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八本目の槍
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八本目の槍の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 21~40 2/4ページ
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| 八本目の槍を、他の七本の目を通じて見せて魅せる。上手すぎます。 | ||||
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| 七本槍其々に焦点を当てながら、それに絡む佐吉(三成)の生き様を見事に描いた。 小姓時代を共に生きた8人の、成長に伴う武士の悲哀が其々の関係を通して心に響いた。 三成のイメージが変わっただけでなく、彼が語る現代にも通じる夢を知り、戦国時代に生きた多くの武将たちの夢に想いを馳せた。 イクサガミから始まった小生の今村ワールドツアーはまだまだ続きそうです。 | ||||
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| 直木賞受賞作の『塞翁の楯』と最新作の『幸村を討て』で完全にノックアウトされ、過去作も読まなきゃと手にしたのが本作だが、あまりに凄すぎて眩暈がした。こんな大器がいるのを今まで知らなかったなんてトホホである。 多くの人の歴史観となっているのは所謂“司馬史観”であると思う。しかしその全てが正しいわけではなく、史実ではなく想像するしかない部分は新しい大胆な解釈をしても面白いと思う。でないと信長~秀吉~家康周辺はもう語りつくされた感がある。本作は新しい解釈があちこちにちりばめられており斬新である。 七本槍が一人づつ語っていくが三成は語らない。そのことがより三成の人物像を的確に浮かび上がらせる。とにかく根底にあるのは小姓時代から苦楽を共にし多少の諍いがあったにしても揺らぎない友情である。 ネタバレしない程度に読みどころをいくつかあげておく。 ・虎之助(加藤清正)と市松(福島正則)は三成とはとにかく仲が悪いという印象だったが、‘あの時のあの出来事は二人を取り込んで三成が企んだことなのだ’(意味不明だが読めばわかる) ・甚内(脇坂安治)の惚れた女の正体は何者でその後その人物は誰になるのか?びっくり仰天でえる。 ・三成が考えた算術で戦の勝敗を割り出す方程式ってぶっ飛び! ・三成が家康にかけた10年にわたる呪詛とは? ・大名に唯一なれなかった権平(平野長泰)が最後に意地をみせる家康との対峙が超痛快。 ・孫六(加藤嘉明)についてはネタバレになるので何も書けん。 ・最後に市松が言う「八本目の槍でござる」は涙腺ブチ切れる。(おっと書きすぎたか?) 作者は1984年生まれのまだ38歳だという。(この若さでこの充実した作品群はなんだ。次は『じんかん』読むか)今後どんな凄い作品を発表するのか期待してやまない。 | ||||
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| 豊臣の話で、賤ヶ岳の7本槍をもじってタイトルに”八本目”を書かれると、もうあの人しか示していない。 彼と七人の各人の関わりの場面を、微妙に時間軸をずらして、7節にわけて書き進めている。七人の個別の事情の物語を中心にして書き分けながら、1節が読み切りになっており、さらに本流は彼の物語をあからさま登場ではなく裏紙に書いたように組み入れながら全体に貫いているという形。七人の個別の物語はかなりの創作となるが、作品全体の形も、歴史事実にも齟齬をあたえておらず、むしろ事実だったのではないかと思わせるくらいでおもしろい。 彼の考えが本当にこれだけのことを持っていたのであったなら、先を見通していたのなら(すこし行き過ぎの部分も感じるけど、このくらいの大きさがあってよい)、そして万が一にも関ヶ原で勝利していたならどんな世の中であったか。 今の政治家らにはこのような長軸の視点など無いな。 本著者に限らず、最近でてくる作品の傾向は、これまでの歴史の大物や歴史上の勝者について、一般的なそのままの話を軸とする作品から、敗者、消えていったもの、マイナーな人たちがいかにそのときを考え過ごしたかという(創作部分もおおくなるが)そんな作品が増えているように思う。各作品に込められたテーマも、変わってきたなあと思う。これは今の日本の、世界の情勢がそうさせているのだろうか。 | ||||
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| 何度も読みたくなる本です。石田三成好きな方は絶対読んで欲しいです。逆にあまり賤ケ岳~関ケ原に興味ない方は登場人物が細かくて難しいかも。 | ||||
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| 作品によって佐吉と市松の関係性の解釈は大きく異なるが、大野治長の悪評は変わる事がありませんね | ||||
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| 石田三成と賤ヶ岳七本槍に出世した小姓仲間の過去と現在とその後の様々な栄枯盛衰の人生模様を虚実織り交ぜて七人の視点から描いた涙なしに読めない歴史小説。小説「のぼうの城」では三成の軍略と人望の無さをむしろすがすがしく描いているが、本書は三成の先見の明が徳川家康に劣っておらず、豊臣家を支え続けていた事を七人の竹馬の友に証明させていくのが読み進めていくにつれ哀しくも痛快でした。なぜ三成は家康の命脈が尽きるのを待たずに関ヶ原の戦いを急いだのか?その謎が明かされた時の感動をぜひ小説を読んで味わって欲しいです。 | ||||
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| あまりにも見事なストーリーに唸りました。 私は群像劇が好きなのですが、キャラクター造形が秀逸です。また、伏線回収、人口に膾炙し、現在史実として語られることの多い謂わば定着したエピソードの効果的な挿入。それでいて全く新しい物語になっています。こんな読書体験は久しぶりでした。 佐吉の価値観がやや現代的過ぎる嫌いはあるものの、薄っぺらな印象を与えないところも凄い。 | ||||
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| 賤ヶ岳七本槍が主役であり彼らの視線で物語が描かれるが、 それぞれのエピソードを通じで石田三成が切れ者で堅物だが とても魅力的に描かれている。 当人視点で描かれないため、凄い奴だっていう描き方が必然的に全部他社目線となり、 「俺は頭がいい」と言った描き方にならないから鼻につくところが全くないのが良い。 それぞれのエピソードがチョットずつリンクして、なんでコイツはそんな事をしてたのか? ってのを他の七本槍目線で事前に見ているから読んでいて気持ちがいい。 豊臣側を描くのである意味バットエンドなのかもしれないけど読んだ後に不思議と 爽やかな感覚が残るのも個人的に最高だった。オススメです。 | ||||
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| 石田三成の印象は総じて良くない。それは敗者だからなのかどうかは分からないが、こんな三成だったら痛快だなってというかもしかしたら本当にこんな人物だったと思わせる一作。題名もまたとても良い。今年最初の一冊でしたが、早くも今年NO1本の候補です。。。 | ||||
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| 三成への愛を感じました。 そして、七本槍の仲間達への愛… 戦国の無情の中、 いつの世にもある無能な上司もいる中、 各自の能力に限界や欠点がある中、 それでも素晴らしい人間関係があり得る。 三成や仲間達が こんな人達ならいいなと思わされました。 ありがたい作品でした。 | ||||
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| 聡明で凛然としつつも情に厚い佐吉のキャラクター性に非常に好感が持てるのと、個性的で人間臭い七本槍の面々もとても魅力的で面白かった | ||||
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| 石田三成の人間像を此処まで劇的にした作者に感嘆の声をあげました。楽しかった!! | ||||
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| 読み進むうちに、あとの7人の心情も少しずつわかってくる。 | ||||
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| 面白かったです。今村 翔吾さんの"じんかん"を呼んでこちらも購入。 少しずつストーリがー重複する連作で、ひとりひとりの人間くささ、矜持が感じれました。 | ||||
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| 賤ケ岳七本槍という言葉を知っている程度の私です。加藤虎之介が一本槍であるのはわかるとして、福島市松が七本槍、しかも「槍を捜す市松」という章題が不思議でした。槍一本で身を立てた市松が自分の槍を見失う訳がない。最終盤の市松の淀殿への一言で解決しました。「八本目の槍でござる」・・ちょっと背筋に冷たい物を感じました。 | ||||
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| 今村氏の描く8人が、個人的に持っていたそれぞれのイメージと異なった分、さらに楽しめた。 | ||||
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| 石田三成を非常に魅力的な人物として書かれている。 途中、自分の生き方とも重なって涙がにじむ場面もしばしば。 日本の戦国ファンなら一読の価値あり。 | ||||
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| 皆が必死に生きていた時代を感じます。この時代に生きていたわけでは無いのに、人々の交わり方を懐かしく感じます。 | ||||
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| 石田三成を取り巻く7人を、一人称の視点からでなく、8人全員の視点から相互の関連性と個性を表現し、表面的な敵味方の悲哀を超越してこの時代を活き活きと蘇らせてくれている。 これぞ絆か!これぞ確信か! 全ての登場人物への愛情が感じられる、画期的歴史エンターテインメント! | ||||
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