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隠居すごろく
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隠居すごろくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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希望と正義が描かれ自分にも夢が持て育てられる作品だと…思うのですが | ||||
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「隠居すごろく」は、還暦を迎えた糸問屋の主人が、孫の千代太との交流を通し、第二の人生すごろくを楽しむ物語。 笑って泣ける江戸人情物語。 人生の上がりと思っていた隠居生活が、実は現役時代よりも、より険しい山あり谷ありの新たな冒険の始まりだったという、明るく楽しいメッセージが心に響く。 | ||||
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綺麗ごとでない人間臭いシナリオが楽しいです。しかも、地に足の着いた展開で、無理なく綺麗に物語が収束していきます。緻密に練られたシナリオが素晴らしいですね。エピローグは、簡潔ながら、じわっと心に浸み入りますよ。 | ||||
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本をよく読まれる方なら、あらすじを読んだだけで 「多分、こう言った内容の小説だろうなと」と想像 できると思うます。 「はい、想像通りの作品です」 可もなく不可もない無難な小説です。 | ||||
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年齢を重ねてからの新しい人間模様に 胸がキュンとなりました | ||||
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ほっこりとしつつも、皆が前に前に進んでいてとても建設的で元気が出ます。 そして最後はじんわりと涙が。。。 続きという感じではなくしっかりと終わってしまったけど、続きも読みたいなあ。 | ||||
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最初はなんでもかんでも拾ってきては祖父に押し付けてくる孫イラッときましたが子供だしな、と思って読み進めました。 影響さ!て変わっていく祖父と救われていく貧しい人達。 ラストはじんわり心が暖かくなりました。 | ||||
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頑固な大人が子供により心ほぐれて、本当の人となる素敵なお話です 今まで読んできた本の中で1番素敵な読み物と思います 是非読んでみて下さい | ||||
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色々な物がある。 | ||||
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好きな作者。善人長屋からお蔦さんまで、いろいろ読んだが根底にあるのは優しさ。 読むべき小説。kindle unlimitedならなおさら。 | ||||
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1日で読了しました。 さすがです。。。 ご隠居さん、長生きして欲しかった〜。 | ||||
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まだ全部読んでいないのですが、面白そうです。 | ||||
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本当に久しぶりに泣きながら読み終え、そして胸が温かくなる作品でした。ただ施すだけじゃない助けるだけじゃない奉仕、自立、倫理、教育、昔の日本を感じるような、今の日本に足りないような何から何まで考えさせられ感動する作品でした。 | ||||
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生まれて20年ほどは親や他人様からさまざまな贈り物を受け、次にはそれらを糧に仕事をする、家庭を築くなど社会の中核を担い、更にその先は恩返しの年月…と考えると人生100歳時代を自他共に心軽く受け入れる一種の指南書にも思えてきます。 思わぬ展開が次々と…! | ||||
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糸を扱う大店の旦那が隠居するところから物語は始まります。 ところが隠居したのに孫が厄介ごとを文字通り拾ってやってくるものだからさあ大変。 心優しい裕福な孫の生き方と、関わり合う貧困極めた子どもたちの差がきっちりと描かれていますが、決して暗い話しではありません。 頼りない跡取り夫婦に、冷え切った妻と問題は後から後からひっきりなしに押し寄せてきて、どんどん読み進めてしまいました。 最初は主人公は嫌なお爺さんだなと思っていましたが、最後には終わるのが寂しかったです。 自分も上を向いて頑張ろうと思えるお話しでした。 | ||||
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毎日少しずつ読めるので、負担にならず、楽しく読める。 | ||||
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テンポの良い展開で、一休みしても続きが気になり下車駅が鬱陶しくなります。 | ||||
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『隠居すごろく』(西條奈加著、角川文庫)を、一気に読み終えてしまいました。 江戸・巣鴨で6代続く糸問屋の店主として、33年間、家業に励んできた仕事人間の嶋屋徳兵衛が、還暦を機に、待ち望んだ隠居生活に入ったところから物語が幕を開けます。「数寄を拠り所に、気ままに趣味に生きる暮らしを一度くらい味わってみたい――。嶋屋という重いくびきを解かれ、これまでの褒美として安穏な余生を送るのが、徳兵衛のたったひとつの夢だった」。 ところが、心は優しいが泣き虫の8歳の孫、千代太が、隠居家をしょっちゅう訪れては、捨てられていた犬や猫を拾ってはくるの、ひもじがっている貧しい兄妹を連れてくるのと、次から次へと厄介事を持ち込むため、思い描いていた隠居生活とは違うぞと、徳兵衛は途方に暮れます。 いろいろな人物が入り交じり、紆余曲折を経て、隠居家内での、貧しい子供たちの手習いや、職を失った者たちの組紐作り、紐数珠作りが、徐々に形を成していきます。子供らによる参詣案内も含め、商いとして自立させたいという徳兵衛の願いが現実味を帯びてきます。「千代太の顔が浮かぶと、自ずと微笑が立ち上る。『何でもかんでも首を突っ込んでは、面倒をもち込んでくる。傍で見ていると甚だ危なっかしく、鬱陶しい性分でもありますが、それで救われる者もいるのだと気づかされましてな』。千代太の小さな手では、できることなどほんのわずかだ。それでも事実、人の縁を繋ぎ、人の輪を広げてきたのは、千代太の強い思いがあってこそだ。諦めが悪く、大人が仕方ないと見過ごすことに、しつこくこだわり続ける。もしも千代太が簡単に放り出してしまえば、徳兵衛もここまでしようとはとても思わなかったろう。孫のしつこさにつき合うているうちに、自ずと思案をくり返すことになる」。 本作品は、一見、人情話に見えて、奥行きの深さを備えています。 その第1は、千代太の成長物語に止まることなく、徳兵衛の成熟物語にもなり得ていて、かつ、老後の理想像が示されていること。 その第2は、利他の精神が人々を成長させ、連帯意識を強めることが描かれていること。 その第3は、商いの本質が語られていること。 「商いを、ただの金儲けだと思えば、金に束縛され翻弄される。しかし富久屋の亀蔵が言ったとおり、そこに自分なりの甲斐を見つければ、まったく別の視界が開けてくる。甲斐とは煎じ詰めれば、他人の役に立つことかもしれない。人に喜ばれ、人に認められる。昇進も儲けも褒美も、すべてはそこに繋がる。主人であったころは、ただがむしゃらに働くしかなく、こんな些末を考える暇などなかった。些末であっても、人生においては大事なことだ」。 「『おじいさま、坊にもようやくわかりました』。『何がだ?』。『商いって、面白いね、おじいさま!』。ふいを突かれて、どきりとした。千代太は屈託のない笑みを、祖父に向ける。『皆で思案して工夫して、一生懸命働いて、お金になれば誰もが嬉しい。千代太屋だけじゃなく、お客さんも、皆が喜んでくれるから、坊も嬉しい』。商いに興味のなかった孫が、ここまで成長してくれたかと、うっかり涙腺が弛みそうになる。来年は、良い正月が迎えられそうだ。徳兵衛は、満足のため息をついて、孫を見送った」。 | ||||
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読後友人に面白いからとあげました | ||||
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予想もしない物語の展開があって面白かった。主人公徳兵衛の成長の物語と言ってもいいかなと思った。 人は木の成長に似て、若い内はどんどん吸収して上へ上と伸びていくが根は浅い。年月が経つと根をしっかりと張り、枝を大きく広げ、幹も太くなり成長に深みが生まれる。 この本を読んでそんなことを感じました。 | ||||
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