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隠居すごろく
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隠居すごろくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 21~40 2/3ページ
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人情話といってもやっぱり辛い話は続くよね、と思っていたら、意外に明るく周りがどんどん幸せになっていくお話です。読後感はほんとに爽やか!読んでよかった! | ||||
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隠居してのんびりしたかった頑固じいさんが孫の純粋な気持ちと向き合ううちに変わって行く。人に喜んでもらうことがこんなに気持ちが良いと知る中でご隠居は変わる。孫も純粋な気持ちだけでは世間は乗り越えられないことを学び成長していく。老後の人生訓を読むつもりだったが、ご隠居や孫たちの生き様に心ほっこりし、久しぶりに読後感の清々しい本でした。 | ||||
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この著者の作品は初めて読ませて頂きました。自分が三年前に定年退職したこともあり、ご隠居の気持ちが良く分かります。また昔の自分にしがみつかず、新たな気持ちで取り組むことの大事さを改めて教えられました。心が和む一冊です。続編があるとかで、単行本化が待ち遠しいです。 | ||||
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今はこの物語を読み終えた余韻に浸っていたい。人生は舞台の様に思っていたが本当はすごろくの様に出来ているのだろうか?時にふりだしに戻されることもあるのだからやはり上がりを目指して歩むものかも知れない。定年退職で糸の切れたタコには身に摘まされるが、物語の隠居は孫に導かれて縁を紡いで縁を深める。よく「仕事に逃げる」と云うが人生の先を考えもせずに仕事しか考えてこなかった自分も逃げていたのかも知れない。物語にはこずるい悪党も出てくるが胸のすく裁きがなされる訳でなく逆に堪え忍ぶ姿を見せられる。その場合も隠居の匙加減は流石でその新しい生きざまが光っている。 | ||||
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仕事仕事で、引退したらのんびりと趣味などして暮らそうと思うのは 江戸の商人も現代人でも同じなのではないでしょうか。でも仕事仕事 生きてきた人生は 忘れてしまっていた大事な事がたくさんあることに気づいて、結局のんびりどころか毎日賑やかに バタバタと過ぎて行くという、なんとも幸せな気持ちになるお話でした。 人生で優先すべき大事なことは何か教えてくれる本です。 | ||||
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読み進むにつれ、思わず引き込まれた! | ||||
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隠居したかったのに、、、でもそれが却って人生のお土産を最後に受けとることになるんだよね。 夫婦間、孫との間、他人との間。結局人間くさく生きたほうがいい!!って思わせてくれる作品。読み返したくなる本 | ||||
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疲れない | ||||
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今の時代状況では、主人公のように状況に対応できれば、まだまだ現役で稼げて健康寿命を延ばすことができますよ・・・。勤勉に働いてきた高齢者の心理と子どもの心理と子育てのさまざまな状況がをよくとらえています。まだ完読してませんが途中報告です。 | ||||
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当初思い描いていた悠々自適な隠居生活からどんどんかけ離れていくにもかかわらず、現役の頃よりも商売の楽しさや人との関わりが深く強くなることで、家族からも多少煙たがられていた主人公の人生が、より色鮮やかに充実していく様子がとても魅力あふれる文章でつづられています。時代小説でありながら、心温まるファンタジー要素も感じられ、小学校高学年くらいの読書好きの子にも安心して薦められます。 小説の終わり方に好き好きはあると思いますが、私はとても心満たされて読み終えました。主人公は隠居後、お金では贖えない豊かな暮らしを送ることができたのだと思いました。 | ||||
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お蚕さま様 | ||||
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気難しいおじいちゃんと心優しい孫とのふれあいで、変わっていくご隠居さんの第二の人生が素敵でした。 | ||||
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西條奈加さんが直木賞を受賞される以前から読んでいましたが、ちょっと浮気してほか方の著書を読んでいるときに受賞されました。それ以後また西條さんの本も読んでいますが、いいですね。がっかりさせられることが今のところありません。ご隠居さんと孫のやり取りが素敵だなと思います。 | ||||
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隠居暮らしとは、会社勤めの定年退職後は、余生をのんびりと、悠々自適に過ごしていくこと。 否。 本書では、実はそうではないと、力説している。 人生は上がりのないすごろくのようなものであると。 なので、その次の道も続くのだと。 そして、今までとは違った目線で、ものごとを見てみるべき。 人のため、世のために、スパイラルに率先して行動するのもよいではないか。 老いてもモチベーションは高く持つべきだ。 | ||||
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隠居生活を始めた糸問屋の徳兵衛だが、商売一筋だったため趣味もなく無聊をかこっていた。そこへやって来た孫の千代太が、将来の優しさから野良犬を連れてきたのが始まりで、貧しい子どもたちを隠居所に連れてくる。その子たちの手習いを始めたり、商売の手助けをするようになって、あれよあれよといろいろな子どもや女たちが集まってきて面倒をみることになる。そこは元商人の徳兵衛、彼らたちが自分たちの力を出して生活する手立てを考えていく。そうするうちに徳兵衛自身の人間性も変わってくるのだ。長年冷たかった女房とも…。 人情味あふれる、最高にハートフルな西條奈加の傑作。この人の小説は本当にいい。読むべし。温かな気持ちになること必定。 | ||||
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やっぱり面白い! 西條奈加さんの作品、好きです。 図書館で偶然借りて読んで知った作家さんですが、泣ける話が多く気持ちがいい。 泣き活として、ストレス解消になります。 面白い本は一気読みしてしまいます^ ^ 図書館にあった本は読んでしまったので、あとは作品録を見て順番に取り寄せで全部借りてしまおうと思ってます。 今回は烏金と隠居すごろくを読みましたが、どっちも当たり! あ、無暁の鈴はちょっと好きじゃない作風でした。 最後が悲しい終わり方で。 西條奈加さんの本、オススメです! ファンクラブみたいなのがあったら、お話とか聞いてみたいぐらいです。 | ||||
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坊がかわいい!隠居したおじいさんが、孫のために人肌脱ぐところが、人情混じりで書かれています。 最後は不要では?と、私も感じました。学びもある、ほっこり温かいお話です。 | ||||
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孫に振り回されながら、次第に新たな生きがいを見つけていく年寄り‥楽しく読めた。 作者が息切れしたのか‥ラストがはしょられたのが惜しい! | ||||
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糸問屋の主 嶋屋徳兵衛は父の跡を継ぎ御店を守ってはや三十三年。今日のこの日が来るのをどんなに待ちかねたことか。朝餉の折、家の者や養子に出した次男そして番頭達に奥の間に集まってくれるように伝えてある。思わず口元が緩みそうになるのをこらえながら皆を待っていた。そして、『隠居をする』ことを宣言した。しかし皆はお店の行く先を案じて慌てふためくだけ、一方妻のお登勢には嫁が奥の切り盛りが出来ぬと泣きつき、お登勢も隠居所についていく気はないときっぱりと。こんな筈ではなかったと・・・。古参女中のおわさとその息子の下男の善三と隠居所に移り住んだ。小鳥のさえづりで目を覚まし、カエルや虫の声を枕の友とする。何とも風流な。しかし、徳兵衛はこれまで仕事一筋風雅・風流とは無縁の暮らし。で、暇を持て余しおわさに足腰が立たなくなると心配される有様。そんな折、孫の八歳になる千代太が訪ねてくる。さてそこから徳兵衛の隠居生活は激変していく。まずは野良犬や捨て猫を可哀想だと拾ってくることを「「犬猫に情けをかけるやさしさを人のために使ってみてはどうか」と諭したことが、あれよあれよという間に隠居所が人で溢れ、増築を考えるまでに。商い以外を一切り捨てて生きてきた徳兵衛が第2の人生を商いを趣味として人のために動いていく様が笑みのこぼれる羨ましい限りの隠居生活に。 | ||||
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西條奈加の作品は色々読んでいますが、これはおすすめです。 | ||||
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