外編。ファンは地の文章が声優の声で聞こえてくることを楽しめる。原作者自身の二次創作として面白いが、この楽しさはアニメあってのものである。まずアニメを見てからこちらを読むことを勧めたい。 2.下鴨泉川町、御蔭通り、鴨川デルタといった地名に親しみがあると、なおよい。 3.「うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー」を参照すると(参照しなくても)、本作もタイムループものの変種だとわかる。通底しているのは『このままずっと、仲間との時間を過ごしていたい』という思い(成熟を拒む感情)である。そういうふうに読むと、ラノベに苦みを感じることになる。 4.そうそう、これは「ドラえもん」のエピソード「あやうし!ライオン仮面」をノベライズしたものとして読むこともできます。 | ||||
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本作は四畳半神話体系の登場人物が 上田誠原作『サマータイムマシーン・ブルース』をやればどうなるか、という始まりのようだ。 上田誠氏と森見登美彦氏は、森見氏の作品でかなり関わりがある。 ・四畳半神話体系(シリーズ構成) ・夜は短し歩けよ乙女(脚本) ・ペンギンハイウェイ(脚本) プライヴェートな部分は見当もつかない。 本書を拝読する前は、 「森見登美彦の新作!!やっほぉ!! あっ 完全新作とは言えないのか…」 竜頭蛇尾であったそんな俺を諭したい。 最高の仕上がりと言えるだろう。 四畳半神話体系のファンは迷わず手に取るべきだ。 ニヤニヤしてしまう。 これは決定事項だ。 | ||||
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本書は上田誠脚本による演劇「サマータイムブルース」(その後映画化)を原案に、森見登美彦の代表作「四畳半神話大系」の愛すべき登場人物たちを配した、シン・サマータイムブルースともいうべき作品です。 したがって、ストーリー展開は「サマータイムブルース」と大枠同じですので、演劇や映画を観ていると先の展開がわかってしまうのですが、それはそれでも森見登美彦ならではの文体と小津、樋口師匠といった個性的なキャラクターと再び出会えただけでも幸せな気持ちになれます。 「四畳半神話大系」では、主人公「私」と小津が「映画サークルみそぎ」「ソフトボールサークルほんわか」「秘密機関猫福飯店」のいずれかのサークルに入部する、もしくは「樋口師匠の弟子になる」道を選択した場合のそれぞれの学生生活をパラレルワールド的に描いた作品でしたが、本作では「京福電鉄研究会」という妄想上の電車を研究するサークルで小津と出会ったことになっており、「四畳半神話大系」の観点からみると、第5のパラレルワールドといえるかもしれません。 「僕は全力を尽くしてあなたを駄目にしますからね。舐めてもらっちゃあ困ります」という悪友小津とともに非生産的な生活を送る私。 この無益で怠惰な日々に開き直ることなく、有意義な学生生活を主体的につかみ取りたい。 と思いつつも、二度と取り戻せない人生のサマータイムが日向におかれたかき氷のように溶けていくむなしい日々。 映画版との大きな違いは、映画では大学のSFサークル部屋が舞台となっていましたが、本書では京都の下鴨泉川町にある下鴨幽水荘という私が下宿する学生アパートの209号室であるという点(まさにここが「四畳半神話大系」の舞台)。 そして、私がひそかに心惹かれる後輩明石さんが「ふわふわ戦隊モチグマン」と称して大切にするスポンジのぬいぐるみ「もちぐま」が重要なポイントになる点でしょうか(この「もちぐま」の登場が懐かしくとてもうれしくなりました)。 映画を観てストーリーを知っている人でも本作は十分楽しめます。 また、本作を読んで映画をまだ観ていない人は、映画版もとても面白いですのでお勧めします。 | ||||
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ここに断言する。全人類はこの本を読むべき、と。 一般に夏というものは学生にとって、いや全人類にとって重要なものである。海に山、BBQに川遊び。アウトドアでなくとも長期休暇を利用した旅行など楽しみの詰まった季節である。 しかし今年の夏、天変地異かはたまた神の悪戯か、そのような楽しみが崩れ去った。我々は外に出たい・人に会いたい気持ちにフタをし、家の中に閉じこもらなければならなくなった。どれだけ家が広かろうが、四畳半の一室に押し詰められたような鬱屈した気持ちになるだろう。どれだけ策を講じようが壁を壊しても隣は同じような四畳半。そのような絶望に似ている今日である。 そのような未曾有の状況に降り立ったのが“四畳半タイムマシンブルース“だ。四畳半神話大系読者ならばこれを読めば今年を乗り切れる力を得、未読者も四畳半神話大系と共に読めばこの夏をぶち壊せるだけの力を得る。この本は最早、神が我々を案じて与えてくれた聖書なのではなかろうか、いやそうに決まっている。 余談だが四畳半神話大系では物がピンク色で染めあげられる事件がある。それを踏まえてなのだろうこの単行本の紐はピンク色に染めあげられている。そのような細かい心遣いも読者としては嬉しい限りである。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 『 四畳半神話大系 』をはじめ,『腐れ大学生もの』と称される森見作品が好きで, 原案の『サマータイムマシン・ブルース』も, 映画 の方だけですが好きな自分には, その両方がくっつくことに,喜びはあれど,期待よりも不安の方が大きかったのですが, 物語,キャラクタ,オチ,こうも見事にハマるものなのかと,うれしい誤算となりました. このあたりは,ともに大学生のバカ話で,『 四畳半神話大系 』の奇妙な世界が, タイムマシンという,これまたトンデモな飛び道具を自然に受け入れていた印象で, おそらく,小説側のファンであれば,原案を知らなくても楽しめるのではと思います. 逆に,演劇や 映画 からこちらへとなると,キャラクタや雰囲気に戸惑うかも知れません. ちなみに…どちらも知っていた自分は,先の読める,記憶をなぞっていく読書となり, ノベライズ作品を読むような,面白くはあったものの,少しの物足りなさも覚えました. なお, 映画版 は プライムビデオ でも観られるようですので(プライム会員は無料), 真夏の京都の二日間,そして…を映像の方で追い掛け直してみてはいかがでしょうか. ※プライムビデオに関する情報については,投稿時点のものを元としています | ||||
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本作は、アニメ版『四畳半神話大系』の脚本を担当された上田誠氏が作った戯曲『サマータイムマシン・ブルース』の設定に、森見登美彦氏の『四畳半神話大系』(四畳半)のキャラクターや世界観を添えた作品となっている。四畳半の雰囲気を維持し、かつ、タイムトラベルというSF設定を盛り込んだ本作は、まさしく”混ぜたらキケン”と呼べるほどカオスなテイストなっている。とはいえ、四畳半のキャラクターたちが四畳半のノリで生き生きとタイムスリップする様は、初めて四畳半を読んだ時のカタルシスを呼び起こさせ、また、自身の灰色であったけどそこそこ楽しかった学生時代を思い出させてくれた。 私が本作で好きなセリフは、物語後半、四畳半キャラの相島先輩がある登場人物に対して発した、本作に対する逆説めいたセリフである。この先輩は、四畳半『四畳半神話大系』では、割を食ってちょっと同情する側面もあるが基本嫌味がかった先輩だったので、このようなキザで在りつつも物事の本質を突いたセリフを、樋口師匠ではなく相島先輩が言ったのは少し驚いた。以下引用 「一歩外へ踏み出せば世界は豊かな可能性に満ちている。なぜなら君自身が可能性に満ちているからですよ。君という人間の価値はその無限の可能性にこそあるんです。もちろんバラ色の生活が待っているとは保証できない。(中略)しかし、敢えて僕は言いたい。それでいいんだ。全力で可能性を生きるのが青春なんだもの。」 このセリフは、四畳半の樋口師匠のセリフを踏まえてものであろう。このセリフまでに主人公と樋口師匠とで数度やり取りがあり、このセリフはその帰結にあたるので、ぜひそこは四畳半を確認していただきたい(アニメ版ではおそらく第10話だったはず。)以下四畳半引用。 「我々の大方の苦悩は、あり得べき別の人生を夢想することから始まる。自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根元だ。今ここにある君以外、ほかの何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。君がいわゆるバラ色の学生生活を満喫できるわけがない。私が保証するからどっしりかまえておれ。」 二人のセリフは意見対照的に見えるが、違う視点で同じことを言っている。つまり、相沢先輩は未来に視点を置いており、樋口師匠は“現在に視点を置いているものの、今を全力で生きることを登場人物ひいては私たちに語ってくれる。 ”現在を全力で楽しめ“という四畳半が持つ普遍的テーマをタイムトラベルというギミックを用いて、さらに深く、分かりやすく掘り下げ、”過去や未来に囚われず“という部分をより鮮明した本作は、間違いなく四畳半ファンを喜ばせる内容となっていることを保証する。 | ||||
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"一般に夏は人間成長の季節であると言われている。男子ひと夏会わざれば刮目して見よ!ひと皮剥けた自分を級友たちに見せびらかす栄光の瞬間を手に入れるためには、綿密な計画、早寝早起き、肉体的鍛錬、学問への精進が不可欠なのである。"2020年発刊の本書は待望の続編にして戯曲的な一冊。 個人的には、前作となる著者の『四畳半神話体系』はもちろん、本書のコラボ原案となるヨーロッパ企画、上田誠の『サマータイムマシン・ブルース』も好きな事から手にとりました。 さて、そんな本書は『四畳半神話体系』の私、小津、明石さん、樋口師匠、羽貫さん、城ヶ崎、相島といったいつもの面々が引き続き登場し、今度はド◯えもんのタイムマシーンみたいな乗り物を使ってタイムトラベルどたばたを繰り広げるわけですが。 『サマータイムマシン・ブルース』のシナリオだけでなく【セリフまで割と忠実に再現している】のに、良くも悪くも驚きました。なのでまるで、『サマータイムマシン・ブルース』自体を『四畳半神話体系』の登場人物が演じているかのような読後感があって、両作品を知る人、知らない人で印象はだいぶと変わるように思われました。(私には田村が最早、本多力しかイメージ浮かばず) 一方で『サマータイムマシン・ブルース』『四畳半神話体系』の相性の良さというか、どちらもそもそも『大学生の不毛な青春、日常』を描いているので【あまりの自然な溶け込み感、フィット感】にはやはりニヤリとしてしまう感じがあって、アニメ化の都度タッグを組む事が続いている両原作者の仲の良さも伺えて良かったように思いました。 森見登美彦、上田誠ファンはもちろん、とにかく『四畳半神話体系』が好きな人、タイムトラベルものが好きな人にオススメ。 | ||||
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四畳半神話大系を読んだ日のことが昨日の事のように鮮明に思い出せる一冊です。 ファンの方は買って後悔はしないと思います。 なかなか外に出かけられない憂鬱な日々から解放してくれるような本でした。 | ||||
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夜中の0時、寝る前にちょこっと冒頭の部分まで読もうかな〜とか思ってたら、どんどん読み進めちゃって、全部読み終わったころには夜中の2時.... 今これ書いてるのも2時過ぎでございます笑 とりあえず細かい感想は時間あるときに編集で追加します。 大まかな感想としては、タイトル通り、四畳半神話大系をアニメ、小説で見て面白いと思ったかたなら間違いなく面白い作品です。 アニメのあの雰囲気を思い出しながら読むのがめっちゃ良いです...‼️ 在庫があるうちに買ったほうがいいぞ‼️ | ||||
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ネタはサマータイムマシーンブルース、登場人物が四畳半神話大系ってことで目新しさはないけど、両方好きだから4 | ||||
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「四畳半」「夜は短し」「有頂天家族」のファンであれば、抱腹絶倒間違いなし。タイムトラベルもの(?)に括られるのかもしれないが、物語の舞台となった8月の京都の暑い日のドタバタコメディ。森見ワールドを堪能してほしい。 | ||||
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歳を取っても、若い頃と同じものが書けるというのはすごい。心の豊かな人なんだなと再認識。たいへん良質の娯楽小説だったが、タイムパラドックステーマのSFで、そちらの畑からも評価されてよい本と思う。大人でも楽しめる軽みのある娯楽SFは意外と少ないから。心を軽くしてもらえました。ありがとう。面白かった。 | ||||
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脳内再生余裕でした。 | ||||
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私は四畳半神話体系が好きでたまらなく、森見さんの文章でメンバーがてんやわんやしているだけで満足する身体になってしまっている。だからどうしても主観的な感想しか出てこない。森見登美彦さん、上田誠さんをはじめ、すべての関わった方々に感謝したい。 とにかくファンの期待は裏切らない作品であるということだけは自信をもって言える。 | ||||
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高校の頃にアニメを観て、原作の小説を読んで本が好きになり、大学進学を強く意識するきっかけにもなり、友達や大切だった人と仲良くなるきっかけにもなった、『四畳半神話大系』は自分にとってそんな思い入れの強い作品でした。 随分時が経った今、私は社会人になってしまいましたが、今日発売された本作を読んでいる間は、まるで『四畳半神話大系』をただ面白いからという理由で、時間を忘れて観たり読んだりしていた学生の頃のような時間を過ごせました。 それと同時に、時間という未来や成長を意識せざるを得ない主題と主人公たちの学生生活の様子から、自らのモラトリアムの終わり、四畳半世界の終わりを感じて、ちょっと切ないような気持ちになりました。 ほかの人がどう評価するかは分かりませんが、僕にとっては最高の作品です。 森見先生すてきな作品をありがとうございます! | ||||
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