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観覧車は謎を乗せて
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観覧車は謎を乗せての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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観覧車に乗った6組の人たちの物語が同時並行的に展開するけど、実は時制が問題で、納得できるまで5〜6回は読み直しました。 | ||||
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ひとつの観覧車に六組の客。それぞれ訳アリで謎を秘めている。故障で宙づりになっている間に、車内の会話で謎がだんだん解けていく展開。 まずこの舞台を思いついて着想は評価できる。ゴンドラからの脱出トリック、時限爆弾を持たされた男、不審な父親とその娘、殺し屋と同乗する少女、なぜ振られたかわからない男、同級生の不審な頼みで乗っている女子高生、それぞれの話にどんでん返しがあるのだが、まあ、そこは大したことはない。半分の話は見当がつくし、残りも真相にびっくりするほどではない。 しかし、ラストにもうひとつ仕掛けがある。 それが、ありえないような六つの偶然に、ある納得できる理由を与えている。 つまり設定の着想と、ラストで明かされるもうひとつの仕掛け。 ここを評価した。 | ||||
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停止した観覧車、そのゴンドラ内に閉じ込められた乗客達の、独立した六つの謎を、カメラワークを切り替えるように細かく場面転換しながら、同時に解き明かしていく3章がとにかく白眉。 ある乗客の疑問に別のゴンドラの客が答えたり、あちらのゴンドラでの真相をこちらでほのめかしたりするところは、そういった見せ方があるのか!と、素直に驚かされた。 少し気を抜けば、その遠心力に振り落とされてしまいかねないような、ある意味で読者を選ぶ作品ではあるものの、個人的にはとても楽しく読めたため☆五つ | ||||
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