苦役列車
評判
苦役列車の評価:
3.84/5点 レビュー 276件。 C ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全554件 441〜460 23/28ページ
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苦役列車の評価:
3.84/5点 レビュー 276件。 C ランク
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徹底したダメ男ぶりが・・・・とさんざんな紹介のされかたでしたけど
どこが ダメ男なんだろう???と首をかしげましたね
良い奴じゃないですか カンタ
ていうか ごく普通の善良な少年だと思いますよ
正直でほほえましいですね
誰だってあれくらいの妬みそねみはありますよ
彼女ほしいし 毒づいたり見栄をはったり 若者なら余計にそうですよね
カンタはそれを全部ば〜って出しちゃうし 正直っすよね
健全です
正直すぎて 毒が薄いくらいです
話の中で出てくる 専門学校生のほうが狡猾で小ずるくて小市民的で
要領だけよくって でもその一方でカンタのような 少年を見下しており
本当に典型的でありきたりな詰まらない常識人だと思います
私は断然 カンタの方が好きですね
性的な妄想も出てきて
その過激さに 性犯罪者の父親とのつながりを感じてゾッとするなんていう場面もありますが
あれくらい誰でも妄想してるでしょう?私的には物足りないくらいです^^:
19歳ならもっとグロい事考えていてもおかしくはないと思いましたね
ただ ラストが少し気に入りませんでした
友達を失って またひとりぼっちになったけど
私小説家のコピーをポケットに無造作に突っ込んでいるという一文
これはいらないでしょ
最底辺みたいだけど じつはインテリなんだ〜おれ 小説家めざしてるんだ〜〜
そんなニュアンスがあって ちょっと興ざめでしたね
最後までひとりぼっちでいいと思いました
徹底的に一人ぼっちになってほしかったですね
あんな平凡な小市民とは混じりようのない「ダメ男」→無垢な少年であってほしいわけですね
余計な一言だったように思います
しかし文章は上手いですね
この文章でなかったら もっと下品で通俗的でありきたりの話になりそうですよね
文章でもってるところは大きいと思います
ところどころ出てくる 日常生活では耳にすることのない熟語の使用については
どうなんだろう?と思いますが もっと普通の熟語でもいいような気がしましたが
どこまでもずらずら続いていく文章が、ダラダラしたカンタの生活を象徴しているうようで小説の内容とよくあっていたと思いました
しかし
「最底辺」
世の中の最底辺に暮らす人
その人をどうとらえるか
これは
漫画「リアル」なんかでもとりくんでいるテーマだと思うんですが
経済的な最底辺=人格的な最底辺ではないですよね
逆に言うと
世の中で「富裕層」と言われる人たちが 人間的にも「富裕」な人なのかどうか
という事でもあると思うんですよね
先生とよばれるほどの馬鹿でなし って言葉もありますが
富裕層とよばれるほど貧しくはない
最底辺とよばれるほどの余裕なし
みたいなね
「富裕」と呼ばれるくらいなわけだから 相当危ないことや人を痛めつけるような事しないかぎり金は稼げないというのも ある意味真実なわけでね
カンタをどう見るのかは
そういう意味でもあると思いましたね
ぜひ読んでほしい作品です