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暁天の星
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暁天の星の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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幕末激動の最中に生まれ、坂本龍馬の影響を受けた陸奥宗光の立身出世物語。まさに、波瀾万丈の人生を、不平等条約改正のために奮闘した人物として、明治政府で果たした功績は大きいと思う。 薩長藩閥政府の中で異色の経歴を持ち、独裁に近い政権運営を進めていた初代総理大臣伊藤博文にも、正面から意見を言える数少ない人物であったと思われる。難局に際したときには、常に坂本龍馬の教えを思うあたりは、著者の思い入れがかいま見られる。日清戦争終了で、絶筆となったのが残念でしたが、日露戦争にむかうあたりの外交を読めなかったのは、筆者同様無念であり、後世に残したい一冊にしたかったのであろうと想像する。不平等条約の改正が、いかに大変であったかを知る良書だと思う。遺作となってしまったが、数々の名作を残した著者の想いは伝わってきた。 ご冥福をお祈りいたします。 | ||||
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一応最初の作品のみは 謎解き要素が存在します。 ですがそれ以降の部分は謎を解くパートはありますが 真相に関しては…ですのでご注意を。 主人公は院生として法医学にかかわる伊月というちょっと格好がイタイ青年。 貧乏な教室で様々な死体を見ていき 不自然な案件にも出会っていきます。 そんな伊月をサポートする すごい洞察力を持っていてちょっぴり厳しいナンバー2や この人が教授?!と思うようなボスなどが物語を盛り上げていきます。 著者は法医学にかかわる人。 だからこそ時にその描写はリアルです。 しかもケースが実はR-18G相当のものが多いです。 いわゆるペッチャンコとか… 嫌いな人は要注意です。 終わり方には賛否があるでしょう。 でも世の中には解明できないものも 多いんですよね… | ||||
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途中まではホントにドキドキして、細部に散りばめられた伏線を筆者がどうまとめて唸らせてくれるのか期待してましたが…。 一緒に買った続編を見るのは、かなり後になりそうな。 | ||||
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ホラーっていうか、オカルトでしょうか。 ミステリーではなく、そこが良いのだと思います。 基本は警察に任せつつも、 法医学教室の医師が探偵ごっこもどきをして事件解決に一役買っています。 法医学者が書いただけあって、解剖の描写がとてもリアルですし、狭い研究室での過ごし方は実際にあるような感じで微笑ましいです。妙なトリックとか、大胆推理はありませんが、そこがこの作品の長所になっているのだと思います。殺伐とした暗い殺人事件のなかで、どたばたしている登場人物や、大阪弁に癒されます。 残念ながらオカルトは最初の2巻だけですが、 続巻も、面白くも淡々と話は進んで最後まで一気読み出来ます。 法医学事件簿系小説を読んでほんわかしたい方にオススメです! | ||||
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えっ、これで終わりなの? というのが、読後第一感想です。 てっきり謎が解き明かされるものだとばかり思っていました。 オカルトで終わるなら終わるで、途中もそれらしく作ってほしいものです。 死体解剖については、さすがにリアルで迫力があって、期待しただけに残念です。 あと、秘書峰子の軽さにひどく違和感がありました。 小説の雰囲気を少しでも和らげようとしているのでしょうが、髭面のおっさんがピンクのフリフリのスカートをはいているような、なんともアンバランスな感じでした。 | ||||
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てっきり本格的な法医学の話だと思っていたので 最後の数ページを読み終わった時「はぁあああ!?」となってしまいました。 物凄い大掛かりなトリックがあるのかと思って期待していたのに、何も解決してないじゃないか! こういうのが好きな方にはいいんでしょうけど… 登場人物が個性的で面白く、話の展開もスリリングで良かっただけに非常に残念です。 とりあえず普通の推理物が好きな方にはお勧めできません。物凄い肩すかしをくらいます。 | ||||
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おもしろかった。読んだのは最近なのですが、本屋で表紙をみてなんとなく惹かれて(わたしは文庫本を買いました)手に取ったのがきっかけでした。 この手の内容が私は大好きで、堅苦しさもあまりなく専門用語とかでてくるけどわかりやすく説明してくれてるし、登場人物も身近にいそうな感じで、読み始めたら一気に最後まで読んでしまいました。オカルト要素もあったりとか‥。 このシリーズ、全部制覇したいです。 | ||||
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法医学教室、ていろいろ最近は作品出てますね、で、この作者氏は本職だそうです、いやぁ、最近はいろんな人が小説書きますねぇ。もともとジュニア小説書いている人でもあります、説明わかりやすいし、……いやぁ、手順とか細かいなー。 教室に入ったばかりの伊月崇がメインの語り手です、ちゃらちゃらして瓜実顔の今時の青年ずぼらでいい子です(一気に言うな(笑)。)、迎えるは伏野ミチル、色気のない解剖好きのちゃらんぽらんのお姉様。あと語り部の伊月と幼馴染の刑事と教授と、事務の童顔のお姉さんと、科学研究所の大お姉様と、助手となんでしたっけ、教室のほうを切り盛りする小柄なおじ様と。にぎやかな話です♪。 一話目は妻を殺したと警察に駆け込んできたおじいさんの話、ミチルがおかしいと言出す、結論までのプロセスが面白かったです、あと動機。 以降が幾つかの同じ共通点を持つ女性たちの死体の話、彼らはどうにもこうにも気になって、知り合いの刑事を引き摺り込んで事情を探ろうとします……浮かび上がってきたのは、ひとりだけ帰らなかった女子児童四人の誘拐事件。 ふつっ……と正直途切れたような終わり方のような気がして、しばらく結末を受け入れるまでに時間はかかりましたが、まぁ、なんというか次もぜひとも読みたいですね。 | ||||
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鬼籍通覧シリーズ第1弾!ミステリー仕立ての文章には緻密な描写と、普段あまり縁の無い法医学者の生活?が展開される。文書に力があり、ぐいぐい引き込まれる。読後感は爽やかで、続きが読みたくなる事請け合いです。是非お勧めしたい良書です。 | ||||
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