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四畳半タイムマシンブルース
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四畳半タイムマシンブルースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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プロット自体はすでにある舞台演劇ということだが、タイムトラベルものとしてはかなりありがちな筋書き。 それを四畳半のメンバーに当てはめたらどうなるか…というどことなく同人誌的な作品だった。本人だけど。 でも久しぶりにオリジナルの四畳半神話大系読みたくなった | ||||
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舞台『サマータイムマシン・ブルース』が『四畳半神話大系』の登場人物によって小説化されている。作家である森見登美彦(1979-)の『四畳半神話大系』が2005年、劇作家である上田誠(1979-)の劇団ヨーロッパ企画による『サマータイムマシン・ブルース』の京都での初演が2001年、映画化は2005年。二人と同年代で、しかも同じ時期に京都で学生生活を送っていた者として、当時のあの鬱屈さをこんなふうに表現へと昇華できていたら自分はどうなっていただろう、などと詮無いことを思いながら読んだ。 こういう、読み終わってしまえば中身があったのかなかったのかよくわからなくなってしまうような、そんな物語のほうが、読んでいて楽しい。楽しく読んで、後に何も残らないようでいて、でもそのファンタジーが少しだけこちら側ににじみ出てくる。読書の醍醐味のひとつであると思う。 | ||||
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壊れたリモコンと地中にあったリモコン、本来の世界を保つにはリモコンは壊れなきゃいけないはずだが壊れたリモコンはどこへ行ったのか、または壊れたリモコンと壊れていないリモコンは同時に存在しているのか。はたまたリモコンの壊れない世界線へと変わったのか。 突き詰めると矛盾だらけなのが残念だったがキャラクターがいいので良し。 | ||||
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懐かしい四畳半節が聞けて良かったのですが、何せ日付がちょこまか動く。話についていけず、戻って聴き直すことが多発しました。聴くには不向きかも。 | ||||
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赤玉先生と矢三郎が小津の仕掛けに乗ってブツブツ文句を垂れながら飛んでみたのだがどうにもコーラの空き缶の様にはよろしく行かない。点々となってしまった送り火では納涼船からの眺めも興醒め、否むしろ見えていたのは消えかけの残照? | ||||
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はじめに断りを入れておくと、私はサマータイムマシン・ブルースは未読である。 そして、森見作品の魅力の一つは、狭い世界での出来事を大きく膨らませるところだと思う。 その点、本書は、テーマこそタイムマシンという広大なものを連想させながら、結局いつもどおり狭い世界で馬鹿馬鹿しいことが繰り広げられている点でらしさを感じるものの、印象としては狭い世界でこじんまりとしすぎていて、物足りない感が否めない。 YOUTUBERでいうなら、サブチャンネルを観てるような気分に近いと思う。 一方で、四畳半神話体系のキャラクターが生き生きと、初めて作品に触れたときとおなじように頭の中で再生することができるので、ファンにとっては嬉しい作品だったとも思う。 正直、作品としての面白さは森見作品の中では低い方だし、物足りなさも感じるため、森見作品初心者にはあまりおすすめできないが、四畳半神話大系の外伝としては楽しめるし、ファンには十分おすすめできると思う。 | ||||
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