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八本目の槍
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八本目の槍の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 21~40 2/3ページ
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三成への愛を感じました。 そして、七本槍の仲間達への愛… 戦国の無情の中、 いつの世にもある無能な上司もいる中、 各自の能力に限界や欠点がある中、 それでも素晴らしい人間関係があり得る。 三成や仲間達が こんな人達ならいいなと思わされました。 ありがたい作品でした。 | ||||
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聡明で凛然としつつも情に厚い佐吉のキャラクター性に非常に好感が持てるのと、個性的で人間臭い七本槍の面々もとても魅力的で面白かった | ||||
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石田三成の人間像を此処まで劇的にした作者に感嘆の声をあげました。楽しかった!! | ||||
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読み進むうちに、あとの7人の心情も少しずつわかってくる。 | ||||
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面白かったです。今村 翔吾さんの"じんかん"を呼んでこちらも購入。 少しずつストーリがー重複する連作で、ひとりひとりの人間くささ、矜持が感じれました。 | ||||
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賤ケ岳七本槍という言葉を知っている程度の私です。加藤虎之介が一本槍であるのはわかるとして、福島市松が七本槍、しかも「槍を捜す市松」という章題が不思議でした。槍一本で身を立てた市松が自分の槍を見失う訳がない。最終盤の市松の淀殿への一言で解決しました。「八本目の槍でござる」・・ちょっと背筋に冷たい物を感じました。 | ||||
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今村氏の描く8人が、個人的に持っていたそれぞれのイメージと異なった分、さらに楽しめた。 | ||||
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石田三成を非常に魅力的な人物として書かれている。 途中、自分の生き方とも重なって涙がにじむ場面もしばしば。 日本の戦国ファンなら一読の価値あり。 | ||||
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皆が必死に生きていた時代を感じます。この時代に生きていたわけでは無いのに、人々の交わり方を懐かしく感じます。 | ||||
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石田三成を取り巻く7人を、一人称の視点からでなく、8人全員の視点から相互の関連性と個性を表現し、表面的な敵味方の悲哀を超越してこの時代を活き活きと蘇らせてくれている。 これぞ絆か!これぞ確信か! 全ての登場人物への愛情が感じられる、画期的歴史エンターテインメント! | ||||
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アマプラやネトフリを観るのに忙しく、またそれらに匹敵する面白い小説がなかったため、なかなか読書できてませんでしたが、この小説は小説でしか表現できない内容で非常に面白かったです。 描き尽くされた石田三成をここまで面白い小説に仕上げるとは驚きです。 新説が沢山描かれていて非常に勉強になりました。 | ||||
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七本槍それぞれが八本目の槍である佐吉こと三成との関係を主軸に話が展開されている統一性と、純朴な青年たちが世の波に揉まれて、若かりし日のそれぞれの思いが想いのままとならない仲に転じてしまうという、ある意味今の時代にも当てはめられる現実性に感情を引き込まれ、目頭を熱くしながらアッという間に読破してしまいました。ホントに面白かったです。NHKあたりで是非ドラマ化してもらいたいです。 | ||||
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またしても今村翔吾にやられた。読み終わった後のガツンと残る衝動、心の震え、これは彼の持つ哲学、美学からくるものなのだろうか?読了後、常に己の生き方、美学、残せるものは何か?何か考えさせられ、揺さぶられ、でも明日への活力が湧き起こるこの感覚。 石田三成という人物を三百六十度から俯瞰してみると、彼の描いていた日本という国の未来像が見えてくる。それを行うには、賤ヶ岳七本槍の武将たちの眼と生き様を通して行うというアイディアと歴史史実の研究とストーリーテリングの融合が、とにかく素晴らしい。 三成こと佐吉との、秀吉若かりし頃の小姓時代の過去から、大阪城落城までを七人の武将とのやり取りや絆を通して、この日本史稀に見るキレモノの生き様と哲学と本当の意味での壮大な希望の持てる国作りが、読み進めるうちに一つ一つ明らかになっていく。唐入りの戦いの裏にある米と金の戦い。太閤亡き後の対家康への戦略と万が一敗れた後の対応まで。。そしてその後の国の在り方、武士や民の幸せ、佐吉の描いていた未来は果てしなく、その時代を生きていた人々には、理解されにくいほど、スケールが大きかった。その数々の謎が徐々に明らかになっていくミステリー小説のような高揚感と、骨太の歴史小説の重厚感と、知恵と経済を使って相手と対峙していくヒューマン経済ドラマのようなヒリヒリ感が同時に詰まったこの一冊はすごいとしか言いようがない。それこそが、佐吉の才能の大きさを物語っているのかもしれない。今回も、今村翔吾さん、どうもありがとう。あーおもしろかった! 佐吉の才能や賤ヶ岳七本槍との関係などをより知りたい場合は、NHKの歴史探偵の「関ヶ原」でも取り上げられているし、講談社文庫の決戦シリーズ「賤ヶ岳」でも七本槍の人物像が描かれていて、本作にさらに厚みを加える。併せてご覧になると、より楽しめる。 | ||||
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歴史上の人物を他とは違う目線で捉えた秀作。 | ||||
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加藤清正、福島正則が印象深い「賤ヶ岳七本槍」武門一辺倒に伝えられた彼ら一人一人を作者の筆は実に人間味のある男前に描き出している。各々の物語はその幾人かが奇しくも関ヶ原で対立することになる石田三成と云う人物の輪郭を浮かび上がらせる。そして物語は豊臣の末期に至る過程を八本の槍が交差する形で描き出されていく、作者は三成をもう一本の槍として、時代を超えた非凡な天才として描き出す。だがしかしそれ程の天才と云えど時代の流れは思い通りにはならない。 | ||||
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面白いとは思いました。 石田三成が超人的に優秀なので、こんなに凄いなら関ヶ原で勝てるでしょう、と思いました。 | ||||
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石田三成戦国時代、信長と同等なぐらい物語になりそうな素材の人物をより魅力的に描く | ||||
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新潮社 今村翔吾 著『八本目の槍』のレビュー。 一本槍:虎之介(加藤清正)1562年生~1611年没 二本槍:助右衛門(糟谷武則)1562年生~没年不明(本作では関ヶ原で戦死) 三本槍:甚内(脇坂安治)1554年生~1626年没 四本槍:助作(片桐且元)1556年生~1615年没 五本槍:孫六(加藤嘉明)1563年生~1631年没 六本槍:権平(平野長泰)1559年生~1628年没 七本槍:市松(福島正則)1561年生~1624年没 [八本槍]佐吉(石田三成)1560年生~1600年没 彼らが「賤ケ岳の七本槍」の名声を得た1583年時、最も若い孫六が20歳、最年長の甚内で29歳だった。 新興大名であり、織田家において明智光秀と並ぶ勢いのある羽柴秀吉の元に集った彼らは、それぞれが夢を持ち、また悩みを抱えつつ成長してゆく。 その様は、戦国青春群像劇としても読める。 佐吉が、まるで近代(明治後半ぐらいかな)の中等教育を受けて戦国時代にタイムスリップしてきた超先進的かつ深謀遠慮の権化のように描かれているが、新しい石田三成像を提示したという点で、決して不快ではない。 何しろ彼は、戦国時代に「大一大万大吉」という現代にも通じる旗を高々と掲げた男なのだから・・・ 関ヶ原の戦い前夜における「三成vs福島正則・加藤清正」といった関係も、積年の恨みという単純な構図にはなっていない。 結果的には関ヶ原の戦い後に佐吉は斬首され、彼が支えようとした豊臣家は大坂の役で滅びるわけだが、そこに至る経緯や思惑は、これまで我々が知っているそれとは大きく異なる。 “歴史は勝者によってつくられる”と言うが、本書では、敗者たる佐吉および彼と青春を共にした7人、さらには淀殿の乳母を務めた大蔵卿局なども加わり、“歴史”には描かれない戦国時代の終焉までが想像力豊かに展開されている。 司馬遼太郎の名作『関ヶ原』のラスト、縄をかけられ大津城城門に座らされた三成の前に、福島正則、黒田長政、細川忠興、小早川秀秋がやってくる場面がある。 『八本目の槍』にも同様の場面がある。 読み比べると、本作品の斬新さが、より浮かび上がってくることだろう。 ところで、先に本書を「青春群像劇」と書いた。 これは、ドラマや映画と親和性がある。 戦国時代を描く映像作品においては、三英傑(信長・秀吉・家康)、信玄・謙信・毛利・伊達・真田一族など、主役級が出尽くした感があるように思う。 そうすると今後は、これまであまり描かれなかった人物にスポットが当たるだろうが、本書のような秀吉の小姓たち(大谷吉継らも含む)の青春群像劇は、けっこう面白くなる予感がする。 主役は三成でも清正でも、最も長命した孫六でも良い。ただし、他の主な小姓も個性豊かな主役級として描かれる。 人気若手俳優を揃え、新しい“センゴクもの”として幅広い視聴者を引き付ける、かも♪ 2022年の大河ドラマは『鎌倉殿の13人』(主演:小栗旬)、2023年は『どうする家康』(主演:松本潤)。 という流れからすると、2025年ぐらいの大河ドラマでどうでしょう?(^^) | ||||
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タイトルに惹かれて何気なく購入していましたが、素晴らしい作品です。亡くなった父に読ませてあげたいと、強く願った今日は、父の日でした。 | ||||
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三成中心に書かれていて、楽しく読めた | ||||
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