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(短編集)
鬼平犯科帳 決定版14
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鬼平犯科帳 決定版14の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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何かを仕出かせば、何らかの結果を招く。 それは当たり前のことではあるが、と鬼平は言う。 「その当たり前のことが、人はなかなかのみこめぬものなのさ、 このおれもそうだが、、、」 「のみこめていりゃあ、人の世の苦労もねえわけだが、、、」 「そのかわり、つまらねえ世の中になってしまうだろうよ」 悪人がいて、良い人間がいる。 良いことがあれば悪いこともある。 上り坂があれば下り坂がある。 書き出したらキリがないが、酸いも甘いもかみ分けた鬼平の世界観、 人間観が何かしら、すっきりと腑に落ちる「浮世の顔」の一篇だ。 長年、火付盗賊改を務め、円熟味がでてきた長谷川平蔵だが、作者も また同様に貫禄を増してきたようだ。 さて、本書の解説で常盤新平が、以下のように書いている。 『「浮世の顔」をふたたび読みながら、これも長谷川平蔵のいう、 「浮世の仕組み」なのかと不思議な気がする、、、。』 わたしがこころに残った一篇と、常盤氏が解説で取り上げた一篇が 奇しくも同じであったことに驚きもし、うれしくもあった一冊だった。 | ||||
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今まであまり時代小説は読んでいませんでした、居眠り岩音を読み始めてからハマりました。現代小説にない人情や、人々のつつましやかな生活習慣。所作など勉強になります。 | ||||
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どの作品を読んでも、彼が早く逝ってしまったことが惜しくてなりません。 彼自身が自分の作品を読み返しても、面白かったというくらいですから、ストリーリー構成は勿論、人情の機微が表れていて次々と読んでしまうのです。私もその輩の一人であります。 | ||||
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